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初バイトのお給料で買った本

ミヒャエル・エンデ「モモ」。
バイト先は町の本屋さんでした。
今考えると、子供が遊びの延長で『働く雰囲気』を味わうような、ユルいバイトでした(笑)

そのバイト先で、棚に並んでいた中の1冊。背表紙を眺めつつ仕事をし、バイトの最終日にいただいたお給料で即購入したのが、この本。かれこれ30年以上前の話です。
モモがチョコレートを飲むシーンがあるのですが、当時の私には衝撃的でした。「チョコを飲むって、どう言うこと( ; ゚Д゚)」なんて、田舎の人間にはすぐに理解が出来なかったですねぇ(笑)
飲むチョコレートはマイスター・ホラからのおもてなしでしたね(^-^)

「時間」についての本ですが、なんとなく辻麻里子さんの本にも共通する部分があるように私は感じています。児童向けだけど大人でも楽しめる本。


今でも思い出します。この本が、今は無きあの本屋さんの棚に入っていて、その背表紙を見上げていた光景。私の原点のひとつである本です。

私の部屋にある様々なジャンルの本達は、バラバラのようでいて実は深ーいところで繋がっているようです(^_^;)
次回はまた違う本を引っ張り出そうかな···

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