出社率は◯%!16のデータで紐解くSmartHR
出社率はどのくらい?前職は何業界の方が多い?社員の急増で組織の雰囲気は変わった?
ーーこれらは社外の方からよく聞かれる質問です。また、SmartHR社員も「肌感覚としてはわかるけれど、具体的なデータは知らないなぁ」「組織の急成長で、最新情報はわからないかも」と思ったことはありませんか?
そこで、「イマのSmartHR」を解き明かすべく、2023年9月に社内アンケートを実施しました。16のデータから「SmartHRで働く」イメージが膨らむと幸いです(末尾にオマケもあります)。
アンケート概要
実施期間
設問1:2023年9月25日(月)17:48〜9月26日(火)18:00
設問2〜16:2023年9月13日(水)14:00〜9月20日(水)18:00
対象:SmartHR社員
ツール
設問1:Slack上にアンケート文を記載し、スタンプで回答
設問2〜16:従業員サーベイ
回答者数
設問1:320人 / 依頼数 879人(回答率 36.4%)
設問2〜16:638人 / 依頼数 879人(回答率 72.6%)
※回答率が100%ではないため、掲載情報は「おおよそのSmartHRの情報」としてご覧ください。
1. オフィスまでの通勤手段を教えてください
回答詳細(複数選択可、※1)
電車:292人
路線バス:26人
フルリモートのため通勤しない:24人
徒歩のみ:2人
高速バス:2人
ひとこと:回答の84%を電車が占める結果となりました。ちなみに、選択肢に「船」も入れていましたが、こちらは0人でした。
2. 片道の通勤時間はどのくらいですか?
回答詳細(家のドアを出てからオフィスに到着するまでの時間)
〜15分以内:9人
16分以上〜30分以内:78人
31分以上〜45分以内:167人
46分以内〜60分以内:169人
61分以上〜90分以内:139人
91分以上:48人
フルリモートのため通勤しない:28人
ひとこと:通勤時間は31分〜60分の方が特に多いという結果に。なお、福利厚生の一つで、通勤時間が30分以内の距離に引っ越した場合に10万円が支給される「引越手当」があります。
3. 出社の頻度を教えてください(東京本社)
東京・東海・関西・中国・九州と、SmartHRには5つの拠点があります。なお、各拠点の詳細は拠点の紹介記事、SmartHRの働き方については働き方制度の記事をご覧ください。
なお、フルリモートワークのプロダクトエンジニアについては、アンケート結果をまとめた記事にてご紹介しています。
回答詳細
月に1~3回くらい:44%
週に1~3回くらい:25%
2,3か月に1回くらい:15%
1年に数回くらい(ほとんど行かない):7%
ほぼ毎日:5%
フルリモートのため、オフィスに行かない:4%
ひとこと:750人(※2)が所属する東京本社は74%が「月に1回以上出社している」という結果に。業務の必要に応じて出社する他、「自宅よりもオフィスの方が集中できるから」「カシュ(※3)がしたくて出社する」といった声も聞かれます。
4. 出社の頻度を教えてください(東海支社)
回答詳細
週に1~3回くらい:59%
ほぼ毎日:24%
月に1~3回くらい:18%
ひとこと:21人(※2)が所属する東海支社は、毎週出社している人が83%を占めています。名古屋駅直結というアクセスの良さも、高い出社率の理由の一つかもしれませんね。
5. 出社の頻度を教えてください(関西支社)
回答詳細
週に1~3回くらい:32%
月に1~3回くらい:29%
ほぼ毎日:26%
2,3か月に1回くらい:12%
ひとこと:5拠点の中で2番目に多い50人(※2)が所属する関西支社は、90%が「月に1回以上出社している」という結果に。関西支社も東海支社と同じく主要駅(大阪駅)直結というアクセスの良さですが、東海支社の出社頻度の方が高い傾向があります。
6. 出社の頻度を教えてください(中国支社)
回答詳細
ほぼ毎日:100%
ひとこと:2023年5月設立の中国支社は、所属人数が4人(※4)とまだ少ないため、「ほぼ毎日」の回答が100%でした。
7. 出社の頻度を教えてください(九州支社)
回答詳細
週に1~3回くらい:45%
ほぼ毎日:30%
月に1~3回くらい:15%
2,3か月に1回くらい:5%
1年に数回くらい(ほとんど行かない):5%
ひとこと:24人(※2)が所属する九州支社は、関西支社と同じく90%が「月に1回以上出社している」という結果に。オフィスに行くと、毎日3割ほどのメンバーが出社しているそうです。
8. 前職は何業界ですか?
回答詳細
ソフトウェア(インターネット):28%
ソフトウェア(ソフトウェア):21%
サービス・インフラ(人材サービス):12%
広告・出版・マスコミ(広告):6%
ソフトウェア(通信):4%
サービス・インフラ(コンサルティング・調査):4%
サービス・インフラ(その他サービス):3%
金融(銀行・証券):2%
サービス・インフラ(教育):2%
金融(生保・損保):1%
サービス・インフラ(不動産):1%
メーカー(電子・電気機器):1%
サービス・インフラ(ホテル・旅行):1%
その他:16%
ひとこと:ソフトウェアが最も多く合計53%を占めます。また、「その他」としてまとめていますが、全部で41の選択肢のうち36業界を1人以上が選択しており、様々なバックグラウンドを持つメンバーがいます。
9. 日頃働いていて、特に「SmartHRらしさ」を感じるところを1つ教えてください
回答詳細
オープン:29%
フラット:16%
遊び心:13%
HRTの高さ(ポジティブ、建設的):11%
働きやすさ:10%
ホメの文化、責めない:9%
スピード感:4%
変化への適応:3%
チームワーク:3%
合理的:2%
その他:1%
それぞれ、どんなときに感じますか?(回答一部抜粋)
オープン
Slackがほとんどオープン。どこで何が話されているかを知り、なぜその方向性に決まったのかを探ることができる。
SlackやDocBaseで検索すると大抵の疑問が解決できる。
ええ、これも!?というレベルで情報が公開されている。
普通の会社だったら起こった事実だけ伝える、もしくは社外へのプレスリリースが出て初めて知るような情報でも、事が起こった背景や今後について丁寧にSYNK(経営会議の内容や事業進捗、BAD&GOODニュース等を共有する全社集会)で共有されるとき。
フラット
経営会議が誰でも参加できるというように「場」が開かれていることや、上司部下関係なく平等に発言する空気があること、会話の風通しなどに感じる。
役職が役割であるという考え方が浸透している。
全員「さん付け」で呼び合うし、接し方も役職に関係なく同じ。
「もっとこうしたほうがいいかも」と思ったときに、思った人がすぐ相談できる風土がある。
遊び心
Slackでのコミュニケーションで感じる。絵文字や固くない文章がSmartHRらしい。
ユニークな社内用語や絵文字が多い。
全社キックオフの際、遊び心満載の企画がある。
Slackのスタンプやスレッドでの返信で、真面目すぎずクスッと笑える場面が度々あり、元気や笑顔をもらっています!
HRTの高さ(ポジティブ、建設的)
Slackでのやりとりやミーティングで感じる。
社内の誰とコミュニケーションをとっても、前向きで目指している方向が同じように感じるのでストレスが少ない。
自分の利益は横においておいて組織としてどうするべきか?の話が先に来る人が多い。
一進一退の状況や厳しい状況でも、建設的で悲観的にならず協力して物事を進めていけているなと感じる。
働きやすさ
子育てしながら、全力で働ける。
私用による予定調整がしやすい。
フレックスタイムで働ける。
上下関係のないフラットな関係。育児のための特別休暇など休暇の融通が利く。
ひとこと:SmartHRのカルチャーは「オープン・フラット・遊び心」と言われることが多く、その通りの結果となりました。29%を占める「オープン」の理由として、「経営会議に参加でき、経営会議の議事録がすべて公開されていて、経営判断の背景がわかる」と「Slackでのオープンなコミュニケーション」の2つに回答が集中しました。
10. SmartHRにはどういう人が多いと思いますか?
回答詳細(一部抜粋)
真面目。
ヒトではなくコトに向かう姿勢が強い。
根は真面目でカジュアルないい人たち。
プロダクト愛が強い。
真面目だけど柔軟性の高い優しい方が多い。
なんだかんだで仕事が好きな人。
誠実。
仕事がデキる。
オンオフがはっきりしている。
明るく穏やかな人が多い印象。
目標達成に向けて自律駆動(※5)で動ける人。
ふざけるときも全力。
真面目だけど、遊び心のある人。
自由な環境の中で自律駆動でしっかりと動く方が多い。
プロ意識が高くて仕事は真面目だけれど、ユーモアもある。
寛容な人。
大人。
フランクな方。
合意を大事にする人。
真面目で芯があり、giveの精神を持った人が多い印象。
ひとこと:自由記述の項目ですが、「真面目」を挙げた人が最も多く82人にのぼりました。その他、「HRTが高い」「ポジティブ」「仕事に前向き」といった声が多く出ていました。
11. 社員数の急増で、組織の雰囲気は変わりましたか?
回答詳細(入社から1年以上経過している方のみ回答)
変わったところもあるが、根本は変わっていない:55%
変わった:24%
わからない:13%
変わっていない:9%
ひとこと:SmartHRは5年間で社員数が約30倍に急増しています。「変わったところもあるが、根本は変わっていない」を含めると64%が「変わっていない」を選択し、24%は「変わった」と答えています。
12. SmartHRは「チャレンジできる環境」だと思いますか?
回答詳細
そう思う:60%
非常にそう思う:25%
どちらでもない:13%
思わない:2%
まったく思わない:0%
ひとこと:社員数が900名を超えた今も、85%が「チャレンジできる環境」だと答えました。
13. SmartHRは「常に成長を求められる環境」だと思いますか?
回答詳細
そう思う:47%
非常にそう思う:41%
どちらでもない:8%
思わない:3%
まったく思わない:1%
ひとこと:「そう思う」と「非常にそう思う」を合算すると、88%の人が「常に成長を求められる環境」と答える結果となりました。組織としての急成長に伴い、社員数が急増しており、一人ひとりの成長が常に求められています。
14. SmartHRは「実力主義」だと思いますか?
回答詳細
そう思う:51%
非常にそう思う:21%
どちらでもない:19%
思わない:7%
まったく思わない:2%
ひとこと:「そう思う」と「非常にそう思う」を合わせると、72%の人が「実力主義」と答える結果となりました。
15. SmartHRが現在利用しているSaaSツールの中で、好きなものを教えてください(上位3つまで)
回答詳細
Slack:543人
1Password:204人
Google Workspace:174人
Miro:169人
Zoom:167人
DocBase:163人
Salesforce:160人
Okta:106人
GitHub:92人
Sansan:16人
Microsoft Office:13人
Figma:12人
Jira:11人
Whimsical:10人
Notion:6人
その他:44人
ひとこと:日頃も社内のSlack人気を感じますが、本設問でも回答者の85%がSlackを選ぶ結果となりました。なお、業務で必要になった際にアカウントが付与されるため、すべてのSaaSツールを全社員が利用した上での回答ではありません。
また、2年前の記事ですが、SaaSツールについてはSmartHRのSaaS利用について紹介した記事もあります。
16. 今SmartHRに入社する面白さは何だと思いますか?
回答詳細(複数選択可)
普及できる市場がまだまだ大きく、日本中の企業へプロダクトを広げていく挑戦ができるところ:344人
まだ未完成なプロダクトのため、理想の状態を目指し課題解決ができるところ:327人
発展途上の組織のため、組織づくりに関われるところ:280人
自分で仕事を開拓・定義できるところ:269人
その他:22人(自由記述、回答一部抜粋)
成長している会社で、自分自身も大きく成長できる。
クロスファンクショナルが進んでいるためジェネラリストになれる。
自分事としてプロダクト開発に関われる。
必要性や優先順位などに納得した上で開発に関われる。
世のため人のためになるプロダクトづくりと普及に貢献できるところ。家族にも胸を張って仕事ができる。
ひとこと:SmartHRは市場のわずか数%にしか普及していません。これは、日本中の企業へプロダクトを広げていく余地があるということですが、53.9%がこの挑戦を「今入社する面白さ」と答えました。
【オマケ】よく使われるemojiランキング
SmartHRのSlackに登録されているカスタム絵文字は18,654個(※7)。Slackで「よく使われる絵文字」のランキングを情報セキュリティグループに算出いただきました。
なお、「Slack本文でのemojiの使用」と「Slack投稿へのリアクションとしてのemojiの使用」どちらもカウントされています。
ランキング詳細(集計期間:2022年6月1日~2023年6月21日)
arigatau(1,203,320回)
pray(387,174回)
sumi(290,775回)
pray_mochimochi(276,004回)
hai1(234,461回)
arigatougozaimasu(218,295回)
uooo(179,172回)
clapping(143,373回)
memo(109,821回)
bow_mochimochi(100,880回)
ひとこと:2位に4倍近い大差をつけて「ありがたう〜」(意味:ありがとう)が多い結果となりました。
なお、オリジナルグッズストア「SmartHR Store」では無料ダウンロードアイテムとしてビジネスチャット用カスタムemojiセットを5種類配布しています。
以上、16のデータ+オマケでSmartHRをご紹介しました。想像していた通りの結果もあれば、ちょっと意外なデータもあったのでは?
「SmartHRで働くこと」に興味を持っていただいた場合は、SmartHRの採用情報ページから求人情報をご覧ください(積極採用中です)。
本記事で、SmartHRの組織やカルチャーについて理解が深まっていたら幸いです!今後も様々な角度からSmartHRをご紹介していきます。