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命が輝いている 【王子】
日々を充実して過ごすために、今日を人生1番の日にすると毎朝決意する。そして、布団を蹴破った瞬間から素敵な1日が始まる。
夢の中で私が別人と入れ替わらないなら、今より後ろには過去だけが連なっている。当たり前だと思って流せばそれまでで、体のどこかに引っかかればそれはこの先も付き纏ってくるのだろう。
私の耳で聞いたこと、私の目で見たこと、私がお箸で食べたものは私が世界と仲良くなるために受け取ったモノコ
君を信じてみたい 【王子】
初めて聴く音楽みたいな毎日を、知らない街を散歩するように生きていく。目標というほど明確ではなくて、夢というには大袈裟すぎる。こんな風に生きたいっていう希望。あるのはそれだけ。
「将来なりたいものとかあるか?」
夏休みまであと3日。クーラーが効きすぎている教室で、私は27才男性高校教員と未来の話をする。数字の羅列となって可視化され、A4サイズに印刷された私の知能が机の上にペタリと横たわった。
日々を愛している 【王子】
小学生の頃から、夏休みの宿題は初日に全ての答えを写して終わらせていた。
答えに1つの着地点がある場合、過程を吹っ飛ばしていきなりそこに辿り着きたい。それがズルだと言われても、ズルをすることに少しの罪悪感も感じないし、達成感はつまらないものだ。私が宝箱に入れておきたい気持ちはいつだって、言葉では表せない一瞬の煌めきや予測不可能な心の動き。
行動を作業化し、その日のことはその日で終わらせて、ほとんどを