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Ford v Ferrari

よく映画を見るのけど、見て終わりなのは何か勿体無い、何処かに記録として残しておきたいと急に思い此処に書き留めていく事にしました。文章まとまってなくて読みづらいかもしれませんが、ど素人の感想文を読むくらいの気持ちで読んでください。

⚠️以下ネタバレあり

今回はフォードvsフェラーリ(原題:Ford v Ferrari)です。え?なんでその映画かって?純粋に車が好きだからです。まだ免許持ってないけど。早く取らなきゃ。じゃなくて。あらすじですよね。まぁ相当割愛していうとフォードがフェラーリを買収しようとしたら失敗。罵声も浴びせられムカついたからル・マン24時間耐久レース勝ってぎゃふんと言わせてやる!っていう話です。劇場で見ていると本当に迫力満点で、車のエンジン音が耳に心地よいです。この映画は人間ドラマが主題でしょう。世間体を気にする大企業(フォード)と、夢に向かって立ち向かっていく人達(シェルビーアメリカンとケン・マイルズ)の対立を軸に物語は進んでいきます。ケン・マイルズは本当に偏屈な性格なんですけど、車・レースに対する情熱は胸が熱くなりますよ。とても格好いいです。GT40の開発に関わっている時のケンは誰よりも真剣に車と向き合い、開発に熱中しています。それを見たキャロル・シェルビーも一緒に熱中していくんですよ。男のドラマですよね。いやぁ本当に格好良い。語彙力無くしました。すいません。後半は伝説とも言われている1966年のル・マンが描かれていますが、会社の方針にやむなく従うケンのあの寂しそうな顔も忘れられません。フォードは最後までメディア・ブランドイメージを意識してとにかく歴史に名を残そうと必死だったのでしょう。個人的には1番印象的なシーンでした。

劇中におけるキーワードは、「7000rpm」でしょう。作中、最初と最後にナレーションで全く同じセリフが流れてきます。

「7000回転の世界はマシンが消え、肉体だけが残り、時間と空間を移動する」

7000回転とは、現場の人達の思いの熱量であり必死に夢に向かって打ち込み続けた人達にしか見えない景色がそこにはあるという事を暗示hしているのでしょう。現にこの映画自体前述にもあるがフォード上層部vs現場の人々が描かれているし、その前提としてフェラーリとの対立も描かれている。現場で情熱を燃やしている人達の思うようには大企業は動かせないもどかしさもあるが、7000回転を超えた先(大企業の社内政治に抗ったその先)に現場の人達の努力の結晶が実る瞬間がある。2時間越えの長い映画ですが、見ていて本当に胸が熱くなりました。大事な事だから2回言いましたけど。それくらい見応えのある映画なんです。

私は感想しか書いてませんけど、内容を紐解いていくともっと面白い映画です。色々な人が様々な分析をしているので是非読んでください。そして劇場に足を運んでみてください。後悔はしないです!

公式ホームページと予告動画のリンク貼っておきます


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