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投票しない人ってどんな人?投票を分析するシステムをご紹介!

こんにちは!

株式会社センキョの大月です。

突然ですが質問します。

「人々はなぜ選挙に行くのでしょうか!!!」


・『自分の意思を政治に反映したいから!』
・『投票所が家の目の前にあるから!』
・『世代別に投票率を上げることが重要なのでは?』
などなど…人によって投票する要因は人それぞれですよね。

それでは投票をしない人、棄権する人の要因はなんでしょうか。


『うーん…めんどくさいから?』

確かにめんどくさい!わざわざ小学校、公民館に行って投票することは楽ではないですよね。

このような投票率の問題は選挙結果がニュースで流れるたびに

『〇〇選、投票率が◯ポイントダウン』

皆さんもご覧になったことがあると思います…。


「人は何が要因で投票に行くのか」

この問いに答えを出す画期的なシステムをご紹介します!


それが「ライカーとオードシュックによるモデル」!!!

noteネタ大月

ご存じない方も多いと思いますので、検索すると…。

『有権者Aが投票するか棄権するかを、投票参加による利得に基づいて決定すると考え、それを規定する4つの独立変数を想定した。』


「!?」


政治学の言葉ですので、いきなり聞いて理解できる人はなかなかいないですよね。


ざっくり言うと
「人が投票に行くor行かない要因はパターンが4つあって、それぞれ分析できる」って話です。

そして5つのアルファベットには意味があるので、これらもざっくりご紹介します。

R(reward:投票)

R=P×B+DーC

まずイコールに繋がる「R」は人が選挙に行くか行かないかを表します。

正の数になれば選挙に行く、負の数になれば選挙に行かないとといったものです。

P(possibility:可能性)

R=P×B+DーC

次はPを紹介します。これは有権者が考える「自分が選挙に及ぼす影響」を意味します。一票差で当選・落選が決定する場合はこの値が上昇します。それとは反対に片方の政党が圧勝していると減少します。

B(benefit:利益)

R=P×B+DーC

それではBに行きましょう。これは候補者が当選した時に「有権者に及ぼす影響」のことを言います。例えば道路の整備であったり、橋の建設、補助金などインフラまわりなど直接的に有権者に影響するものが支持されていました。しかし近年は環境保全やSDGsなど、間接的であり、遠い先を見据える利益も支持されつつあるようです。

D(duty:義務感)

R=P×B+DーC

Dは少し価値観的なところがあります。つまり「投票することが当たり前」という義務感を持ち合わせているかがポイントになります。近年世代別の投票率の格差が問題になっていますが、この「D」が大きく関わっていると考えられます。

C(cost:コスト)

R=P×B+DーC

最後にCになりますが、これは投票所に辿り着くまでのコストを表します。バスで行く場合はお金がかかりますし、遠い距離を歩くと大きな時間と労力を費やします。それだけではありません。仕事があったら?悪天候だったら?人によって様々なコストが考えられますよね。逆に「家の目の前に投票所がある」という場合はこの値が低くなります。

以上のように分析すると棄権する有権者の方を一口に「めんどくさがり屋」、「怠慢な性格」という側面だけではなく、様々な理由に基づくことがあることがわかります。


最後に…。

このような有権者の方々を投票するように促すと共に様々な声を反映させるためには、政治家ご本人や政治家事務所が、政策の調査、研究、立案に取り組む時間を割かなければならないはずです。

しかしながら例えば地図落とし、詳細な支援者情報の把握、ポスターの場所確認など面倒な事務作業が付きまといますよね…。

そんな皆様のお手伝いがしたい!ぜひ皆様に日本を変えてほしい!


そんな思いでできたのが「スマートセンキョ」です。

もっと知りたい!と思った方はこちらから資料請求をご応募ください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


ではまた!