見出し画像

銀号からの借入は完済するな!


「支店が変われば別の銀行」
これはよく言われる事である。


これは都市伝説でも何でもなく本当の事だ。

同じ銀行なのになぜ支店で
こうも変わるのか?


あなたは不思議に思われるかもしれない。

銀行の各支店には、
支店長の裁量で融資を決めることができる融資枠があるが、
その額は支店長によってピンキリである。

その支店長の枠を超えると本店が決算書をもとに
スコアリングをして「格付け」をおこない


・融資するかしないか
・融資枠はいくら


という事が決定される。

しかし、実際にはすべてがそうではない。

だから、いくらいつも使っている
銀行に恩義を感じていても
気をつけた方がいい。

これは実例だけど

1年半分の固定費に相当する
キャッシュを持っているお客様との話だ。


4つの銀行から借入をしている。

「資金繰りは余裕があるから
金利が一番高い銀行からの借入を
返済したい」


との相談を受けた。

金利が高いと言っても
たった0.8%だけどね。


そして私はこのようにアドバイスをした。


『借入先を減らしてはいけないです。


少額でもいいので借り続けて下さい。


いったん借り入れがなくなると、
その銀行からまたいつか借りようと
思っても簡単には借りられなくなります。

銀行は支店長で融資のスタンスが
決まるので、今は融資に協力的な銀行でも
支店長が変われば急に非協力的に
なったりします。

そんな時のために、
いつでも担当者に借入を申し込める
状況の銀行をいくつも持っておくべきです。

だから金利が高いからと言っても
全額返済することはやめましょう。』

会社経営っていつ何があるかわかんない。


ずっと順調に成長してきた会社でも
10年20年30年の間には何かが起こる。


今回のコロナだってその一つ。

その時のために、
いつでも借りられる銀行は
いくつも持っておいた方がいい。

いつでも借りられる銀行とは
借入を継続中の銀行である。

全額返してしまったら、
銀行にとってあなたはお客様じゃなくなる。

だから銀行にとってお客様でい続けよう。

金利なんてもしもの時の保険だと思えば
微々たる金額である。

中小企業は最低でも
3つの銀行と付き合おう。

規模が大きくなってきたら
4つ5つと増やしていくのである。


銀行はあなたの会社の資金繰りの
パートナーであることを忘れないでおこう。


顧問税理士が頼りないという方は
ぜひSMGまで連絡ください。


↓↓お問い合わせフォーム↓↓
http://smg-pdca.jp/contact.php


法律・制度を駆使した資金調達の専門家
SMGグループ CEO 菅原由一


■■ 公式メルマガ配信中 ■■
すべての経営者のためのSMGグループCEO 菅原由一 公式メルマガの登録はこちらから

https://nagatsuna.com/p/r/1Jp7VHZ5

ビジネス最前線の情報やマインドを週に2回お届けします!


■■【必読】ブログ毎日更新中■■
税理士ブログ№1!菅原由一「菅原の経営のヒント!!」
・資金繰りのノウハウ
・勝ち続ける経営者マインド
・共に成長する社員教育
・菅原のマル秘情報
・利益を上げる経営のヒント
など、経営者必見のブログをご覧ください!
http://ameblo.jp/sannet/

■■Twitterでも経営が学べる!■■
@sugawara11
https://twitter.com/sugawara11

















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?