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さよなら、SmartHRオープン社内報。また逢う日まで!

お疲れさまです、広報でオープン社内報編集長のたけべ(@ta_ke_be)です。
前回記事で「休刊します」とお知らせした通り、本記事が “休刊前最後” の記事です。今回は、“みんなでつくる社内報” にするため社内アンケートで集まった声を中心に記事をつくりました。また、オープン社内報のこれまでを振り返ると共に、休刊の詳細な理由にも触れています。

「最後だなぁ」としみじみしながら記事を書いていたら、10,000字の大作に。すべてを読むのは大変だと思うので、気になる部分だけ読んでいただく形でも構いません。とくに「社内からの質問&コメント」がおすすめです。

ざっくり目次
🟥 社内からの質問&コメントのご紹介 👈おすすめ!
🟨 データで振り返る、SmartHRオープン社内報
🟦 休刊の理由(詳細)

本記事が、SmartHRメンバーはもちろん、「SmartHRオープン社内報に興味がある」という方、「社内報を公開するって実際どうなの?」と気になっている方、これから社内報を始めようとしている方、休刊に限らず(何かを)続けるか辞めるか迷っている方の参考になったら嬉しいです。

🟥 社内からの質問&コメントのご紹介

まず、社内アンケートで集まった声をご紹介します。
しかし……社内の皆さまに謝罪があります。「“みんなでつくる社内報” にする」と宣言していたものの、想定よりも多くの質問とコメントが集まったことから、社内アンケートの結果すべてを記事に載せられませんでした。

とくに多かった質問・コメントをご紹介していますが、わかりにくいところ・追加質問などあれば、ぜひSlackチャンネル # hr_shanaiho でご連絡ください。

🔴 社内からの10問10答

  • Q1️⃣:今まで1番多く読まれた記事は?(質問者🕵️ よっぴ、yuma、fujishiro、narukai、saeriii)

    • A:下記の通りです。たくさんご覧いただいたのだな〜と感慨深いですね。なお、PV数は2022年9月27日時点のものです。

🎉 1位 Slackの歩き方 # 1 きほんの「き」(2019年7月公開 / 26,940 PV

🎉 2位 SmartHR社の新しい働き方(2021年7月公開 / 21,770 PV

🎉 3位 SmartHR Design System リニューアル(2022年1月公開 / 21,455 PV

🎉 4位 オンライン(Web)面談・面接時の準備ハウツー🤖(2020年4月公開 / 19,626 PV

🎉 5位 「プロダクトデザイン」って何? 新入社員が聞いてみた(2021年2月公開 / 18,425 PV

  • Q2️⃣:今まで一番読まれなかった記事は?(質問者🕵️ rintaroo、yacco、kinoppyd)

    • A:公開日から日が浅い記事は数字が伸びにくいため、公開から3か月以上経過している記事のPV数を元に確認したところ、下記の記事でした。

    • 2020年11月公開 / 1,005 PV(※PV数は2022年9月27日時点)

  • Q3️⃣:今まで一番反響が大きかった記事は?(質問者🕵️ Uchitomy、seiyaaaa、KTM、Hayassy)

    • A:反響の大きさの判断は難しいですが、下記は社内で「好きな記事」として挙げられた回数が一番多かった記事です。

    • 社外からも「バレンタインのカンパをやめたいと思いつつやめられずにいたけれど、この記事を社内共有することでやめられました」という声が寄せられました。

  • Q4️⃣:構想〜公開までに一番時間がかかった記事はどれですか?一番力を入れた記事は何ですか?(質問者🕵️ dome、ganchan、310)

    • A:下記は、2021年10月に記事化の検討を開始し、公開までに約5か月を要した超大作です。

    • 時間がかかった一番の理由は、「こんな記事がほしかった」という社内の声が非常に多く、すべての要素を記事に含ませるためにこだわり抜いていただいたためです。

    • 社内アンケートを複数回実施するなど、執筆者の @yukisan が工夫してくださり、SmartHRの実態が伝わる記事となりました。

  • Q5️⃣:今までで一番「オープンにもほどがある」と感じた、もしくは「オープンにしてええんか?」と迷った記事は?(質問者🕵️ hikamero、ibulog、fujishiro、shun、haseda)

    • A:ちょっと考えてみましたが、思い付きませんでした。記事公開後に「オープンにするんじゃなかった」と後悔した記事も、幸いなことにありません。

    • なお、社内からは「SmartHRのオープンさならもっと攻めた記事をつくってほしい」という声もあったので、もう少し強めにアクセルを踏んでも良かったかもしれませんね。

  • Q6️⃣:社内報は別の形で継続されますか?(質問者🕵️ u)

    • A:継続予定はありません。今後「社内報が必要だね」となった場合には、そのときのSmartHRにとってベストな社内報の形を探したいなぁ〜と妄想しています。たとえば、動画社内報・音声社内報・紙の社内報など、さまざまな形がありそうです。

  • Q7️⃣:社内報の再開予定はありますか?(質問者🕵️ wakasa、avemiku、yusuke、kitazaki)

    • A:Q6の回答にも繋がりますが、「必要だね」となった場合に、再開・新しい形など検討します。

  • Q8️⃣:社内報にする/しない基準はなにかあったのでしょうか?(質問者🕵️ Yuka)

    • A:「社員にとって価値のある記事を載せること」を意識しました。“会社が社員に伝えたい情報” ではなく “会社について社員が知りたい情報” を載せたいなと。

    • また、執筆者が「これ私が書いたんだよ」と自分から言いたくなる記事が集まっている場所にしたいと考えていました。

  • Q9️⃣:オープン社内報の運営は、どれくらい大変でしたか?一番苦労したことは?(質問者🕵️ sahalog、joe_atom)

    • A:大変さでいうと、結構ハードだったと思います(笑)。

    • 苦労したこととしては、文章を書くことが本業ではない方に記事を書いていただいた場合に、「読んだときのわかりやすさ」と「その人らしさ」のバランスを意識して編集するのが難しかったです。

    • 文章を整えすぎるのではなく、「その人らしさ」を維持しつつ読みやすい記事として仕上げる部分に一番時間をかけたと思います。

  • Q🔟:運営していて嬉しかったことや印象的なエピソード、エモかったことはありますか?(質問者🕵️ yukisan、On-Chan、narukai、sin、isosho、garko、dynamite_akira_1984)

    • A:嬉しかったことは、執筆者の方から「記事を読んだよ、とオフィスで話しかけてもらったんです」とお聞きするなど、社内報がきっかけとなり部署を越えたコミュニケーションが生まれたときですね。

    • 印象的、かつエモさを感じたのは、本記事の執筆……かもしれません。3年半を振り返りながら、改めて「社内報の運営に関われてありがたかったなぁ」と思いました。

🔴 社内報へのコメント by SmartHRメンバー20名

本当は全員分載せたかったのですが、断腸の思いで20名に絞りました。

🔴 入社前から読んでいました 🥷

  • 今まで本当にお疲れ様でした。自分が転職で受けるときに大いに参考にさせていただきました。(ryopenguin)

  • 転職前に読んで社内のイメージをつかんでいました。入社後、イメージしていた通りだったので、本当に正確な記事だったんだなと思いました。(ういろ)

  • 候補者時代、毎日のようにチェックしていたことが思い出されます(gamageroge)

  • 転職活動中の企業研究でオープン社内報をたくさん読み、そして沼にハマりました。 遊び心があって、楽しくて、会社の動きがよくわかって、この会社なら楽しく働けそう!と思いました。オープン社内報がなかったら入社してなかったかもしれないです笑(JuJu)

  • 前職で働き方改革プロジェクトに取り組む際、世の中の事例を調べる中でオープン社内報に出会いました!楽しそうに仕事する様子や、合理的に改善するマインドが垣間見られてファンになり、その後も追っかけていました!(ryooochin)

  • 入社前に読み漁っていました!「こんなオープンな会社があるのか…ええやん…受けよっかな…」と思い、応募してみて、今に至ると追う感じです。今までありがとうございましたmm(satoa2)

  • 転職活動中に色々と読み漁ったおかげで、かなりズレ埋め(※SmartHRのバリューの1つ、認識のズレを自ら埋めよう)した上で入社できました!他社と迷っていたときに、かなり社風を知るヒントになったので、入社の後押しをしてくれたサイトでした!(seiyaaaa)

  • SmartHRの選考を受けると決めた時、朝まで夢中になって読み耽ってこんな会社の一員になりたいと恋焦がれていました。実際に入社して、記事に記載されていた会社の風土が本物だったと感動していたのを覚えています。書きながら思い出して涙が出そうなほど大好きでした!本当にありがとう!!!(shinobu)

🔴 記事を書いた思い出 🧑‍💻

  • ライティングガイド公開の記事を書いたことが思い出深いです。「ライティングガイドをもっと社内に浸透させたい」と悩んでいたときに「オープン社内報がいいんじゃない?」と周囲から勧めていただきました。実際に記事を書いてみて、社内はもちろん、社外(主に採用候補者)からも反応があり、とても嬉しかったです。(8chari)

  • 3か月ほど前に障がい者雇用についての記事を書かせていただいたことはとても良い思い出です。休刊は残念ですが、100件を超える記事はとても大きな財産だと思います。(maverick)

  • 入社前からオープン社内報の記事を読んでいたので、休刊は少し寂しい気持ちもあります🥲 憧れていたオープン社内報で、自分が執筆した記事を公開できたのはとても思い出深いです☺️(tsubu)

🔴 オープン社内報全体について 🍀

  • オープン社内報を始めると聞いた時は、私自身はそれがどのようなものになるか想像がついていませんでした。社内報が公開され、社内外のみなさんに読んでいただくことで、私たちを深く知ってもらえたり、新しい取り組みに反応をいただいて勇気をもらったり、さまざまな価値を得ました。そしてオープン社内報が広まることで、働く環境への関心の高まりといった価値も生み出せたのではないかと思います。今回、一区切りで少し寂しさも感じますが、ひとまずお疲れ様でした!ありがとうございました!(inaship)

  • いつも楽しく見ています!実は、自分の身内にも紹介したりもしていました!(kie)

  • 自ユニットの採用においても社内報を全部読んでから応募&入社してくれるメンバーがいたりしたので、社内の雰囲気を伝えつつカルチャーマッチ度を高める役割を果たしてくれました!(yota)

  • shanaiho.smarthr.co.jp のドメイン設定をしたのが思い出です!(tknzk)

  • 記事の内容もそうですが、この取り組み自体が「SmartHRらしさ」が伝わる取り組みでとても良かったと思います!(KT)

  • 面接行くときに「会社の行き方」をオープン社内報で検索したし、「バレンタインのカンパ禁止」なのいいなと思ったし、コロナがはじまって「SmartHRでのコロナ対応(働き方/労務)」の記事は商談獲得関係なく、沢山のご担当にメールで送ったし、オープン社内報はカルチャーと同時に福利厚生だったなと思います。絶やさずにずっと社外に発信を続けてくれてありがとうございます!大好きでした!(minadate)

🔴 休刊について 🌙

  • 弊社らしさ=オープンさを体現してくれいていたと思うので、寂しい気持ちもあります。。。今までありがとうございました。(f440)

  • 先駆者でありながら休刊を選択したのがSmartHRらしくて、寂しさよりも"早くてカッコいい"という気持ちが勝っているかもしれません(でもやっぱりちょっと寂しい)。休刊、ということでまた帰ってくる日もあるかもしれませんが、ひとまずお疲れさまでした!(isosho)

  • SmartHRの魅力が存分につまった場所だったと思っています!またいつか、新しい役割を与えられてパワーアップして帰ってくるといいなと勝手ながら思っています!(gotonyan)


🟨 データで振り返る、SmartHRオープン社内報

とくに社外の方から多くご質問をいただいた、オープン社内報の1記事目を投稿してからこれまでの総データです。

集計期間:2019年3月29日〜2022年9月28日

  • 創刊日:2019年3月29日(休刊日:2022年9月30日)

  • 全体ビュー数:632,157 🎉

    • ユニークユーザー数:85,790 🎉(※データの取得漏れがあったため、本項目のみ2021年7月〜2022年9月の14ヶ月間の数値です)

  • 全記事の総スキ数:7,251 🎉

  • 記事の参照元

    • 1位 Google 47.1%(73,115 PV)

    • 2位 Twitter 30.9%(47,874 PV)

    • 3位 Facebook 8.6%(13,342 PV)

  • 総記事数:109本 🎉(※本記事含む)

  • 記事をとくに多く書いたメンバー🎉

    • 1位 @tomosoe さん(24本)

    • 2位 @samemaru さん(9本)

    • 3位 @harubou さん(7本)

🟡 実態調査の結果

休刊の判断にも繋がった、実態調査の結果をご紹介します(社内向けにすでにDocBaseで公開しているものの抜粋です)。

🧑‍🔬 実態調査 概要

  • 目的:社内報の現状の正しい把握

  • 実施期間:2022年3月2日(水)14:00 ~ 3月9日(水)18:00

  • ツール:従業員サーベイ

  • 回答者数:SmartHR社員 146名

🧑‍🔬 実態調査 結果(一部抜粋)

  • 採用効果の大きさ

    • 「SmartHRオープン社内報」の存在を知ったタイミングは、「SmartHRへの応募前」が最多で63% 🎉

    • 2020年以降の入社者のうち97%が入社前に社内報を認知している 🎉

  • 社内報の存在について

    • 社内報は「SmartHR社の文化や組織を知るきっかけになった」との回答が最多の76% 🎉

    • 「社内報があってよかった」と感じた場面は、「SmartHR社のオープンさの象徴の1つだと感じる」が最多の74.7% 🎉

    • 社内報の改善点は「特にない・わからない」が最多の47.3% 。コメントでは「社内にいると、社内報でなくとも知れる情報が多い」「社内報といえども、外向けを意識した内容だと感じる」に集中しました。

🟡 他社さまからよく聞かれた5つの質問

  • Q1️⃣:オープン社内報の編集体制は?

    • A:部署横断で集まった5~8名ほどで運営してきました。編集部の様子は、下記記事にわかりやすくまとめていただいています。

  • Q2️⃣:社内報をオープンにしてとくによかったことは何ですか?オープン社内報の副次的な効果は?

    • A:「私たちはオープンなカルチャーです」と言葉でお伝えするだけでなく、オープンさを記事から感じていただきやすかったことがメリットだと思います。

    • 記事に対する社外の反応を知れることも、オープンならではのものだと思います。社外の反響の大きさが後押しになり、社員が記事を読むきっかけになることもありました。

  • Q3️⃣:オープンにするにあたり、情報漏洩などのリスク回避は難しくありませんでしたか?記事を公開するまでに、社内チェックはたくさん入りますか?

    • A:基本的に「情報をオープンにしよう」という共通認識があるため、確認は非常にシンプルでした。個人でnote記事を書く場合など「社外秘は話さない」「他者を傷つける表現は避ける」といったことが日頃から社内で徹底されているからかもしれません。

  • Q4️⃣:記事のルールはどのくらい設けていますか?

    • A:表記ルール・文字数制限といったものはほとんど設けていません。“メディアとしてのトンマナを揃える” よりも、社員個人の “その人らしさ” がにじみ出ることを重視したいと考えているためです。

  • Q5️⃣:アイキャッチはどのようにつくっていますか?

    • A:以前は、採用チームの元デザイナーのメンバーに作成いただいていました。

    • 現在はコミュニケーションデザイングループに、「アイキャッチに入れたい要素」「記事構成、もしくは原稿」「デザインのリクエスト」をお渡しして依頼しています。イメージが固まりきらない状態でのご相談でも、ニュアンスを汲んで素敵なアイキャッチを作成いただくので、毎回感激します。


🟦 休刊の理由(詳細)と、休刊方法の検討

前回記事では “ざっくり” だったため、本記事ではもう少し詳しく休刊理由をご紹介します。また、「休刊決定後から本記事の公開までの議論の内容」は社内でも知らない方が多いと思うので、こちらも触れてみます。

🔵 休刊の理由(詳細)

社内報というネーミングですが、「社員は読んでいるのかな?」「社員に必要な情報を公開できているのかな?」などを確認するため、社内向けの実態調査を2022年3月に実施(※調査結果の一部を本記事の「🟡 実態調査の結果」にてご紹介しています)。
結果、社員に一定数読まれていると共に、「SmartHRへの転職を考えるきっかけになったよ」「入社前とても参考にしていたよ」という声も集まり、採用の効果が非常に大きいことがわかりました。

同時に、社内報を創刊した2019年当時と異なり、現在は社員個人のnote記事・ブログなどの発信が活発になり、社内報以外でも社内を知る手段が増えています。「ありがたいものの、情報量が多すぎて追いきれない」という声も寄せられました。「オープン社内報」という取り組みが一般化したことで、「 “社内報をオープンにしているからオープン” とは捉えづらくなってきた」という声も。

そして、休刊判断の一番大きなきっかけとなったのは、「社内報」という名前と実態が乖離していることがわかったことです。SmartHR社は社内の情報がとてもオープンなために、「社内のSlack・DocBaseなどですでに見かけていた情報が、社内報の記事として公開されていることが多い」というコメントが実態調査で寄せられました。

社内報の運営は「社員にとって価値のある記事をつくること」を意識してきました。しかし、創刊時の想定から社内報の役割が変わりつつあることがわかり、休刊を決定したという背景です。

なお、社内報の過去記事は、休刊後も引き続きご覧いただけます
休刊するものの、実態調査では「社内報をオープンにすることについて感覚に一番近いものは?」の質問に対し「現在のオープンな形が良い」と84.9%が答えており、社内報をオープンにしたことは意義があったと感じています。

今後もし「社内報が必要だね」となった場合には、オープン社内報の復活含め、そのときのSmartHRにとってベストな社内報の形を探してみるとよさそうです。
また、社内報が持っていた採用への大きな効果は株式会社SmartHRのnoteアカウントを中心とした発信で、引き続き担っていきます。

🔵 休刊方法の検討

休刊の決定後、休刊に向けて「最後にどんなことができるといいか」「どんな休刊方法がSmartHRらしいか」を社内報編集部で議論しました。

休刊方法の検討時に出た声 📙

  • 「休刊します」と発表するだけでなく、休刊の過程も公開するとSmartHRっぽいのでは

  • なぜ休刊するのかを明らかにすることで、やめたくてもやめられない人の背中を押せたら良き

  • SmartHRに倣ってオープン社内報を始めてくださった企業があることと、オープン社内報を続けている企業も多いため、”ネガティブな理由の休刊ではなく、役割が変わったから休刊する” という背景をしっかりと伝えたい

    • 同時に、他社の参考になりそうな情報は惜しみなく出したい

  • (アイドルの卒業のように)卒業記念公演があってもいいかも

  • 「休刊」であり、再開の余白を持たせたいので、おおごとになりすぎないようにしたい

    • 中締めのイメージ

  • 「社内報」なことを再認識し、最後に「社員が読みたくなる記事(任意で社員が関われる記事)」を公開したい

  • 打ち上げしたい

これらを基に、本記事の作成を進めました。


🟪 社内報への関わりが大きかった方の声

「休刊に際して、編集部の皆さんの感想・声が聞きたい」というリクエストが、社内アンケートで寄せられました。社内報への関わりがとくに大きかった6名の声をご紹介します

執筆者のみなさま、編集部のみなさま、おつかれさまでした!
SmartHRで働く人たちは採用活動への意識が高いなと日々感じております。誰でも執筆できるオープン社内報の存在が、そんな意識向上を醸成してきたようにも思います。
オープン社内報は休刊しますが、人材採用は止まることなくまだまだ募集中です。これからも良い人材があつまり、well-workingな社会を目指せるような会社にみんなでしていきましょう!

🟣 @yabu(執行役員・人事責任者)
※社内報の設立メンバーであり、SmartHRオープン社内報 初代編集長

オープンという文化を大事にしているSmartHRですが、オープン社内報は情報をオープンにすることへのこだわりを対外的に示した1つの文化遺産だと思います。

ネーミングについても社内でオープンにアイデアを募り、着地としてとてもシンプルでわかりやすいネーミングになったこともSmartHRらしさのように感じます。
「一語一句に手間ひまかける」ような合理的かつ機能的なネーミングが素敵でした。まさかオープン社内報というネーミングがここまで世の中に広がるとは当時想像もしていませんでした。

私は採用人事ながらこれまでのグラフィックデザイナーの経験を活かして、初期のアイキャッチ作成を担当していました。こういったイチプロジェクトで、メイン業務以外のスキルを活かせたことにも感謝しています!楽しかった!

🟣 @4hu(採用)
※社内報編集部メンバーであり、初期の記事のアイキャッチをすべて作成

オープン社内報、オープンカルチャーだけではなく、遊び心カルチャーも体現していたと思います。私が関わったところでいうと、オフィスまでの道順を知らせたり全社キックオフをグラレポしたり漫画にしていただいたり

数あるSmartHRの取り組みの中でも「課題解決を、オープンに遊び心を持って」をここまで体現したものは少ないと思います。SmartHRの歴史を語る上で欠かせない取り組みだと思うし、そんなオープン社内報に初期からここまで関われて嬉しかったです!

執筆者のみなさん、運営チームのみなさん、そしていつもパワフルにオープン社内報を引っ張ってくれたtakebeさん、本当におつかれさまでした〜!必要になったらまたやろうね〜!

🟣 @samemaru(ブランドマネジメント)
※編集部メンバーとして記事のアイデア出し多数、グラフィックレポートを中心に記事を9本執筆

個人的にメディアのコンセプト策定フェーズから関わってきたし、「誰でも読める社内報」というタグラインをつけた身でもあるので、とても名残惜しくはありますが、休刊の判断自体もSmartHRらしさの一つだなと思います!

ちなみに「SmartHR オープン社内報」というメディア名は @meganemura さんがボソッと投稿したのがそのまま採用されたというのも、これまた結構好きです。オープン社内報、また逢う日まで〜! 🧔🏻‍♂️

🟣 @fujijun(マーケティング)
※社内報の設立メンバーであり、初期記事を中心に原稿執筆・編集多数

meganemuraさんのSlack投稿のスクリーンショット。2019年3月1日に投稿されており、「SmartHR オープン社内報」という投稿に対して「結構好き」「👀」のスタンプが押されている。
「SmartHRオープン社内報」のネーミング案が出たときの、Slackのスクリーンショット

初投稿は2019年7月。あれから3年以上が経過すると思うと感慨深いものがあります。コロナウイルス感染症拡大によって、急激な働き方のアップデートが求められ、この先どうなるのか誰もわからない中で私たちも手探りな状態でした。「SmartHRはこうしてみたよ、みなさんはどう?」を伝えることで少しでもお役に立てればと執筆していたら最多記事賞を受賞しました。

リアルタイムな情報をコンスタントに出せていたのも、編集長の @ta_ke_be、ナイスなアイキャッチ作成の @4hu によるチーム力のおかげです! 名残惜しいですが、終わりは始まり! またどこかでお会いしましょう!

🟣 @tomosoe(人事労務研究所所長)
※最多記事24本執筆、社内報に適するタネを発見し記事化提案も

入社前から読んでいたオープン社内報に携われたのはとても良い経験でした!社内報だけど社内、社外両方の視点を持ちつつ議論した編集会議が印象的です。
組織のフェーズに合わせて休刊の判断できるのが、SmartHRぽくて良き〜。

🟣 @harubou(エリアマーケティング)
※編集部として # オシゴト大百科 記事を中心に7本執筆

🟫 最後に

社内報編集部は、部署横断の有志で運営してきました。編集部が旗を振るだけではなく、社内から自主的に「これって社内報にできませんか?」「社内報を書きたいです!」とご連絡いただき、自律駆動のカルチャーを感じることが多くありました。
また、休刊しても過去の記事が無くなるわけではないため、“それぞれの時期のSmartHR” ならではの記事は財産だと感じています。

あらためて、「SmartHRオープン社内報」で記事のアイデアを出す・執筆する・編集する・アイキャッチをつくるなど、さまざまな形で関わってくださった皆さま、そして読んでくれた皆さま、本当にありがとうございました。

またいつか、お逢いしましょう✋

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オープン社内報