#35 目の色が変わった日

今日は全休だったが、日本の大学のゼミにオンライン参加するため8時に起きた。

日本の大学のゼミは今日が初回で、日本時間の17時から、デンマーク時間の10時から授業が始まるので、初回だけみんなと顔合わせを兼ねて参加した。

久しぶりにゼミのみんなと話しただけでなく、久しぶりに日本の大学の校舎を見れて(日本の大学はゼミだけ対面授業を実施している)、とても懐かしくなった。

ほんの2ヶ月前は私も、画面の向こう側にいたんだと思うとすごく不思議な気持ちになった。

チーズ味がチーズ味じゃない

1時間半ほどのゼミを終えて、みんなとお別れをして、お昼ご飯の時間になったので、この前アジアンマーケットに行ったときに買った韓国のインスタントラーメン・ブルダックポックンミョンを食べることにした。

ブルダックポックンミョンはオリジナルはとても辛いが、私は辛いものが大の苦手なのでチーズ味を買った。

ラーメンの麺を茹でて、次にソースを麺に入れようとしたら、真っ赤なソースが出てきて「え…」と固まった。でも、チーズ味だから見た目が赤いだけだよねと思い、そのまま作り終えた。

そして、一口食べると、、、思いっきりむせた。

めちゃくちゃ辛かった。

チーズ味と書いていたのになんで?!と思ったけど怒れないくらい辛くて、唇の感覚がなくなるくらいだった。

でも、麺自体はとてももちもちで美味しかったので今度はソースをどうにかアレンジして、食べようと思う。

ラーメンを食べただけなのにとても疲れてしまった。

刺激的な午後

お昼ご飯を終えて、今度はバイト先の人と電話をした。

今日は、バイト先の店長さんが他の店舗に移動する前の最後の日だったので、みんなお店に集まってお別れ会みたいなのをするらしかった。

アルバイトの一人の男の子が、当日電話してもいいですか?と言ってきてくれたので私も電話という形でお別れ会に参加することになったのである。

そのバイト先では半年しか働かなかったが、店長さんには本当にお世話になったし、色んな話をしたし、本当に、本当に出会えて良かったと思っていて、こっちにきてから個人的に電話したりもしてるけれど、節目の時に直接お疲れ様でしたと言えてよかったと思った。


そんなあったかい電話を終えて、課題という現実に向き合っていると、大学の友達からラインがきた。

彼女は私がカナダに留学していた時に一番仲が良かった友達で、留学後もとても仲良くしてもらっていたのだが、コロナと留学が重なり、しばらく会えていなかったので突然のラインにびっくりしながら、トークを開いた。

すると、「東大の大学院合格した!」と書かれてあった。

もうびっくりしすぎて声が出たし、本当に心から嬉しかった。

なぜなら、カナダに留学していた時、放課後や旅行中に何時間も自分たちの夢を語り合っていたからだ。
カナダのピザ屋さんで彼女は大学院に絶対行きたい、私は長期の留学に絶対行きたいと4時間くらい熱く語っていた光景とかが一気にフラッシュバックしてきて、彼女の努力が報われて本当に良かったと泣きそうになった。

それと同時に、彼女が死ぬ気で努力して夢を叶えたことを聞いて、
「私も頑張ろう。」と心から思ったし、本気になろうと目の色が変わった気がした。

努力ってすごいと思ったし、「夢は叶うんだ」と単純だけど思わされた。

彼女は、ついさっき合格を知ったばかりで本当なら気が緩むのに、「ここからが頑張り時だから気合い入れ直す!」と言ってて、「流石だなあ笑」と思いながら、「自分もいつまでも甘えてられない。何のためにここにきたのかもう一回考えよう」と自分の「火」がようやく点いた気がした。

そこから、こっちにきて初めて課題にちゃんと取り組んで、そしたらちゃんと学びになるし、ちゃんと面白いし、もっと早くからちゃんとしとけば良かったとも思ったけれど、そう思った時に始めるのが一番早いから、今日からちゃんと勉強しようと思った。

友達が夢を叶えていくのは本当にワクワクすると同時に、元気や勇気をもらえるし、「自分も頑張ろう」と「火」が強くなる感じがする。

自分は何のためにここにきたのか、ここでの経験を将来どう活かしたいのか、将来自分はどうなってたいのか。

原点に立ち返って、自分の優先順位や時間の使い方を改めて、留学を120%ものにしようと「火」が確実に灯ったそんな日だった。

持つべきものは友。
夢は叶う。

そんな聞き慣れたフレーズを実感する日だった。

🌈

今日のシェアハピ5

①日本の大学のゼミに参加した
②元バイト先のみんなと久しぶりに話せた
③友達が大学院に合格した
④本気で頑張ろうと目の色が変わった
⑤初めてちゃんと課題をした


今日も良い一日でした。

明日も良い一日となりますように。

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