アドバイスは、〇〇が命。【ある国会議員のツイートから学ぶ】
今回は、「アドバイス」について書きます。きっかけは、ある国会議員さんのツイートでした。
すでに削除されているようなので、スクショを貼っています。
内容については、議論の余地は十分ありそうですが、まずは横に置きます。
このツイート削除について理由を書かれたのが↓です。
このツイートをみて、「なるほど」と思ったのが、「中身を理解していない誹謗中傷の類」があまりにひどいという「認識」です。
塾講師という立場もあり、アドバイスは商売柄気になるところでもあり、ある意味納得した部分でもあります。
世の中には、意見を聞かない人が一定数います。
というか、基本的に人は意見をなかなか聞き入れない生きものでもあるとも思っています。
常々、アドバイスは難しいものだと思っています。人間関係を壊してようやく難しさを理解したという苦い経験は一度や二度ではありません。
アドバイスは、聞く方からすれば、「誹謗中傷」となりえるものだということだからでしょう。
なので、「中身を理解していない誹謗中傷の類」についても、あまりご経験のない「厳しい表現」が飛んできたので、十把一絡げで誹謗中傷とカテゴライズされたのではと見ています。
「誹謗中傷」と認識されたものの中には、国際的なメンツのためなら、万博施設建設に従事する方々の安全などどうでもいいとも解釈できる発言の言葉の足りなさへの指摘があったのではと思いますが、残念ながらこの方にはそれは届かなかったのでしょう。
あと、もう一つの鍵となるなと感じているのが、真面目なコメントという言葉。
それは、言い方ということではと見ています。
反対意見であっても、言い方がそれなりに納得できれば、「真面目なコメント」とカテゴライズされかもと思います。
では、言い方とは何か。
それは、相手への敬意だろうと私は思っています。
前に、私は生徒たちに敬語を使って話すと書きましたが、これも言い方の作法として自分は使っています。
塾講師のコミュニケーションの取り方は様々ですが、私はこの敬語戦略の効果を実感しています。
すべての生徒に有効とまではいきませんが、少なくとも多くの生徒から「聞く耳」を持ってもらえる点でとても有効だと思います。
それほど、言葉は重要で、言い方はさらに重要。
↓の事例もそれを証明することかなと思います。
言葉遣いは、思考にもコミュニケーションにも影響を与えます。
人間は言葉で思考する生きものだからでしょう。
届く言葉という点でも、言い方が命だろうと思います。
たとえ健全な批判であっても、相手に届けたいと思うのであれば、言い方には神経を払うべきでしょう。
リベラル界隈は、正しいことを言っているのだから、厳しい言い方でも良いと考える人が一定数いますが、それは現実的ではないと思っています。
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