自己受容できない原因と対策
自己受容ってありますね。
どんな自分でもOKを出せるという感覚です。
似た言葉に自己肯定感がありますが、ちょっとニュアンスが違う。
自己肯定感は自分の価値や強み、良さを認めること。
自己受容なダメな自分、弱みや失敗の経験も含めて丸ごと自分を受け入れるということです。
自己を肯定する前にまず受け入れましょう、ということなんですが、これが意外と難しい。
それでは、自己受容ができてない心の状態がどんなふうに現実に現れるのでしょうか?
これは私のケースですが、なんとなく周りの人から見下されている感じがする、とか、特定の〇〇さんが自分をバカにしているんじゃないか、という感覚を持つわけです。
で、ここでやってしまいがちなのが、他人からの承認を求めるようになるということです。
誰かから自分のことを認めてもらいたい、褒めてもらいたい、と思ってそのための発信やコミュニケーションをするわけです。
でもこの方向はムリ筋で、必ず自分のメンタルや人間関係が破綻します(体験済み)。
そこで、「なんとなく見下されている感じがするので、いつも他人からの承認を求めてしまう」ことの原因を探ります。
すると、自分自身がつい心の中で他人を見下してしまうというクセがあることに気づきました。
決して口に出すことはないんですが(と思う)たとえば誰かの投稿を読んだ時に「なんか浅いな」「とか、色々書いているけど大したことないな」とか思ったりするわけです。
これは裏返すと、他の人を見下す(下げる)ことで自分の価値をキープしようとする心の動きなんですね。
自分が無意識に他人を見下すというクセが、そのまま自分が見下されるという現実に投影されるわけです。
じゃあ、なぜわざわざ他の人を見下すクセがついたのかとさらに深掘りすると、ここでは詳しく書かないけど、子供時代の経験にまで遡るわけです。
常に自分は一番でないといけない、そうしないと愛されない、捨てられる、という感覚です。
これは誰のせいでもなく、完全な自分だけの思い込みだったことが今はわかります。
なんとなく話がややこしくなってきたのでここで整理すると、
周りから見下されてる感覚が付きまとう
↓
自分が周りを見下していたことが原因だったと気づく
↓
周りを見下す習慣の元は子供時代の経験にあった
ということですね。
言い換えると
自分は常に一番でないといけない、それ以外の自分を受け入れることができない
↓
だから他の人を見下すことで一番をキープしようとする
↓
他人を見下す心理が「見下される現実」を作る
↓
これが苦しいので誰かに自分を受け入れてもらおうとする
というこんがらがったメカニズムです。
ここまでわかると、腹を括ることができます^^
結局、自分を受け入れるのは自分にしかできないわけなんだけど、そのこと自体を放棄していたわけですね。
代わりに誰か他の人に自分を受け入れてもらうことで、安心したかったわけです。
つまり自分を受け入れる責任を他の人に押し付けていたことになります。
これをやめる、と決めればいいのですね。
自分を受け入れるのは自分しかいないのだ、と責任を取ることで人生は好転していきます。
自分を見下す人がいなくなって、人生がスムーズに進むからです。
ここにもちょっと書いてます。
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