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【小売業(菓子製造小売)事例】<スマレジとShopifyの会員連携>「BAKE THE ONLINE」がOMOを実現するために取り入れたサービスとは?


システム構成図

こんにちは、スマレジ・アプリマーケット運営担当です。
今回はスマレジとShopifyの間で高度な会員情報の一元化やポイントプログラムが実施できるアプリ「Omni Hub Shopify会員連携アプリ」のユーザー様の声をお届けいたします。

この記事を読む所要時間(約9分) ※1分あたり400字で計算

■利用しているその他のサービス(Shopify app storeで購入可能)
CRM PLUS on LINE
ShopifyアプリストアにあるLINE公式アカウントを活用したCRM施策やソーシャルログイン機能を導入することができます。
Appify
自社ブランドの公式アプリを最短2週間で立ち上げることができます。
Appify VIP
ポイントプログラムや会員ランクプログラムを提供できるようになります。

▽Omni Hub Shopify会員連携アプリはこちら

たくさんのお客様に「BAKE」のブランド商品をいつでもどこでも購入し、美味しい体験をしていただくため、店舗とオンラインショップのオムニチャネル化を推進された株式会社BAKEのブランド戦略室コミュニケーションチームの宮里さまにお話を伺いました。

「BAKE THE ONLINE」オープン日:2020年6月18日
「BAKE THE ONLINE」のECカート:Shopify
Omni Hub Shopify会員連携アプリ」の導入日:2021年11月2日
「BAKE INC.アプリ」リニューアル日:2021年12月9日


Omni Hub Shopify会員連携アプリ」の導入のきっかけを教えてください。

多くの方にBAKEの商品を楽しんでいただくには、店舗の営業だけでは販路としては限られているため、オンラインショップの立ち上げを決めました。
2020年初頭よりオンラインショップを立ち上げるECカートを探し始めていたのですが、コロナウィルス感染症が蔓延したことにより、オンラインでの販売需要が高まり、急ピッチで「BAKE THE ONLINE」をリリースしました。
以前より、店舗に来られるお客様の顧客管理やポイント管理ができるモバイルアプリ「BAKE INC.アプリ」を運用していましたが、オンラインショップを立ち上げた時は店舗(スマレジ)とオンラインショップ(Shopify)のお客様が分断された状態だったため、顧客情報を統合し、さらに店舗とオンラインショップで貯めたポイントを双方で利用できるようにする手段を探していました。
その際にタイミングよくフィードフォース社から「Omni Hub Shopify会員連携アプリ」のサービス案内を受け、他の類似サービスよりも実績があることから導入を決めました。

その他「CRM PLUS on LINE」「Appify」「Appify VIP」を活用してどのようにオムニチャネルを実践されていますか?

もともと「Appify」でモバイルアプリを構築する前にも店舗用のアプリは運用していました。そちらの旧アプリとオンラインショップの会員とを統合しようとするとシステムのカスタマイズで費用も時間もかかるため、現実的ではありませんでした。
「Appify」であればShopifyを中心に設計されているということで、新アプリは「Appify」にて構築し、かつ、「Appify VIP」を導入することで、Shopify(オンラインショップ)でポイントを付けることもできるようになりました。

そんな中、お店専用のアプリのダウンロードはアプリが増えることや、ネット環境の問題がありお客様へのご案内のハードルが高いという課題があり、LINEログインで会員登録ができるようになる「CRM PLUS on LINE」を導入しました。
もともとお客様のスマホに入っているLINEのアプリを使って新規登録・バーコード表示ができることは、お客様にとっての利便性が良く、スタッフからも案内しやすくなったという声をいただきました。

アプリだけの先行販売のお知らせなどもしているので、よりロイヤリティの高いお客様にアプリをご利用いただいています。

オムニチャネル化を実現されてどのようなメリットがありましたか?

Shopifyを中心とした顧客情報の一元化を目指していたので、分断されていた店舗とオンラインショップの会員とポイントの統合により「ポイントを貯めて使える機能」を実現できたことが大きいです。
旧アプリは約2年運用して会員数は約45,000人程になりましたが、新アプリをリリースし、半年程度で約56,000人の新規登録者数を獲得することができました。

追加でLINEで新規登録、会員バーコードを表示することができるため、店頭でLINEのお友達登録をご案内していました。これまでに2021年12月と2022年4月の2回、新規登録キャンペーンを行ったところ、お友達数が約40,000人増加し、より多くの方とつながりを持てるようになりました。
LINEでは新商品や新ブランドを立ち上げた時に情報発信を行うようにしています。

全体の運営コストはさほど旧アプリを運用していた時と変化はありませんが、顧客体験は確実に向上しているので、店舗とオンラインの行き来が活発に行われるようになることを目指しています。

各サービスの導入に際して大変だったことを教えてください。

旧アプリの会員情報の移管対応です。一部会員移行は手動で行う必要があり、今まで対応したことがない重くシビアなものでしたが、Omni HubやAppifyの手厚いサポートがあったため、想定以上に移行の時間・導入は短期に進みました。
また、LINEは新規アカウントのスタートでしたので移行はないのですが、初期設定など戸惑う箇所をCRM PLUSのサポートのおかげで事故なく導入できたと思います。

アプリのリニューアルに際して、お客様はスムーズに移行してくださいましたか?

お客様に周知するため、ポイントプログラムをリニューアルしましたというリーフレットを出したり、店頭のデジタルサイネージで広告を出したりしました。
今までのアプリと仕様が違うことや、どの情報が移行されるのかなどのご案内を出してはいましたが、全ては伝わりきらず、アプリのお問い合わせは月数件程でしたが、アプリのリリース直後の12月1月はひと月で300件を超えました。
古いお付き合いのお客様は使い慣れていらっしゃる旧アプリのほうが使い勝手が良いと思いますが、お客様により便利にお使いいただくことにリニューアルが必要だったことと、使われている機能、そうでない機能を見極めて削ぎ落して適正化することも必要でした。
肌感としては旧アプリから新アプリへ移行してくださった方は10,000人程度はいらっしゃるかと思います。

今後の展望を教えてください。

アプリをダウンロードしていただいた方々に還元できるように機能を拡張し、使い勝手が悪いところは改善していく予定です。また、コロナウィルス感染症拡大のように不測の事態に陥った時にオンライン上で予約受付し、店舗受け取りができるサービスを用意しておきたいです。
BAKEブランドをよりたくさんの方々にお楽しみいただくため、今後ともお客様の体験価値の向上にフォーカスしたサービス提供ができるようにと考えています。

最後に

株式会社フィードフォースが開発したスマレジとShopifyの会員・ポイントを一元化できる「Omni Hub Shopify会員連携アプリ」は、Shopifyを利用している店舗様にとってオムニチャネルを実現するために欠かせない機能を備えたアプリです。
LINEログインを可能にする「CRM PLUS on LINE」は同じフィードフォースグループの株式会社ソーシャルPLUSが提供するサービスのため、まとめて簡単に導入することができます。
店舗とECの会員統合とLINEを使ったCRMをお考えの方はぜひお問い合わせください!

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■株式会社スマレジのリリース記事
「Omni Hub Shopify会員連携アプリ」で店舗とECのポイントをひとつに

■株式会社フィードフォースのリリース記事
「OMOはBAKEブランドにおける最重要テーマ」BAKEが語る、店舗・ECの顧客情報一元化を実現するまでのプロセスと成功の秘訣

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キーワードは「Shopifyへの情報一元化」
6ヶ月で4万人が登録した BAKEのLINEのデジタル会員証活用

▽Omni Hub Shopify会員連携アプリ


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