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IoTで熱中症リスクの可視化

こんにちは。次世代スマートホーム&スマートレジデンスの運営メンバーの”フジ”です。

今週見つけたリリース。熱中症やインフルエンザの発生リスクを可視化するという、大和ハウスとNTT Comのソリューションです。大きな物流施設の話なのですが、高齢者の見守りのために同じようなことが、できないものでしょうか?

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この真夏のさなか、職場で聞いた実際にあった話です。

施設に暮らす高齢のお父さんのお見舞いに行った際に、部屋に入ると異様に暑い。30度どころか40度しているかのよう。どうもおかしいと思い、エアコンを見たら冷房ではなく暖房が押されていたそうです。

幸い、大事には至らなかったのですが、本人にはまったく自覚がなかったそうで、誰かが気がつかなかったら大変なことに。この時期、エアコンをつかわず熱中症でなくなるお年寄りのニュースもよく耳にします。

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同ソリューションは、温度や湿度などの環境データを取得する2種類のセンサーとIoTプラットフォーム「Things Cloud」を活用し、コロナ禍でのマスク着用に伴う体温上昇によってリスクが高まる熱中症や、インフルエンザの発生リスクをリアルタイムに可視化するもの。リスクの段階に応じて、テナント企業・管理者が施設内の温度コントロールや換気を行うことで、熱中症やインフルエンザの発生リスクを未然に低減することができる。
熱中症発生リスクの可視化では、物流施設内に設置した「WBGT(Wet-Bulb Globe Temperature)センサー」が、環境データを測定するとともに、熱中症発生リスクを示す「暑さ指数」を算出。
算出した指数を「Things Cloud」で収集・蓄積し、「ほぼ安全・注意・警戒・厳重警戒・危険」の5段階でモニターに表示するほか、リスクの段階に応じて、テナント企業や管理者にアラートメールを送信する。

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遠く離れた家族にも、室温やエアコンの稼働状況によって、自動的にメールSMS等でスマートフォンなどにアラートが飛ぶ。

そんな仕組み、すでにあるかもしれませんが、スマートホーム化するときに、安価にシンプルに導入できないものでしょうか。

何かわかったら、後日あらためて報告させていただきます。

(フジ)


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