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新しいカメラとの初デート

先日購入したEOS Kiss III。

関西の中古AFフィルムカメラ相場は高め(関東のハードオフと比べて)

パンケーキレンズのEF40mmをつけて、お散歩カメラにしようという魂胆です。

うん、とってもいいサイズ。

このカメラを手に入れた日に、大阪の南端、岬町を訪れました。

デジタルカメラで撮った写真は上の記事に載せていますが、今回はEOS Kiss IIIの写真を載せていこうかなと思います。


記念すべき1枚目は、ハードオフの目の前に咲いていた紫陽花。

印字された日付の位置が特徴的ですよね。
わたしもこういうふうになるとは知らなかったので驚きました。

Kiss IIIにはなんちゃってパノラマ機能(フィルムの上下を未露光にして、横長の写真を撮る機能)がついているのですが、それに対応した位置に日付を焼きこむためには、この位置にせざるを得なかったのでしょう。
ちなみに、同じくパノラマ機能を持つ中級機EOS55の場合は、きちんと右下に印字されます。デート機能にも差をつけてくるとは、さすがのキヤノンです。(皮肉です)

この日付位置、なんとも邪魔な位置であることは否めないのですけれど、これも個性として受け入れていきたいと思います。
なんせまだ知り合って間もない二人ですから。
否定から始まる関係なんて、いやだ。

ドリンクホルダーにコダックの空箱。エモいぜ。
愛車は先日23万kmを突破しました。

岬町への道すがら、貝塚市にある水間寺に立ち寄りました。もちろんお堂も立派ですが、個人的に気に入ったのが…

水間鉄道の水間観音駅に続く、細い路地の雰囲気です。
時間が止まったような感覚があって、散歩がはかどります。

駅もついでに見学。入場券を買おうとしたら、「見学でしたらご自由にどうぞ」とありがたい駅員さんのお言葉。素直に甘えて構内へ。

なぜか苔玉が大フィーチャーされています。苔玉の駅として売り出していいるらしいんですが、動機はまったくもって謎です。

水間寺に戻って、”恋人の聖地”愛染堂へお詣り

水間寺を堪能したら、目的地の岬町へ向かいます。
まずは小高い山に登り、草むらをかき分けていきます。

見えてきたのは赤い橋にヨットハーバー、そして対岸の神戸の街並み。
5月の連休のころには一面が赤いツツジの花に囲まれるようです。見てみたかったなぁ。


ここで1本目のフィルムを撮り終えたので、フィルム交換のついでにレンズも替えてみます。
次に装着したのは、タムロンの35-150mm F2.8-4 (A043)。
EOS55やEOS620ではなぜかエラーが出て使えないレンズですが、EOS Kiss系統のエントリー機だと何事もなく使えます。謎。

南海多奈川線の終着地点、多奈川駅へ。
隣の深日港駅まで歩いたり、電車に乗って多奈川駅に戻ったりしつつ、周辺を散策します。

ここも水間寺の周りと同じく、なんとなく昭和の香りが残っていて素敵です。
水間寺は水間鉄道、そして岬町は南海多奈川線と、盲腸線の終着地点付近というのは、そんな雰囲気があるのかもしれません。


日付の位置には驚いたものの、1100円という値段以上の働きをこなしてくれそうなEOS Kiss IIIちゃん。
軽さは正義ということで、今後頻繁に持ち出すことになりそうです。

梅雨も明けたし、たくさん出かけようっと。

おわり。

EOS Kiss III
EF40mm F2.8 STM
Tamron 35-150mm F2.8-4 (A043)
Kodak ColorPlus 200

<使用機材>

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