Oh. |工学者、時々、哲学

【★SDGs時代の思考術★】継承可能な未来を切り拓く|環境NPO勤務後、博士(工学)取…

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【★SDGs時代の思考術★】継承可能な未来を切り拓く|環境NPO勤務後、博士(工学)取得。大学教員をへて研究者に|季節・伝統を大切に過ごす40代。子育て奮闘|J2時代から川崎フロンターレを応援│このnoteは個人的な見解です

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  • 雑談集@Oh.工学者、時々、哲学

    ユニークなキャリアゆえに発想が特殊かもしれません。 工学、環境NPO、環境学、研究者、大学教員、子育て世代、時々、哲学。 在宅メインで、家族との会話以外の雑談ができないので、書き連ねます。

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    『サステイナビリティ私観』を綴っております。 その意図、現代的意義を書いています。 工学と哲学を融合した新しい世界観を提示する心構えをマガジンにしました。

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    SDGs を『Oh. 工学者、時々、哲学』的な視点で概説します。 SDGs が流行りだした潮流のトリビア的な知見を提供しています。

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宮沢賢治はプラネタリウムを観たのだろうか。

「プラネタリウム生誕99周年」の響きに心が踊ります。 球体の中の天体ショー。隣に座る娘が星座を言い当て誇らしげの中、父は無邪気に考えをめぐらせます。 1923年。 関…

雨上がり。
夕日がキレイなのか電柱がキレイなのか。
コンビニでこんまりさんの新作と池澤さん訳の古事記が並んでてクスッとしてnoteをのぞく。
句点を使わずにと書き直して遊ぶ。

月と星と雲を久しぶりに見る。
もうすぐクリスマス。
一息つこう。
あともう一息つこう。
穏やかさが引きよせる寄す処。

身体の持つ知性(Pysical Intelligence)。
色々これからって時にだいたい高熱で寝込む。
お陰で一度、リフレッシュできる。
脳よりも身体はずっと賢いのだ。
細胞ひとつひとつが、脳をリブースすることだってできる。
と小難しく書いたけど、よく寝たーーーー。

日中韓の専門家とみっちり東アジアのカーボンニュートラルを議論してきた@ソウル。
日本が周回遅れなことが改めて確認できた。それをどう伝えるか、が目下の課題なのか、それとも解決策を見せることが課題なのか、悩ましい。
物価も高いですから、現実に向き合うしかないですね。

「そろそろ君の考えを本として残すようにしなさい。」

編集者の名刺と共に渡される恩師からの言葉。

さぁ、一歩、踏みだすか。

子に習う

ピアノ、露寒し指

綻ばん

私:「625✕624やってみて」
妻:「390000」
私:「一万までの連続する整数の積で、唯一、一万で割り切れる数だよ!」
妻:「頼むから日本語を話してくれ」
………
久々に大学入試の数学を解いて遊んだ研究者の末路。
………
本当は、「いつもありがとう」一万倍なのに…

小3の娘がお菓子の箱を見て、「長方形とか、正方形とか言わずに、四角でよくない?」と謎かけをするんで、改めて数学の意義を考えさせられる研究者の私。
「うん、そうだよねぇ」、と答えられる大人になりたいなぁ。
たくましく、自由な発想で育てと父は願う。

幸い二駅先に温泉地があり、ヒトッ風呂あびられるコワーキングスペースにいる。
土日に働いたご褒美。
90年代メロコアをSpotifyで聞き流す。
PCをロッカーに入れノートで思考を整理。
あと五年もすれば、Officeさんが副操縦してくれるだろう。
最初の一筆は自力で書きたいな。

ローカル線での帰路。
高校生が「ヘロンの公式」を語るから久々にSin、Cosと戯れるかと三角形を浮かべるも全く公式の証明にたどり着かない。
プュアに数学とか解きたくなる、という現実から離れるあの感覚は、かつて受験で味わったのかもしれない。
頑張れ、高校生。

ヘッドフォンでジョギングではない、てくてくと散歩。
車など機械音もあるけど、一度、空気を振動してきた音が心地よい。
葉っぱがカサカサなる音を久々に自覚的に聴きた。
かわいい。

大学の講義の感想欄に「衝撃的でした」との一文に衝撃を受けました。
何かしらでも揺さぶる部分があったなら、よかった。そうね、学生だからとか遠慮せずに、喰らわせたほうが、世のため人のためなんだなと考えさせられた。
ちなみに写真は気まぐれのお気に入り写真。

テック全盛期、工学の歴史を学んでほしい

今年も学部1年生に「哲学」の講義が始まりました。 150人も受講してくれて、嬉しい反面、レポート採点の大変さが頭をよぎります。 それでも、全7回の講義を通じて、学生自…

絵画的にスーパームーンを加工。
神秘とリアルと。

『推し』に憧れる自分に気付く夏。
『推し』つ『推され』つ、過ごしたい。
JUDY AND MARYのYUKIさんくらいかなぁ。
いま一度、自分の好きに素直になろう。

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宮沢賢治はプラネタリウムを観たのだろうか。

「プラネタリウム生誕99周年」の響きに心が踊ります。 球体の中の天体ショー。隣に座る娘が星座を言い当て誇らしげの中、父は無邪気に考えをめぐらせます。 1923年。 関東大震災があった年。同じ年に、ドイツでプラネタリウムのモデル1がお披露目したらしい。 暗がりの中でぼんやりと記憶をたどります。星と星をつなぐように、タイトルの問いが浮かびます。 「賢治はプラネタリウムを観たのだろうか?」 プラネタリウムの原型は、ヨハンネス・カンパヌスとジョヴァンニ・デ・ドンディの模型

雨上がり。 夕日がキレイなのか電柱がキレイなのか。 コンビニでこんまりさんの新作と池澤さん訳の古事記が並んでてクスッとしてnoteをのぞく。 句点を使わずにと書き直して遊ぶ。

月と星と雲を久しぶりに見る。 もうすぐクリスマス。 一息つこう。 あともう一息つこう。 穏やかさが引きよせる寄す処。

身体の持つ知性(Pysical Intelligence)。 色々これからって時にだいたい高熱で寝込む。 お陰で一度、リフレッシュできる。 脳よりも身体はずっと賢いのだ。 細胞ひとつひとつが、脳をリブースすることだってできる。 と小難しく書いたけど、よく寝たーーーー。

日中韓の専門家とみっちり東アジアのカーボンニュートラルを議論してきた@ソウル。 日本が周回遅れなことが改めて確認できた。それをどう伝えるか、が目下の課題なのか、それとも解決策を見せることが課題なのか、悩ましい。 物価も高いですから、現実に向き合うしかないですね。

「そろそろ君の考えを本として残すようにしなさい。」 編集者の名刺と共に渡される恩師からの言葉。 さぁ、一歩、踏みだすか。

子に習う ピアノ、露寒し指 綻ばん

私:「625✕624やってみて」 妻:「390000」 私:「一万までの連続する整数の積で、唯一、一万で割り切れる数だよ!」 妻:「頼むから日本語を話してくれ」 ……… 久々に大学入試の数学を解いて遊んだ研究者の末路。 ……… 本当は、「いつもありがとう」一万倍なのに…

小3の娘がお菓子の箱を見て、「長方形とか、正方形とか言わずに、四角でよくない?」と謎かけをするんで、改めて数学の意義を考えさせられる研究者の私。 「うん、そうだよねぇ」、と答えられる大人になりたいなぁ。 たくましく、自由な発想で育てと父は願う。

幸い二駅先に温泉地があり、ヒトッ風呂あびられるコワーキングスペースにいる。 土日に働いたご褒美。 90年代メロコアをSpotifyで聞き流す。 PCをロッカーに入れノートで思考を整理。 あと五年もすれば、Officeさんが副操縦してくれるだろう。 最初の一筆は自力で書きたいな。

ローカル線での帰路。 高校生が「ヘロンの公式」を語るから久々にSin、Cosと戯れるかと三角形を浮かべるも全く公式の証明にたどり着かない。 プュアに数学とか解きたくなる、という現実から離れるあの感覚は、かつて受験で味わったのかもしれない。 頑張れ、高校生。

ヘッドフォンでジョギングではない、てくてくと散歩。 車など機械音もあるけど、一度、空気を振動してきた音が心地よい。 葉っぱがカサカサなる音を久々に自覚的に聴きた。 かわいい。

大学の講義の感想欄に「衝撃的でした」との一文に衝撃を受けました。 何かしらでも揺さぶる部分があったなら、よかった。そうね、学生だからとか遠慮せずに、喰らわせたほうが、世のため人のためなんだなと考えさせられた。 ちなみに写真は気まぐれのお気に入り写真。

テック全盛期、工学の歴史を学んでほしい

今年も学部1年生に「哲学」の講義が始まりました。 150人も受講してくれて、嬉しい反面、レポート採点の大変さが頭をよぎります。 それでも、全7回の講義を通じて、学生自らが自身の考えを明らかにしていくプロセスは、プロの方々とのお付き合いでは得られない喜びもあります。 先週は第2回でテーマは、その名も 「工学の環境史観」 でした。 西ヨーロッパのルネッサンス期から、科学が生まれ、工学が生まれていきます。それ以前の世界的な動きが重要です。 などなど。 ダ・ビンチ、ベーコ

絵画的にスーパームーンを加工。 神秘とリアルと。

『推し』に憧れる自分に気付く夏。 『推し』つ『推され』つ、過ごしたい。 JUDY AND MARYのYUKIさんくらいかなぁ。 いま一度、自分の好きに素直になろう。