顔認証機能搭載スマートインターフォンシステムについて
こんにちは。次世代スマートホーム&スマートレジデンスの運営メンバー”とも”です。
商材としての顔認証機能
今回紹介したいのは、顔認証システムについてです。私たちはスマートホームを商材としているので、顔認証システムを搭載した集合玄関機(親機)と室内モニター(子機)、さらにドアフォンと連動したスマートインターフォンを取り扱っています。もちろん、組み合わせて使用するスマートドアロックとして玄関のドアロックをコントロールするドアハンドル(鍵)の部分もあります。
今回は集合住宅向けオートロックシステムとしての顔認証機能をテーマとします。この顔認証機能を搭載しているのがAkuvox【アキュボックス】のインターフォンシステムです。
https://www.akuvox.jp/ProductsDisp.aspx?pid=17
7インチのタッチスクリーンでAndroidインターホンシステムです。このシステムにおけるドアの解錠方法が、顔認証・非接触カードキー・テンキー(暗証番号)・一時解錠用QRコードとなっています。マンションのエントランスに設置するオートロックの親機として利用可能です。
インターフォンの基本機能と顔認証
インターフォンなので、基本的な機能として各部屋の呼び出し機能や部屋の中からのオートロック解錠機能、部屋の中との内線通話機能はもちろん使用できます。更に対応のスマホアプリを利用することで、来訪者の動画をリアルタイムでスマホに飛ばして遠隔で通話したり、万が一不審者であった場合には画像としてキャプチャ(保存)することもできます。
なによりドアの解錠が顔認証で出来るので、両手に荷物を持っていても鍵を探す必要がありません。他にも非接触のカードキーやテンキーによる暗証番号入力にも対応していますが、一度顔認証を利用してしまうと他に戻れなくなってしまうほど、便利な機能だなと実際に使用してみて思いました。
加えて顔認証なので、顔を登録した人以外は解錠できません。セキュリティも高い効果が望めます。試しに、スマホで撮影した写真をカメラにかざしてみましたが、顔認証用のAIも搭載しており人の顔と画像の認識をしっかりと区別しているようで、いくら試しても解錠できませんでした。登録した人であれば、若干カメラ目線でゆっくり目に通過する程度で解錠できました。
―――顔認証イメージ―――
顔認証を利用可能な施設
先にこのシステムはマンション向けと説明しましたが、福祉施設のような場所や会員制フィットネスクラブのような商業施設のエントランスにも導入可能です。顔認証を用いた解錠システムなので、出入りをしてよい施設の管理者や利用者の顔を登録することで、ICカードや暗証番号の忘れなどのトラブルもなくなります。また、24時間無人の会員制の商業施設で自由に施設を利用できるような場所においても、同様に会員の顔を登録することで鍵解錠できるようになります。
QRコードでオートロック解錠
顔認証のほかに、このシステムで面白いのが一時解錠用のQRコードを発行できることです。一時的に入館する宅配業者など向けにQRコードを発行し、カメラに向けてコードを読み込むことで解錠できます。有効期間や解錠の回数の上限を設定できますので、不必要に入館することを制限できます。
まとめ
まだまだコロナが終息するのかはっきり見えないので、マスクをしている方が非常に多いこの時世です。最先端のIoT製品に搭載した顔認証の機能とはいえ、このご時世でどこまで皆さんの心に響くのかわかりません。もちろん咳エチケットは必要ですが、いつまでもマスクを着用しなけれれば感染が怖いという状況が続かないことを私は願っています。
IoT製品は扱っていて楽しいことが多いです。こんなこともできるのかという驚きとともに、なんでうまくいかないの?ということも等しく多いですが、、、
これらこまごまとしたガジェットを組み合わせて使用することの多いスマートホームですが、アイデアとひらめきでとても多くのことが実現できます。今回のインターフォンシステムも、玄関部分のドアロックとも連携できますし、そのドアロックもずいぶん進化したなーと思うほどの機能が増えています。次回はその辺りをテーマに記事にしたいと思います。
(とも)
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