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最近、う、噓でしょ!と、思った "ティアーズ・フォー・フィアーズ" のアルバム

 Tears for Fears


 洋楽関係の記事のネタを考えていた時のことなんです。

 そろそろ "ティアーズ・フォー・フィアーズ" あたりのことを書こうかな~と思って検索してみたら

 あれ?、新譜が出てる?!
 う、噓でしょ!

 皆さん、ご存知でしたか、ティアーズ・フォー・フィアーズの17年振りのニューアルバムが2月にリリースされていたの…


『ザ・ティッピング・ポイント』2022

 私、全然、知らなくて….
 あらためて、この4月にティアーズ・フォー・フィアーズ を、聴いてるとこなんです。


 ティアーズ・フォー・フィアーズ といえば、ローランド・オーザバルカート・スミスの二人が中心となったバンドです。
 80年代は数々のヒット曲を連発しましたが、90年に入ると分裂、その後はソロ活動が中心となったグループです。

 個人的に90年代のソロ活動以降は、あまり真面目に聴いてなかったりします。
 分裂の原因は不仲って話を聞いていたので、まさか再結成して、アルバムを出すなんて…w 驚きですよね。


+  +  +  +  +  +

 

 自分にとって、ティアーズ・フォー・フィアーズ といえば、なんといっても1985年にリリースされた2ndアルバム『シャウト』、そして、1989年の3rdアルバム『シーズ・オブ・ラヴ』の2枚なんですよね。


『シャウト』1985


 自分の中で、ティアーズ・フォー・フィアーズ には、すごく固いイメージがあって、真摯に音楽に取り組んでる二人って感じなんです。
 多分、そのイメージの基は、日本でのアルバムタイトルにもなった、この「シャウト」だと思うんですよね。

「シャウト」

 なんか求道者って感じじゃないですか?
 すごく人気があったんですが、高校生の自分には今ひとつピンときてませんでした。
 むしろ、その後の「ルール・ザ・ワールド」の方が好みでしたね~。


「ルール・ザ・ワールド」


 『シャウト』は、高校の時、友人間でも大人気だったアルバムなんで、私も聴いてたんですが、そんなにハマってたわけじゃないんですよね。(いや、聴いてましたけど…)

 自分にとって、本当に良く聴いたのは、3rdアルバムの『シーズ・オブ・ラヴ』の方だったんです。


『シーズ・オブ・ラヴ』1989

 少し大人になってた私にちょうど良かったアルバムです。
 よく聴いたな~、このアルバム、大好きでした。


「シーズ・オブ・ラヴ」

 アルバムタイトルにもなってる「シーズ・オブ・ラヴ」なんか、ほんと
好きだったんですよね。
 「シャウト」の頃より柔らかくなってる感じがしませんか?

 そんな感じが自分にちょうど良かったんでしょうね。


「ウーマン・イン・チェインズ」


「アドヴァイス・フォー・ザ・ヤング・アット・ハート」


 「ウーマン・イン・チェインズ」で、オリータ・アダムスとセッションしてるのもそうですが、なんか、音楽を楽しんでる感じがするんですよね。
 「アドヴァイス・フォー・ザ・ヤング・アット・ハート」なんかも大好きでした。
 


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 ニューアルバムが出てると聞いて、サブスクを使って ティアーズ・フォー・フィアーズ のページに行くんですが、当たり前ですが知らないアルバムがあるんですよね。

 今回紹介した2枚を含む80年代の3枚のアルバムは馴染み深いです。
 90年代の『Elemental』と『Raoul And The Kings Of Spain』の2枚のアルバムは、ローランド・オーザバルのソロプロジェクトです。
 聴いてないのですが、一応、存在は知ってます。

 …. あれ、2004年に『Everybody Loves A Happy Ending』ってアルバムが出てる。

 そういえば、先日リリースされた新譜は17年振りってありましたから、17年前には新譜が出てたってことですよね。(当たり前だろッ!)

 どうやら再結成は17年前だったようです!w
 ちなみに、この時は15年振りだったそうです。
(ということは、私にとって17年振りではなく32年振りってことになりますね。ww)

 皆さんは、ティアーズ・フォー・フィアーズ が17年前に再結成してアルバムを出してたなんて知ってましたか?

 …. 私は全然知りませんでした💦(すみません)
 ほんと、う、嘘だろ!って感じなのです。


 おおー、新譜が出てるんだ~と驚いたら、実は聴くべき新譜が2枚あったという、これまたビックリしてしまったという話でした。

 17年前にキャッチできなかった情報も、今なら簡単にキャッチできる環境になってたりするんですよね~。
 ということで、2ヶ月前に出た新譜と、17年前に出た(私にとっての)新譜を聴いて過ごしているこの頃なのです!


「Break The Man」