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【特別インタビュー】インサイドセールス特化SaaS「BALES CLOUD」の今と未来

こんにちは!スマートキャンプ人事の川上です。

今回は、スマートキャンプの取締役執行役員COOで、 BALES CLOUD(ベイルズクラウド)カンパニーCEOも務める阿部 慎平さんにインタビューしました!「BALES CLOUD」立ち上げの経緯から今後の展望などを語っていただきました。SaaSはもちろん「BALES CLOUD」に関心がある方はぜひご覧ください。

取締役執行役員COO 阿部 慎平
新卒でデロイトトーマツコンサルティング合同会社に入社後、大手企業の戦略・新規事業案件に多数従事。2017年3月にスマートキャンプに入社。取締役執行役員COOとして、事業戦略・組織戦略の策定、『BOXIL SaaS業界レポート』の執筆、インサイドセールス代行サービス「BALES Outsourcing」の立ち上げを担う。また、新規事業としてインサイドセールス管理システム「BALES CLOUD」やオンライン展示会「BOXIL EXPO」を生み出し、事業成長を牽引。

「BALES CLOUD」はどのような経緯でスタートしたんですか?

私は2017年3月にスマートキャンプに入社したのですが、最初はSaaS比較サイト「BOXIL SaaS」の営業としてお客様をご支援していました。その中で資料請求いただいた見込み顧客へのアプローチを代行するサービスが必要だと考え、入社から3ヶ月後の2017年6月にインサイドセールス代行サービス「BALES Outsourcing」をスタートしました。

「BALES Outsourcing」の責任者をしている中で、2018年2月にサンフランシスコで開かれていたSaaStrというSaaSカンファレンスに参加し、そこでインサイドセールスに特化したSaaSに出会いました。その時に「BALES Outsourcing」が向き合っているインサイドセールス向けSaaSの可能性を感じたことがきっかけです。

帰国後早速インサイドセールス向けSaaSのアイディアを考えはじめたのですが、「BALES Outsourcing」の運用において営業リストの管理や電話業務のオペレーション効率に課題を感じていましたので、インサイドセールスに特化した管理システムとして「BALES CLOUD」の構想が生まれました。

その後「BALES Outsourcing」の運用課題に向き合う形で開発を進め、2019年6月にβ版の事前登録のプレスリリースを出しました。同日にビジョナルさん主催の「Inside Sales Conference 2019」が虎ノ門ヒルズで開催されたセッションの中でも「BALES CLOUD」をお披露目しました。

「Inside Sales Conference 2019」にて発表した際の写真。当時は「Biscuet」という名称でした

「BALES CLOUD」の良さはどこですか?

「BALES CLOUD」の一番の良さはインサイドセールスの現場の方にとっての使いやすさです。この使いやすさには構想段階からずっとこだわってきました。セールステックは導入の意思決定を担う管理職の方に向けた管理ツールとして開発されることが多く、現場のオペレーションには最適化されていないケースが多いです。

一方で私たちが向き合っているインサイドセールスの領域は電話やメールをたくさん行う領域で、時間との戦いになるため使いやすさが重要です。新しい機能を開発するときにも使いやすさを第一に考えてきたので、実際に導入いただいたお客様からすぐに定着できるなどをご評価いただけているのはとても嬉しいです。

「BALES CLOUD」は今後どのような開発を予定していますか?

大きく2つの方針を考えています。
1つ目は、インサイドセールスのメインミッションであるリード管理をより組織的に、高度に行えるようにしていくことです。電話とメールを活用した
インサイドセールスのオペレーション効率の向上、データ分析による改善はすでに行えますので、今後は電話とメールを組み合わせてシナリオを組む機能などを搭載して、お客様に成果を出せる組織づくりのサポートを提供していきたいと考えています。
2つ目は、多様なセールステックと連携していくことです。これまでSalesforceさんとの連携を進めてきましたので、Salesforceさんとはすでに組み合わせて活用いただけるようになっています。今後連携できるサービスを増やしていき、より多くのお客様にご利用いただけるようにしていきたいです。SaaSは組み合わせて利用する時代ですので、連携にはこだわっていきたいと思っています。

「BALES CLOUD」はスマートキャンプにとってどのような位置づけでしょうか?

スマートキャンプでは今「テックカンパニー」を目指して様々な取り組みを行っています。

「テクノロジーで社会の非効率をなくす」というミッションを掲げて、これまではプラットフォームやマーケティング・セールスアウトソーシングの形態でテクノロジーの普及を支えてきました。このような既存事業をテクノロジーによって強化していきながら、私たち自身がSaaSを開発し、テクノロジーを提供していきたいと考えています。

「BALES CLOUD」はスマートキャンプにとって最初のSaaSプロダクトになりますので、スマートキャンプの「テックカンパニー」の象徴にしていきたいと思っています。

「BALES CLOUD」の目標はなんでしょうか?

グローバルで利用されるサービスにしていきたいと考えています。日本発でグローバルにチャレンジするSaaS企業も増えてきていますが、特にセールステックの領域は海外サービスが中心の領域ですので、「BALES CLOUD」を日本発のセールステックにできたらと思っています。

そのためにもまずは国内でご利用いただいているお客様の解決にしっかり向き合い、より良いサービスにしたいです。一緒に大きなチャレンジをしてくださるセールスやエンジニアを募集していますので、ぜひご連絡ください。

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