やりたいことが見つからないあなたへ

おはようございます!

今日は趣向を変えて、最近読んだ『プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる』という本の内容から抜粋してアウトプットしてみます。

キャプチャ

プロセスエコノミーとはアウトプット(製品、商品)で課金するのではなく、プロセス(制作過程)で課金するというもの

本の中では、キングコング西野さんのオンラインサロンやNizi Projectや片付けコンサルタントのこんまりさんなどが例として挙がっています。
詳しく知りたい方は本を読んでみてください(笑)

そして、プロセスエコノミーの弊害として書かれていた内容について今日は取り上げます。

それは、「Will」「Can」「Must」の順番を間違えない、ということ。
それぞれ何のことかというと

Will ⇒ 将来やりたい仕事
Can ⇒ 自分にできる仕事
Must ⇒ やらなければならない仕事

一般的な形としては
Must→Can→Willの順番で階段を上っていく。
しかし、現代社会では「好きなことで生きていこう」「やりたいことを見つけよう」という「Will」ばかりクローズアップされています。

ここで、本の中からそのまま抜粋します。

*****
「まだWillが見つかっていません」というのも全然問題ないこと。
誰かの「Must」を手伝って埋め合わせしているうちに、おのずと「Can」の仕事は見つかります。
「Can」が増えていくうちに、やがて自分だけの「Will」に出会えればそれでいいのです。
(略)
「Must」や「Can」の順番を間違えず、色々なことをとにかくやってみる。そうすれば自分らしいやりたいことが見つかるはずです。

*****

この「Willが見つかっていない」というのはよくある話で、かつ、こういう思いがあるから一歩踏み出せていない人も多いのだろうと思います。

副業にしてもそう。
やりたいことが見つからない(わからない)から動けていない。

婚活にしてもそう。
結婚した後のイメージがわかないから一歩踏み出せない。

この本に書かれているように、とにかく色々なことをやってみるうちに自分なりの考えが生まれて、やりたいことだったり、こういう風にやり方を変えてみようだったりが生まれてくる。

かの有名なNetflixもそうやって今の形を作ってきました。

Netflixは最初TSUTAYAのような単なるレンタルビデオ店でしたが、大型ライバル店には勝てないと思い郵送でVHSをレンタルするモデルに業態を変更。
その後、月額制のサブスクリプション(サブスク)を導入。

すると人気商品だけ予約が殺到し在庫がなくなることになり、お客さんの不満が高まるのだが、その不安を解消するために一気見のニーズに応えたり、BGMのように流しっぱなしにしたい人のニーズに応えたり。

大型ライバル店から逃げながら商売してきたわけだが、逃げ回りながら次の一手を必死で模索しているうちにいつの間にか今の形ができあがったのです。

有名な企業や実業家がみんなWillから始められているわけではなく、MustやCanをやり続けた結果Willに辿り着いたってことですね。

なので、とりあえずやってみようよ!という結論です。

プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる
めちゃくちゃ面白く、勉強になる本なのでぜひ読んでみてください。

では!

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