#37 アマンダと過ごす素敵な土曜日な日

(昨日の分です)

今日は、アマンダと朝からファーマーズマーケットに行くため8時ごろに起きた。

準備していると、昨日すごく私を信頼してくれてるんだなと分かる相談をしてくれた日本人の友達から電話できる?とメッセージが来たので、きっと昨日の相談の続きだろうと思い、アマンダに30分出発遅らせたいと言って、その友達と電話した。

その友達から昨日の相談の続きと人間関係の相談を電話で聞いて、だいぶ気持ちが軽くなったと言ってくれてとても嬉しかった。

ファーマーズマーケット&ニヤつくお昼ご飯

電話を切った後、アマンダと毎週水曜日と土曜日の朝にアンデルセンの家の近くでやっているファーマーズマーケットに向かった。

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あまり値段はスーパーと変わらないが、スーパーとの1番大きな違いは「1個から買える」ことだ。

スーパーだと、玉ねぎやニンジンを買おうと思っても10個売りからとか1キロからしか買えなくて、一人で食べるには多すぎて半分ほど腐らせてしまうことになる。
すごくお金も勿体無いし、環境にも良くないので、マーケットで買った方がとても合理的だと感じた。

しかし、マーケットではほんとどのお店でカードが使えないので、キャッシュを持っていない私はただお店を見て回った。

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ぶらぶら見て回っていると、チーズ専門のお店があり、そこはカードが使えたので、カマンベールチーズとホワイトチーズとクラッカーを買った。

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初めて本格的な外国のチーズを買ったのが初めてだったので、食べるのが楽しみだとウキウキしながらアマンダと寮に戻った。

その後、チーズの味が気になりすぎて、すぐに食べようと思い、ホワイトチーズとクラッカー、そしてお昼からだけど…と少しの罪悪感を感じながらワインを冷蔵庫から出して、「いい感じに」並べてすごく優雅なお昼を過ごした。

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ホワイトチーズが本当に本当に美味しくて、初めて食べたけれどすごくハマってしまった。最初はチーズの味に感動していたけれど、少し時間が経つとクラッカーも美味しすぎることに気がついた。

クラッカーも日本では見たことのないブランドで、すごくサクサクで、ホワイトチーズと相性抜群だった。(マーケットのおじさんにオススメしてもらっただけある)

ワインともすごく相性が良くて、なんだか「ヨーロッパ人みたいな」休日の過ごし方だなあと、日本にいる自分では考えられないような過ごし方に少し恥ずかしくなりながら、でも我ながら素敵な時間の過ごし方だなあとにやつきながらチーズとワインを楽しんだ。

キッシュ作りに初挑戦!

少しまったりしながら、10月下旬にある1週間の秋休み期間に行く旅行の計画を練りながら、自分が行く予定の場所の写真を見て心が躍りまくりながら、土曜日の午後を過ごした。

そして、6時になって、同じ寮に住んでいる日本人の友達が私の部屋にきた。

なぜならアマンダと3人でキッシュを作るためだ。

だいぶ前にみんなでピクニックをした時に、その日本人の友達が手作りのキッシュを持ってきてくれて、是非作り方を教えて欲しいとアマンダと私がその子に頼んでいて、今日ついに一緒に作ることになった。

足りない食材をスーパーに買いに行って(スーパーに行く時に寮の人に会って、昨日カラオケに行ったおかげですごく仲良くなり少し立ち話をできたのがすごく嬉しかった)、日本人の友達に作り方を教わりながら、結構スムーズに作り進めることができ、無事に完成した。

冷凍パイシートとオーブンさえあればそんなに複雑な行程を踏まずにキッシュを作れることがわかり、今度は一人で作ってみようと思った。
(私は元々料理を全くしないので、留学中に料理の腕前を上げて、日本に帰った時にお母さんを驚かせたいという密かな目標がある)

スーパーやファーマーズマーケットで買ったチーズと生ハムもまた「いい感じに」お皿に並べて、ワインも注いで、レストランのようなディナーが出来上がった。

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見た目だけじゃなく、味もとても良くて、キッシュはすごく香ばしくて、ベーコンがジューシーで本当に美味しかった。

チーズは、初めて食べるブルーチーズと正体不明のチーズ(食べるとチーズケーキみたいな味だった)、カマンベールチーズの3種類をサイドメニューとして並べて、どれもすごく美味しくて、生ハムとの相性が最高だった。

言語から見えた文化の違い

晩御飯を食べ終わって、しばらく話していて、大学の話や、天皇制の話などすごく幅広い話をした。

その中でも特に興味深かったのが言語の話だ。

日本語にはあって、英語にはない表現の話になって、「悔しい」という意味の英語が存在しないことにも驚いたが、「調子に乗っている」という意味の英語が存在しないことにもっと驚いた。

というか、「調子に乗っている」のニュアンスが、英語と日本語では真逆であることに驚いた。

「調子に乗っている」と無理矢理英語訳すると、「too proud of oneself」(自分を誇りに思いすぎている)となる。
しかし、自分を誇りに思うことは全くネガティブなことではないし、日本語の「調子に乗っている」が含む少し人を馬鹿にするようなニュアンスは英語訳だと含まれなくなってしまう。

アマンダ(ブラジル出身)にもGoogle翻訳で「調子に乗っている」をポルトガル語訳したものを見せたが、何でこれがネガティブなことなの?とそのニュアンスが伝わらなかった。

その翻訳の語がないということはその概念がないということだから、英語圏では自信満々な人、すごく自分を誇りに思っている人を馬鹿にする風潮や、その人自身が人の目を気にすることがないから、「調子に乗っている」という概念や表現が生まれないんだなと思った。

英語訳を見たら確かに「調子に乗っている」ことって自分に自信があることだし、本当は良いことなんじゃないかと思った。

今まで言語学にあまり興味がなかったけれど、今日のこの学びのおかげで言語の観点で文化の違いを見ることってすごく面白いなと視野が広がった気がした。


来週は、ディナーではなく、ブランチ(朝食兼昼食)でパンケーキを一緒に作ることにした。さらに、アマンダがブラジルのスイーツも作ってくれるらしく、それが初めてのブラジル料理になるので来週もすごくすごく楽しみだ。

今日のシェアハピ5

①日本の友達と電話して相談に乗ってあげられた
②ファーマーズマーケットで本格的なチーズをゲットした
③素敵なお昼の過ごし方をした
④キッシュを初めて作ってすごく美味しかった
⑤言語と文化の関係がすごく面白いと思った


今日もとても良い一日でした。

明日も良い一日となりますように。


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