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パンとミステリーのちょっとした話

Receipt mystery.


 休日の今日、以前、BOOK・OFFで買っておいたミステリーを手に取り読もうとした時の話です。

 寝転がってページを開くと、一枚のレシートが落ちてきました。

 

 多分、前の持ち主さんが、買ってきた本を読むときに、しおり代わりに使ったものなんでしょうね。

 福岡県のパン屋さんのレシートでした。


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 購入していたのは

  「ヒレカツサンド」

  「つくね白パンサンド」

  「ツナクッペ」


 日付は2011年4月2日の土曜日、14時21分...



 たまたまなんですが、まわりまわって私のもとにレシートが届くなんて、なんか面白いですよね。

 

 思わず、この本の前の持ち主さんのことを想像しちゃいました。

 

 購入したパンを見ると、けっこうボリュームがあるので、まず男性なのは間違いない気がします。


 土曜の午後2時半なので、遅い昼食なのかな...

 きっと、生活の様子はやや不規則のような気がします。

 でも、コンビニではなくパン屋で美味しいパンを買う......みたいな


 きっと、その時、しおりの代わりになるものがレシートぐらいしかなかったんでしょうね。

 本屋だと、しおりを付けてくれたりするので、自分と同じように古本屋さんからの購入だったのかもしれません。また、ブックカバーやMyしおりは使わないタイプで、おそらく、帰るとすぐにパンを食べながら、本を読み始めた感じですかね。

 もしかすると、4月の陽気に誘われて、公園のベンチとかで読み始めちゃったのかもしれませんね。


 いろいろ推理してみると、けっこう面白かったです。

 読書日記とは言えないかもですが、ミステリーを読もうとしたら、ちょっとしたミステリーに出会えた気分なのです。

 もちろん、その後、パンを買いに出かけたのは言うまでもありません。