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九州大文系数学2024年総括&2025年展望【25年はやはり、あの単元の準備は怠りなく】

・2024年問題分析
2024年も4題の出題でした。
難易度は下がったとみていいでしょう。

今回も取り組みやすい[1][2]と難しい部類に入るであろう[3]、傾向が新しい[4]の構成。

数学が苦手な人は[1][2]を頑張り、数学が得意な人は、[1]、[2]に加え、[4]も取りたかったところ。あとは、何とか[3]を粘るという展開だったのかなと思います。

・近年の九大文系数学の特徴
近年の九大文系数学は、数学が得意な人もそうでない人も方針が立ちやすい問題のセットだと感じます。本年度もその範疇に入りそうです。

特に数学が苦手な人もでも取り組める問題は、ほぼ努力で問題が解決できると思います。典型的な問題を丁寧に積み上げていく地道な努力を怠らないようにしてほしいところです。

・予想が難しい2025年。ポイントはやはり・・・
今回は、↓のように予想しました。

概ね予想通りでしたが、それは比較的予想しやすかったとも言えます。
なので、来年度の予想が難しいなあと感じています(^^;

特に数学Bの統計は入ってくるのか? が読みにくい。

もちろん対策はすべきですが、この統計の難易度がどの程度になるのかは、全く読めないところがつらいところです。

そのため、来年度のセットは予想が難しい上に、難易度が荒れるかもしれませんね。

なので、まずは標準問題を解き切る準備をすることが大事なのでしょう。

統計は勉強不足にならないように気をつけるべきでしょう。学校の先生もあまりやりたがらないことはある程度見越して対策をすべきです。

・重要になる文系受験生における数学の位置づけ
最後に、文系の受験生にとって、数学は戦略上どのような位置づけになるのかをしっかりと方針を立てて受験勉強をしてほしいところです。

私立大で社会を選択するか否かで大きな違いが生まれます。

やはり、おススメは数学で受験すること。
文系こそ数学のメリットが遺憾なく発揮されます。

の記事に書いていますが、九大文系受験生こそ、この文系数学のメリットを享受すべく頑張ってほしいなと思います。

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