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テクノストレス症候群③

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テクノストレス症候群②はこちら


小さいうちからスマホの画面を見続けていると、青年期になり突如、弊害を及ぼすテクノストレス症候群。



それは画面の強い光を見続けることで起こる蓄積される脳疲労。



それに伴う慢性的な睡眠不足。


平面の世界を見続けることによる想像力の欠如。


人と接することが少なくなったことによるコミュニケーション能力の不足。


身体を動かして遊ぶことが減少したことによる脳と心と体の発育バランスの崩壊。


親の愛情不足。




たかがスマホ。されどスマホ。




改めて考えてみると、確かにスマホがない時代と比べてスマホがある時代は、ガラリと生活習慣が変わったと言えると思います。




分からない言葉や思い出せない漢字等はすぐに調べられるし、画面の中でショッピングが完結し、翌日には商品が自宅に届く。他にもスマホの恩恵をあげたらキリがないくらい沢山の恩恵を受けてると思う。


ただしそれと引き換えに大切なものも失ってるんじゃないかと考えさせられます。


スマホがなかったら・・・


分からない言葉は人に尋ねるかもしれないし辞書を引くかもしれない。思い出せない漢字は何とか思い出そうとするでしょう。

欲しいものがあればその店に出掛けるでしょうし、道中は歩いたり、走ったりもする。

その商品に詳しい友人を誘って出掛けるかもしれない。

友人と出掛けるときっとそのお買い物だけでは終わらず、楽しく食事もするでしょうし、その食事中やお店に着くまでは景色を楽しんだりお互いの近況報告の会話も生まれるでしょう。

店員さんとの会話もきっとあるはずです。

同行してもらった友人からの悩み相談なんかも受けるかもしれないし、多少の価値観の違いや言動で口論になったり意見のぶつけ合いもするかもしれない。

けど、そういったことを経験して人を尊重しあうことや相手を思いやることを自然と学んだり、折り合いをつけることも学ぶかもしれない、たまには喧嘩することで力加減を学ぶし、殴った方も殴られた方も身体的にも心も痛むことを経験する。

喧嘩後は仲直りの方法も考える。


対人コミュニケーションの力が自然に身についていくと思う。


大切な時期に心と身体と脳が適切に育つんだと思う。





上に書いたようなことが、

スマホは指先1つで完結します。




しかし


その指先で便利に終わらせることを1つする度に・・・


スマホの画面を30分見ている間に・・・




オトナになる為の

大切な経験を失っていく気がするのです。





スマホで便利になった世の中で育った子たちが大人になった時・・・




会社の不条理を経験した時に上手に対処できなくてうつ症状になったり


少しの運動で骨折したり(ロコモ予備軍)


大切な試験の前に訳が分からなくなったり


運転中に頭が突然ひどい頭痛に襲われたり


自分の思い通りにならない時に突然キレたり






一昔前には、ニュースで見なかったような内容のニュースがもっと増える気がしてならない。



著者である精神科の先生は文中に

もっとこんなことになる恐れがあるので気を付けてください。と具体的に教えてくれています。



近隣の小中学校にネットリテラシーの講演をしているので、少しずつこんなお話も織り交ぜてチビッ子たちに伝えていきたい。





ちなみにボクは仕事等で人と会う約束を外でする時、わざと予定より1時間以上も前に家を出ます。

待ち合わせ場所の近くの本屋で気なった本を買う(ジャケ買い?)。

そして待ち合わせ場所で本を読みながら人を待つ。ということを意識して行っている。

続きは職場で空いている時間で読む。

そしてnoteにアウトプットする。この習慣は続けていきたい。






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