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【テイクアウト飲食業 事例】発注・仕入れ作業が約40時間の短縮に!業務効率化は多店舗展開への第1歩

こんにちはスマレジ・アプリマーケット運営担当です。

今回は「ラクミー売上連携」を導入し、発注、仕入れ、売上管理の業務効率化を実現された株式会社たつきち 店舗責任者、飯塚さんへお話をお伺いしました。

システム構成図

基本情報

店名:たつ吉(株式会社たつきち)
業種、業態:イートイン和食処 1店舗、テイクアウト専門店 7店舗
スマレジ導入時期:2018年
ラクミー売上連携導入時期:2022年

群馬県民のソウルフード「とり重弁当」を販売するたつ吉

たつ吉 佐野浅沼店

弊社は群馬県桐生市に本店を構えるとり重やうな重を提供する飲食店です。とり重とは、鶏肉をうなぎのタレで焼いたものがご飯の上に乗っている料理で、こちらをお弁当にしてテイクアウト専門店として群馬県と栃木県合わせて計7店舗運営しています。

お持ち帰りできる「とり重弁当」

本店から派生し、7、8年前にテイクアウト専門店を1店舗出店し、そこから1年に約1店舗のペースで拡大を続けています。
しかし、店舗数が増えるにつれ従前のシステムでは発注業務や在庫管理が煩雑になってしまいました。そこで、オペレーション整備のためにラクミーやスマレジ・タイムカードを導入しました。

課題に感じていた発注業務

お店の食材の発注はFAXで行っていました。FAXでの発注業務は、書き間違い、読み間違いが発生しうるもので、FAX送信完了までその場にいなければならないので別の発注方法はないかと模索していました。また、ミスが起きないよう店長がになっている業務でした。ですが、店長が不在の際は急いで発注をしなければならない時に、店長が店舗に戻らなければ作業ができませんでした。

ラクミー以外に検討したシステム

計量で発注が自動的に行えるシステムのお話を1度伺いました。
重さで発注点を決め、常に食材の重さが測られており、発注点を下回ったら自動発注がかかるシステムです。
休日前や、特別なイベント開催の前には、発注の数量を多くしなければならないのですが、決まった数量で毎回自動で発注されてしまうため、自分たちで目で見て確認して、発注書を送る部分だけ自動化するシステムを導入した方が、自社に合っているという結論に至りました。

ラクミー売上連携の導入で発注・仕入れ業務が月に約40時間の短縮に

ラクミーは発注・仕入データの管理が行えます。スマートフォンにラクミーのアプリを入れておくことができるため、どこにいてもスマートフォンから発注することができ、また、スマートフォンで発注状況が確認できるようになったため、店舗にいる方に発注作業をお願いすることができるようになりました。
仕入れに関しては、納品書と納品物を確認するのですが、納品書が届いたタイミングで、カメラで納品書を撮影するとラクミーに納品書が登録される機能が便利です。紙の納品書は紛失の可能性があり、また納品物の管理を別で行う作業なども発生するためカメラで撮影するだけというのはかなりの時間短縮になっています。
発注・仕入れ作業は基本的に土日以外は毎日あり、毎日1〜2時間の作業の短縮が出来ていると感じています。

他にも棚卸の際に紙への起票が不要となりiPad1台で対応できるようになったため、起票ミスのヒューマンエラーがなくなり、これまで紙で確認していた棚卸と販売から原価率に換算する作業も簡素化されました。当初の目的以上にラクミーは役立ってくれています。

また、これまで毎月業者様からいただいた8店舗分の紙の納品書の金額を本部で確認していたところが、ラクミーは納品書の金額をカメラで読み込み、抽出できるようになり、デジタルに算出することができるようになったため、本部の仕事もスムーズになりました。

ラクミー飲食店管理クラウド(https://rakmy.jp/#about)の機能の1つ

発注作業や金額面の確認が効率化されたことにより、各店の店長、スタッフ、本部の負担が減りました。

毎日の数値確認が現場の意識の変化をもたらす

以前は日次で売上だけをスマレジで確認しており、月次で棚卸に合わせて原価率、人件費、光熱費などの数字を見ていました。しかし、月に1回その数字を見てもあまりピンとくる数値ではないので、毎日確認した方が良いという課題感がありました。
ラクミーとの連携により人件費と原価率を細かく日次で確認することができるようになったことで、売上に対しての人件費を店舗責任者が確認することによって、店舗に合った目標設定が明確にできるようになりました。また、店舗責任者や一部のスタッフの数字に対する意識改革にもつながっているように感じます。

店長以外に関しても発注業務をリーダーに任せたことによって、店舗に対しての責任感が生まれてきたので、以前より仕事に対して、熱意をもって仕事にあたってくださっていますし、その社員との信頼関係が構築されやすくなったと思います。

店舗の目標設定にはスマレジの客層管理を活用

スマレジの客層管理を利用しています。店舗に来られたお客様の性別、年代、学生さんなのかを打ち込んで会計しています。
そこから地域性がわかり、お店ごとのメニューや運営の方向性のヒントになったので、やってよかったです。
例えば、テイクアウトだけではなく、配達サービスも行っているのですが、学校が近くにある店舗では運動会などの行事に合わせて配達サービスを強化するなどで運営方針や目標を各店舗で決めています。
忙しかった日の当日の売上は、パートの方含め気になられると思うので、スマレジで確認した数字を全員に共有することでモチベーションに繋げられればと思って報告しています。

今後の取り組み

2022年10月にスマレジ・タイムカードを導入しました。シフト自体はまだ紙で作成してグループLINEでシフトを周知しているのですが、今度からシフトをタイムカードで各々が見れるようにする方向で動いています。
店長職の方は40代50代の方が多く、機械やシステムに苦手意識を持っている方がいらっしゃるので、そこをコーチングしていきたいと思います。
自社が1店舗しかなく、またレガシーなレジを使っていたころに比べると、スマレジやラクミーを導入したことが大きな前進でした。今後も、働きやすい環境づくりのための整備やDX化をさらに進めていきたいと思っております。


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