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中小企業は利益を上げ続けるのではなく時には●●する


利益を上げ続けるのは
中小企業にとって良いとは決して言えない。


私はお客様にこのように言っている。



『中小企業は利益を
上げ続けるのではなく、
利益を調整していく経営をして、
次の人にバトンタッチするべきだ』



上場企業は株主のために
利益を上げ続けなければならないが、
中小企業はそうではない。


でも世の中の一流の上場企業の経営者が、
講演会や書籍などで


「利益を上げることが
経営者として当然だ!」


みたいな事を言うから、
中小企業の経営者もそれを真に受けて
利益を上げ続けることを目標にしてしまう。

でもね、上場企業の経営者と
中小企業の経営者は使命が違う
ということを知っておいて欲しい。


弊社で扱った事例から説明しよう。


この会社は人気店だけあって、
コロナで時短営業をしても
テイクアウトの売れ行きがすごくて、
売上は全く落ちてない。

強い会社は外的要因に左右されないね。


さらにこの会社は
固定費の2年分のキャッシュを
持っているので、仮に2年間
売上ゼロでも大丈夫。


売上は順調だし、
キャッシュは豊富にあるし、
問題なさそうな会社だけど、
ある大きな課題あった。


順調すぎて、
自社株式の価格が高騰している!


今の社長は3代目で昨年社長に
就任したんだけど、まだ株は先代が
持ったままになっている。


株を先代から移動させようとしたけど、
なかなか前の税理士が対策を
考えてくれなくて、結局私が顧問に就任
することになったのである。


そして今日はその対策を考えていた。


まぁ1時間ぐらいで方向性は決まって、
株の価格を下げる戦略をとることにした。


具体的な手法はここでは書けないけど、
どの中小企業も同じ問題を
抱える可能性はある。


それはなぜかというと、
長年にわたって利益を積み上げていくと、
その分、自社株式の価格は上昇していく。


株価が高くなれば、後継者に株を
譲る時に多額の税金が
課税されることになる。


その税金は株をもらった人が個人で
支払わなければならないので、
そんなのは無理な話なのである。


上場企業の経営者と
中小企業の経営者は使命が違う
ということを知っておいて欲しい。


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まとめ
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中小企業は利益を上げ続けるのではなく、
時には赤字にして株価を調整する
必要がある。


そうしなければ、次の後継者へ
事業を引き継ぐことができない。


顧問税理士が頼りないという方は
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法律・制度を駆使した資金調達の専門家
SMGグループ CEO 菅原由一


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