T-SIM7080G-S3で使えるLiPoバッテリーについて
今回はT-SIM7080G-S3のリチウムイオンポリマー二次電池(LiPo)について調べてみたことを書いてみます。
そもそもLiPOバッテリーのサイズが微妙に違う
T-SIM7080G-S3にはバッテリーホルダーが搭載されていて、ここに18650サイズのリチウムイオンバッテリーを入れる事が出来ます。
18650というのは直径18mmで全長65mmというサイズを示しているそうで、私はそんなに考えずに「どれを買っても変わらないでしょ」と、まるで単三電池を買うような気分でいたのですが、
バッテリーサイズは違います
実物では5mm程度長さが違います。
何故これほどまでに長さが違うかと言うと、長い方は電池本体に加えて、あの5mm程度の所に電池の保護回路が組み込まれているとの事でした。
本来であれば保護回路があれば危険度も減って嬉しいのですが、
保護回路を組み込んだ長めの18650バッテリーはT-SIM7080G-S3の電池ホルダーにはまりません。
このことに気を付ける必要があります。
フラットトップとボタントップ
またプラス電極側も二種類あって、それぞれボタントップとフラットトップと言うそうです。
サイズ的には写真のフラットトップのセルでT-SIM7080G-S3のバッテリホルダーにはめ込むことが出来ました。
ここもボタントップになってしまうと恐らくホルダーに入らないかと思います。
これは推測ですが、保護回路を組み込んだセルはボタントップで保護回路を組み込んでいない、いわゆる「生セル」と呼ばれるものがフラットトップになっているのではないかと。
T-SIM7080G-S3で使えるのはフラットトップ
先にも書きましたが、今回は写真の赤いセル、フラットトップのものが無事に使えました。サイズの違いは知らないとハマるポイントだと思うので気をつけましょう。
PSEマークへの対応も忘れずに
電気用品安全法は、電気用品の製造・輸入・販売を事業として行う場合の手続きや罰則を定めた法律です。
2019年2月1日以降は、モバイルバッテリーも無条件でPSEマークが必要になっているそうで、リチウムイオン内蔵型の電気用品はPSEマーク(丸型の方)が無条件で必要になります。
このマークがない製品は販売が出来ないという事なので、将来的にサービスとして成り立たせるにはPSEマークがついたバッテリーが必要となりますね。
今回は両者ともPSEマークが付いているので良かったですが、新たに購入する際にはPSEマークに対応しているかどうかを確認してから購入すべきです。
まとめ
今回はT-SIM7080G-S3に搭載できるリチウムイオンバッテリーについて調べてみたことを書きました。
本体についているバッテリーホルダーはサイズ的にちょっときつめな感じがするので、リチウムバッテリーはフラットトップで、かつ丸形PSEマークがあるものを必ず使った方が良いでしょう。
と言う訳で、T-SIM7080G-S3の情報をまとめるべくnoteのマガジンを作りました!
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