彼という人間
事件を追う記者の如く 研究する学者の如く
息をするように 休みなく動く私の頭
考えるのは否応なしに彼のこと なんの疑問もなく 彼の放った言葉 彼という人間について
好きを通り越して あの時出会ってしまった複雑そうな心を持つ彼について
全て解き明かしたい欲求に抗うことはできなくなっていることは間違いない
否応なしに私の中にいて 何かする度に思い出される記憶
一遍一遍が少し曖昧になりそうな予感がすると 必死に思い出して忘れまいとその時の出来事を順番に思い浮かべる
過去を語り今を語り私の大切な記憶をここに残します。 思い描いていることを少しずつ何か形にしていく場所にしていきます。