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50代からの登録養成課程 定年後も働きたい気持ちを整理してみた

 サラリーマンを25年以上している中で、唯一、守られていると感じるのは、「65歳まで働ける」ということです。しかし、手放しに喜んだり、安心することはできず、そこには、役職定年や再雇用などの勤務形態や職場での立場の変更が前提となっています。
 会社はここ数年で急に副業を解禁したり、キャリア自律としてこれからは自分で老後の給与を賄えるように自己責任でキャリア開発をすることをあたかも「以前から言っていましたよね」的な雰囲気を醸しだしながら主張をしてきます。
 そこで私は自分のキャリア自律の一環として中小企業診断士を目指し、その中でリカレント教育として登録養成課程へ通学することになりました。
 今回は、この資格試験合格に向けた取り組みを「定年後に働きたい気持ち」を中心に少し整理してみます。

自己実現×健康×お金

 本業でサラリーマンをしていた中で、定年後も働きたいと思う自分の気持ちを大きく3つにわけて整理してみました。

 1)自己実現
 サラリーマンは乱暴な表現をすると、究極的には個人だけではできないことを組織で実現していくことの繰り返しになります。つまり、「個人だけで社会に価値を与えること」をする機会がないため無いものねだりで、これまで経験してきたことを「個人」で挑戦をすることを実施したいと思うようになります。私の場合は定年前からと思っていますが、自分のキャリアを踏まえ、中小企業診断士の資格が自己実現をドライブしてくれると思い、現在挑戦をしています。

 2)健康
 サラリーマンとしてよりは、独立して自分の責任の範囲で仕事を通じた社会貢献をすることが、これまでにないストレスやプレッシャーはあるかもしれませんが、定年後はそれを上回る心理的安全性があり、また仕事の過程で様々な人に会い、そして定年に関係なく仕事をすることもあり、長く健康な体でいられる1つの要因にもなってくれると思っております。

 3)お金
 サラリーマンとして、定年後の退職再雇用の給与は驚くほど少ないと聞いています。場合によっては賞与も無い会社が多いそうです。
 この年齢を迎える前にサラリーマン時代には副業として実施していたことに円熟味が増して、メインの仕事に置き換えていくことで、収入に余裕ができ、それを自己投資や家族と共に過ごすことに使うことで、生活にハリを与えることで結果、長く働くことができるサイクルになると思っています。

 これら3つが順列ではなく、循環し、相互作用することで定年後には独立して働く仕事の比重を増やしていくことに自然となりたいと思っています。そのためにもまずは、中小企業診断士の資格について、単に取得するのではなく、「どういった成長プロセスと人脈構築を経て」取得し、活用するかにこだわるべく、登録養成課程については積極的に取り組んでいきたいと考えています。

 最後までご覧くださりありがとうございました。

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