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チョコレートのこれからについて考える

最近、食べてプラスになるような「カラダへの良さとエシカルさにこだわり抜いたチョコレート」をつくる準備を進めています。

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(これは先日試作したチョコレート。カッティングボードが傷まみれなのはご愛敬 笑)

そのため、チョコレートやカカオについて調べる時間が増えています。

もともとフェアトレードの観点で比較的調べることの多い分野ではありましたが、カカオの生産や豆からの製造方法などについても調べてみると、本当に奥が深くてオタク心をくすぐられています。
    

そこでちょっと今日は、カカオについて語ろうかなと…(笑)
   
    
国ごとの豆の違いを特色としたチョコレートは以前からあり、目にしたり食べたことのある方も多いかもしれません。
    
カカオについて調べていると
カカオの質をあげたり、
ワインなどと同じように有名な産地をつくりたい
というような想いで取り組んでいらっしゃる方々の言葉を多く耳にします。
 
それは、カカオ豆からチョコレートになるまでを一貫して手掛けるbean to barというスタイルが人気を集めていることも理由の一つとしてはあるかと思います。
   
bean to barはトレーサビリティがしやすいという生産背景の透明性の高さも魅力ですし、丁寧につくられたストーリー性のあるものに魅力を感じる方が増えているという今の時代にもとてもあっているように感じます。
  

そして、カカオ豆の質を上げ、
『●●の産地のカカオは美味しい』
『●●の●年に作られたカカオは貴重だ』
というように価値の高いカカオ豆が作られることは、カカオ農家の方々の収入が上がっていくことに繋がります。

ここが本当に素晴らしいことだと私は思っていて、一緒にビジネスを行うパートナーとしてカカオ農家さんと関係性を築いていっているチョコレートブランドさんや企業の方をみては感銘を受けています。

 
     
カカオは安定して実が収穫できるようになるまで年数もかかります。
さらに、チョコレートの原料として使うことができる状態にするまで、工程も多く手間もかかります。
    
しかし、需要は上がっているためカカオ不足が起き、児童労働の割合も増えているというデータもあります。
(シカゴ大学のデータでは2008~19年の間の児童労働の割合は31%から45%に増加)
     

   
カカオは産地だけでなく、発酵の仕方(カカオは収穫された後に発酵する工程があります)や製造年によっても大きく風味や味が変わるんだそうです。
   
そのため、チョコレートのプロの方々が今取り組んでいるように、チョコレートがワインと同じような考え方をされる日もきっとそこまできているんじゃないかと期待しています。

    
カカオの質と価値が上がることは、私が事業を通してつくりたいと思っている世界感を実現することにも繋がっています。
  
カラダに良くてエシカルな、こだわり抜いたチョコレートをつくることは私の以前からの目標でしたが、それだけでなく実際に生産地にいってフェアトレードの仕組みを増やしていくこともいつかやりたいと思っていました。(カカオに限らず)
 
カカオについて調べれば調べるほど、「いつか取り組みたい」という気持ちが強くなっている今日この頃です。

Mission
愛と優しさ、笑顔溢れる世界をつくる

Vision
キッカケを創造し、ウェルネス・エシカルの軸をつくる

-地球と身体に優しい選択が当たり前の日本をつくる-

Sma Style.はサービスを通してキッカケを提供し、地球、人、動物、植物すべての笑顔を増やすことを目指しています。


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