BtoBデザインのスキルアップに向けた情報収集方法
こんにちは!2022年8月にスマートキャンプに入社し、BtoB、特にSaaS領域に特化したデジタルエージェンシー「ADXL」でデザイナーをしているアオシカです。転職前はBtoBデザインとは無縁だった私が、BtoBデザインのスキルアップのために行った情報収集方法を紹介します。
BtoBのデザイン参考サイトは少ない
BtoBのバナー広告、LPなどの参考サイトは極めて少なく様々な商材に対してどのような訴求でどのようなデザインにするべきか、効果的な見え方などとっても迷いますよね。BtoBのデザインをはじめたばかりという方向けの内容にはなりますが、やってよかったことを紹介していきます。
【1】BtoBサイトの傾向をExcelにまとめて把握する
私はSaaS業界にジョインして、SaaS企業ってこんなにいっぱいあるのね!という驚きを感じたのとともに、ジャンルがどのくらいあるのかわかっていなかったため、どのようなサービスがあり、どのような会社があるのかを把握することから始めました。様々なサービスや企業を知っていく過程として、やってよかったアクションになります。
まずはSaaS比較サイト「BOXIL SaaS」からカテゴリ検索し、各ジャンルごとにカテゴリ名、画像、社名、URL、メインカラー、ボタンカラー、メインビジュアルの特徴、フォントファミリーなどを抽出し一覧化しました。
一覧化してみてみるとBtoBの商材は肌感以上にブルー系が多いという発見もありました!
【2】Facebookライブラリを活用
次に、広告のデザインなら今リアルタイムで配信されている広告を知ることが大事なので、Facebookライブラリで定期的にSaaS企業のキーワードを検索し、気になったバナーをどんどん収集しています。収集したバナーはあとで営業さんとすり合わせしやすいよう、セミナーや商材、訴求ごとで分類して共有しています。
【3】リアル展示会への参加
思い返して一番よかったと思ったのが、リアル展示会への参加です。実際の出店企業様のブースを拝見し、チラシをたくさんもらったことで、担当企業や社内からチラシのご依頼をいただいたときに、ここでもらったチラシが参考になりました!業界によって雰囲気もデザイン傾向も違うのが興味深いです…!
【4】参考になったWebサイト紹介
デザインを仕事にしていたり、学習している方はご存知かとは思いますが、「Pinterest」は頼りになります!私はついついじっくり見てしまうのですが、先輩にオススメされた方法は「毎日、時間は5分」と決めてどんどんピンどめをしていくことです。
一瞬でもみて良いと思ったものは全部イイね!の対象です。そのときにBtoBでもBtoCでも関係なく、質より量でピンをとめていくイメージです。いざ作るときにピンどめしたデザインを見返して参考にできます。
こちらのサイト、本当に素敵で「サービスの特徴」「フロー・流れ」「CTA」「資料ダウンロード」のデザインなど、BtoBのパーツデザインで困ったときに、知りたいジャンルごとで見つけられるのが素晴らしいのです。BtoBのサイトでは必ずと言っていいほど入れる項目がまとまっているのでとてもオススメです。
以上となります。BtoBで参考になるデザイン、こんなオススメがあるよ!という人はぜひ教えていただけると嬉しいです。