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すでに福岡市民の多くが体感している、福岡市×LINEのスマートシティ

😱「月1回しかないペットボトル回収日忘れてた!」
🤔「家の前のガードレールずっと壊れてる。どうしたらいいの?」
😑「粗大ごみ捨てたい。でも手続き面倒だなぁ。」

こういう日常的なこと、
うっかり忘れてしまったり放置したりしてしまうこと、多いですよね。
どれも小さなことですが、塵も積もれば大きな負担。

でも福岡市民の皆さんは、これらの困りごとをスマホ一つで簡単に済ますことができます。

【1】ごみの日をお知らせ

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福岡市LINE公式アカウント上で、自分が住んでる地区・町名および、通知してほしい時間を事前に登録しておくことができます。指定した時間になるとLINEで通知がくるから、もう「ゴミを出し忘れた!」なんて慌てることはありません。
福岡市LINE公式アカウントは友だち数165万人以上(2020年3月時点)、日本国内でも最大規模の自治体アカウントです。
ごみの日の他にも、防災や子育てなど、市民それぞれが必要な情報を選択して受け取ることができます。

【2】道路・公園などの不具合をLINEで通報

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福岡市LINE公式アカウントから、道路・公園などの不具合を通報できる機能です。不具合の写真をスマホのカメラで撮影し、位置情報と共にLINEで送るだけ。
サービス開始後3ヶ月で814件、福岡市LINE公式アカウントから通報が入っています。早ければ翌日には不具合が修復され、安全な街づくりに福岡市民が主体的に参加する流れができつつあります。

【3】粗大ごみの手続きもLINEで完了

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粗大ごみの手続きもLINEから行うことができます。
これまでは電話(※受付時間が日中のみ)で粗大ごみの詳細を伝えたり、回収日を設定。その後コンビニ行って処理券を現金購入する必要がありました。
LINEによって24時間いつでも申請することができ、LINEトーク上でLINE Pay支払いができるのでコンビニに処理券を買いに行く必要もなくなりました。
粗大ごみの手続きを行うLINEアカウントは友だち数6万人以上(2020年3月時点)、満足度96%という評価を得ています。
すでに粗大ごみを出す福岡市民の4人に1人がLINEで手続きを行っています。


日常的に使うLINEだからこそできる、現在進行形のスマートシティ

😲「LINEがスマートシティ?」
友だちや家族とのコミュニケーションツールというイメージが強いLINEでまちづくりなんて、なかなか想像できないかもしれませんね。

しかし、国内のユーザー数・約8,300万人(2019年12月時点)を誇るLINEは、"暮らしを24時間支えるライフインフラ"へと成長を遂げつつあります。多くの人が日常的にスマホを手にするようになった今、そのスマホから便利さを提供することで、人の行動を変え、ひいては人の集合体である街全体に変化をもたらせると考えています。


私たちがこだわってるのは、「今」の「福岡市民」の「困りごと」をLINEで解決すること

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LINEが福岡市で進めるスマートシティ戦略は、他の自治体・企業が進めるスマートシティとどう違うのか、5W1Hのフレームで分析してみました。

【Where(どの街で)】

福岡市×LINEのスマートシティ
成長著しい政令指定都市かつ国家戦略特区。首長をはじめ、自治体としての意思が強い。LINE Fukuokaは福岡に本社を持ち、経営の意思を持ってスマートシティを推進している。
一般的なスマートシティ
当該企業が影響を及ぼしやすい自治体で実行。

アジアの玄関口である「福岡市」。
年々、日本の中でその存在感は大きくなっています。

・人口が政令市No.1のスピードで伸びている。
 (参考:http://facts.city.fukuoka.lg.jp/data/population/)
・企業誘致や新たな雇用の創出が進んでいる。

「福岡市をアジアのリーダー都市へ」と掲げる高島宗一郎市長のもと、
福岡市はますます活気溢れる都市となっています。

【When(いつ実現)】

福岡市×LINEのスマートシティ
今すぐ。すでに多くの市民がスマートシティに関するサービスを利用し、体感している。
一般的なスマートシティ
3~10年先に実現する計画で検討・調整中。

例えば、センサーを埋め込んだり、カーボンニュートラルな建築物に作り替えたりと、ゼロからスマートシティを創る都市もあります。
しかし、それが完成するのはかなり先です。自動運転やドローンなど、法整備が追い付いていない技術も多い。
例えばそれらの実現が5年後だとして、その5年間は空白のままでいいのでしょうか?
LINEはすでに日常的に使用されているツールなので、「今すぐ」を大事にしています。

【Who(誰が主役)】

福岡市×LINEのスマートシティ
市民が主役。市民が主体的に参加・行動することを重視。
一般的なスマートシティ
企業や自治体が主体となって取り組む。

私たちは、自治体・企業の取り組み+市民の参加があってこその街づくりだと考えています。住んでいるヒトの意見や行動が反映されてこそ、真に住みよい街だといえ、その街らしさが生まれるのです。

【What(何を創る)】

福岡市×LINEのスマートシティ
市民が日常的に利用するLINEを活用した取り組みを創出。
一般的なスマートシティ
多大な予算を設け、ハード面から構築し、新たにアプリ等も開発。

【Why(目的)】

福岡市×LINEのスマートシティ
市民の生活の質向上、都市の成長。
一般的なスマートシティ
企業の実証実験、投資の場としての目的が強い。

【How(取り組み方)】

福岡市×LINEのスマートシティ
市民の困りごとを起点とした、イシュードリブン。
一般的なスマートシティ
技術・サービスありきの、テクノロジードリブン。

「日々使い慣れたアプリで」(What)
「さらに活気あふれる街で、便利な暮らしをお届けしたい」(Why)

ーじゃあ、どうやって?

自動運転や、センシング技術を取り入れて云々という方法でも、
暮らしは便利になるとは思います。

しかし、もっと根本にある解決すべき課題。
福岡ならではの課題や、住みよさを阻害している問題があるのではないでしょうか。

その課題を、実際に福岡に住むヒト(=私たち)が
「市民目線」に立って見つけ出し、LINEの技術で解決する。

これが、How="イシュードリブン"です。


さいごに

この記事では、スマートシティに対する私たちの考え方を中心に、実際の事例の一部を用いてご紹介してきました。
私たちが取り組んできた事例は、他にもたくさんあります。福岡市という自治体案件だけでなく、民間企業やスタートアップとの協業により、福岡市での暮らしをより豊かにしています。

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詳しくは、私たちのHPをご覧ください。

LINE Fukuoka株式会社 Smart City 戦略室は、各々が違うバックグラウンドを持つ、多種多様なヒトが集まっています。
企画・設計・データ・PRの各領域のプロフェッショナルがいて、皆がOne Teamで日々奮闘しています。
しかし、生い立ちはバラバラでも、向いている方向は皆一緒です。
1人1人が本気で、”福岡ならでは”の可能性・課題と日々向き合っています。

これからもSmart City戦略室は、LINEを使った新しい生活・体験を皆様にお届けします。利用体験やもっと便利にしたいことなど、ぜひご意見をお寄せください。一緒に、豊かな未来を創っていきましょう!


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