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アラサー非ジャニオタがV6の解散コンサートを見てV6の進化を知る

アマプラで見られるV6のラストコンサート

盛んにCMが流れているのでご存知の方も多いかもしれない。
今ならV6の最後のコンサートツアー「groove」がアマゾンプライムビデオで見られる。
私はAmazonをよく利用するので、お急ぎ便や日付指定を気軽に利用できるアマゾンプライム会員になっている。
月500円を払ってアマプラの会員になると、自動的にプライムビデオの会員にもなる。
期せずしてプライムビデオの会員にもなっていた私は、これまでにも何本か映画を見たりしていたがそこまでガンガン使っていたわけではなかった。

V6ど真ん中世代

何を隠そう、今34歳の私はV6ど真ん中世代である。
V6初のベストアルバム「Very best」は私が人生で2枚目に買ったCDアルバムだし(ちなみに1枚目はSPEED)、
シングルが出ればレンタルショップで借りてはMDにダビングして聞いていた。
何かの付録で手に入れたポスターの中の岡田くんは本当にかっこよくて、地球上で一番キレイな顔だと思っていた。
学校へ行こうは毎週欠かさず見ていたし、OK
伊東のモノマネで部活の先輩と仲良くなった日は、今思えばお笑いの楽しさに目覚めた日だったかもしれない。
V6は私の青春のそれなりに大きな部分を締める存在だった。

V6から離れていた15年

そんな私もいつの間にかV6から疎遠になっていた。
きっかけは覚えていないが、部活で帰りが遅くなり学校へ行こうを見なくなったからかもしれない。
そうなってしまえば離れるのはあっという間で、
あんなに好きだった番組が終了し数年に一度特番が放送されることがあっても、わざわざ見ることはなかった。
岡田くんがドラマで活躍しているのはもちろん知っていたし、
イノッチの情報番組での大活躍ももちろん目にしていたけど、
V6としての活躍を積極的に追いかけることはしていなかったし、
故に他のメンバーのその後もあまり知らなかった。
そんな私は2021年12月末、V6が解散してから2ヶ月が経とうとしている時、初めてV6のライブを鑑賞した。
そう、アマプラで。

V6がものすごくいい感じに歳を取っていた

岡田くんのかっこよさは本当にどれだけ見ても飽きない。それは見る前からわかっていた。
でも私はV6というグループ全体に圧倒された。
どうしてこの15年間、私は一度もV6のステージを見ようと思わなかったのだろう。
なぜ今になって気づいたんだろう、V6がものすごくいい感じに歳を重ねていたことに。

それはミヤケンの圧倒的可愛さであり、森田剛の表現力であり、岡田くんの芯の強さであり、
イノッチの寄り添うような言葉選びであり、長野くんの変わらない純粋さであり、
リーダー坂本くんの我が子を見守るような笑顔であった。

昔の曲はあの頃を思い出してワクワクするけど、それだけじゃない。
全員が40歳を過ぎ大人になった4人が歌う歌詞には、あの頃とはまた違う説得力があった。

知らない曲もたくさんあったけど、私が離れていた間に生まれた曲は今っぽくて、私の知らないV6の魅力が溢れていた。

そして、ファン一人ひとりに手を振りながら送る眼差しの優しさに、6人が駆け抜けてきた26年間の思いが詰まっているように見えた。

よく考えると、40〜50代のおじさんたちが総花柄のジャケットとパンツを着て人力トロッコからファンに手を振るって
かなり無理がある状況なはずなのに、それを感じさせないのが彼らの圧倒的なアイドル力なんだろう。

当然ポチった

ライブを見終わる前に彼らの最後のベストアルバム「Very6 BEST」をポチっていた。
これでしばらく私のV6愛が再燃しそうだ。
でも、そこにもうV6はいない。
私は過去のV6を振り返ることしかできない。
それでも彼らが26年かけて残してくれたものを少しずつ楽しんでいこうと思う。
私はV6ファンとしては古参の初心者なので。
過去のV6を振り返りながら、これからそれぞれの道を歩む彼らの活躍も楽しみたい。

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