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【小売業(事例)】BASE在庫連携でスマレジとECの在庫・売上を一元化!攻めの在庫管理へ


システム構成図

こんにちは、スマレジ・アプリマーケット運営担当です。 今回はスマレジとBASEの間で在庫を相互に連携し、BASEの売上をスマレジに取り込むアプリ「BASE在庫連携」のユーザー様の声をお届けいたします。

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▽BASE在庫連携はこちら

株式会社イトーが運営するBtoC店舗「WHATNOT HARDWEAR STORE」のレジ導入から受発注、販売など運営全般を統括されているスーパーバイザーの岡本さまにお話を伺いました。

オープン日  :2018年
店舗数    :1店舗
事業内容   :アウトドアツール・DIYツール販売
1日平均来客数  :(週末)約100人(平日)約20人~30人
(都市部ではないにも関わらず愛知や福岡などの遠方のお客様にもお越しいただいています)
スマレジプラン:リテールビジネスプラン※2020年8月導入
利用アプリ  :BASE在庫連携(スタンダードプラン)※2022年6月導入


オリジナルDIY関連グッズを販売する「WHATNOT HARDWEAR STORE」

兵庫県三木市はDIY関連の工具、大工道具を作っている伝統的な土地柄です。弊社は全国のホームセンターさんに卸をさせていただいてる商社です。
別の販売チャネルの立ち上げを模索する中で、実店舗形態でBtoCの販売をしながら、かつ、オリジナルアイテムの開発を担うお店「WHATNOT HARDWEAR STORE」を4年前にOPENしました。
オンラインショップはYahoo!ショッピング、PayPayモール、楽天市場などに出店していますが、店舗主導で運営するBASEというチャネルを持ち、店舗に来られるお客様とオンラインでも接点を持てる場にしています。
売り上げ目標を持ちつつも、とても楽しく運営しています。
InstagramやTwitterも運営しており、実験的にものを作って、Instagramに投稿し、反応が良ければ商品化しています。Twitterは即時性が高いので、お客様が感想を投稿してくださったツイートに返信するなどの目的で利用しています。

高度な在庫管理をするためにスマレジを導入

当時使っていたレジはWindows XP端末で、クラウド型ではありませんでした。
販売戦略を決めていく上でも、売り上げの動向分析をデータとして提示する必要があったため、クラウド型のPOSレジに入れ替えることを決めました。
POSレジの中でもスマレジに決めたのは高度な在庫管理が大きなポイントでした。
商品の取り扱い数がかなり増えてきていた中で、入荷情報をCSVダウンロードすることができ、商品マスタに任意項目を追加できるところも便利だと感じました。
発注点に関しては、スマレジの商品データをCSVで一括ダウンロードし、エクセルでマクロを組んで適正在庫数を設定して、発注書を起こしています。
売れた分だけ発注する方法ですと、細かなコントロールができないのです。
ただ、そういう意味でも、データを取り出せるためある程度融通を利かせられるというところで、スマレジに決めました。

新商品の試作販売のためにECショップを立ち上げ

当初、オンラインショップは別部署が担っていたので、お店側としては力を入れていませんでした。
新商品の試作をして売り出してみようとなったときに、このような実験的なものをモールには出せないので、その1商品を売るためだけに手軽に始められるBASEでショップを立ち上げました。
現在でも大好評いただいているオリジナル商品「モスキートコイルホルダー」のベースとなった蚊取り線香ホルダーを出品したのですが、びっくりするほど売れたんです!

そのため、BASEにほかの商品も登録してみることになりました。
現在では、BASEにはシーズンごとに流動する商品をメインで登録していますが、Instagramで投稿し、お客様よりオンラインショップで販売してほしいと問い合わせがあればBASEに掲載したりもします。
BASEの売り上げが増えつつあり、BASEへの僕らの期待値も上がっています。

取扱商品数や売上が増え、在庫管理が煩雑に

BASEで商品の注文が入った際に在庫管理と売上分析をするため、スマレジに手入力で注文内容を入力していました。後の分析のために、取引タグに「BASE」と入れていました。
オンラインショップ開設当初は取り扱い商品が少なく、売れる数も多くなかったため、スマレジへの打ち直しはあまり手間ではありませんでした。
しかし、SKUも売り上げも増えてきて、BASEのショップランキングも段々と上位に食い込んでくるまでに成長してくると、スマレジへの入力作業が負担になってきました。
これまでぎりぎり売り越しをすることはなかったですが、何度もそうなりかねない場面に直面しました。
また、ミスが無いよう注意しながら1件1件商品の数量と送料(オープン価格)を打っていましたが、月末にジャーナルと食い違っている取引履歴を修正する作業が発生していたり、取引タグの入力漏れがあったために、正確な分析ができていないという課題もありました。
このままの運用状態では、商品登録も億劫になってしまって、これ以上このまま運用することはできないと感じました。
そこで、何かいいシステムがないか検索していたところBASE Appsでスマレジ在庫連携を見つけて、スマレジとBASEの在庫連携ができることを知りました。

BASE在庫連携を導入し、攻めの在庫管理ができるように

BASE在庫連携を使い始めて、BASEでの受注業務を任せている担当者が一番喜んでいます。笑
出荷時の売り上げ取り込みがとても便利になったこと、人的ミスがなくなった(打ち漏れ、打ち間違いがなくなった)ことが大きいですね。
また、BASEで売れたものか、店舗で売れたものかの分析がしやすくなりました。
これまでは、例えば10個仕入れた商品をBASEには、売り越しを恐れて6しか登録しなかったところを8にする、つまり「攻めた在庫管理」ができるようになりました。
適正在庫を減らせるので、回転率の向上や在庫置き場の省スペース化にもつながっています。
一番上位のプランを利用していますが、費用対効果は十分出ていると感じますね。
SKUが多くなっていき、普通だと管理が煩雑になるためにBASEへの商品登録が億劫になるところですが、BASE在庫連携を入れていて在庫や売上が自動連携されることにより、ポジティブにBASEを運用できています。

開発会社のITサポート恵の福島さんにもとても細やかなサポートしていただけたことで今運用できているのだと思います。
導入時のサポートからオンラインやお電話、メールでも、色々相談乗っていただきとても感謝しています。

『LIFE WITH TOOLS』のもと、お客様の生活を豊かに

「WHATNOT HARDWEAR STORE」のコンセプトは『LIFE WITH TOOLS』です。 
道具と名前のつくものについては、僕らが面白いと思えるようなもので、お客様の生活が豊かになるようなものだったら、積極的に作っていきたいと思っています。
モール含めオンラインショップの運営の精度を高めるため、新しく採用するオンラインショップの運営人材を店舗のバックヤードに配置しようと考えていて、現在DIYで店舗の裏側のストック場所を事務所に改装中なんです。
BASE在庫連携の利用で適性在庫をシビアに見直せているので在庫を置いていたスペース有効活用できているとも言えますね。

最後に

今回は店舗とオンラインショップの在庫と売上の一元化をされている事例をお届けいたしました。
一見、シンプルな機能に見えますが、売り越し・売り逃しの防止、売上分析の簡易化、在庫の最適化、回転率の向上 、在庫置き場の省スペース化などメリットがたくさんあるのみならず、オンラインショップの運営スタッフの意識改革にもつながっているというお話を伺うことができました!

BASE以外にもMakeShopやカラーミーショップの在庫連携もリリースされていますので、これらのECカートを使っている、これから使おうとしている方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせください。

▽BASE在庫連携

▽MakeShop在庫連携

▽スマレジ連携(カラーミーショップ)
※このページはカラーミーショップアプリストアのページです


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