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大学なんて何もしてくれない

ここ2ヶ月くらい、復学のあれこれで所属学部の教務課とよくやり取りをしている。
正直な話とても疲れるし、うんざりすることばかりだ。

こちらの質問に明確に答えてくれないし、何度も同じ説明をしないといけない。説明が正しく伝わらず無理を言われる。親との問題を軽視される。
私の質問や説明が悪いのかもしれないが、それにしてもここまでやり取りに困る窓口はなかなかない。

最近は質問を細分化してリストにしたものを送っているが、それでも回答漏れがあったりする。回答されても頓珍漢で答えになっていないものだったりして、ちょっとした質問のためにメールを何回も往復させないといけない。
復学か退学か判断を迫られている状況でこんな対応をされてはストレスが死ぬほど溜まる。メールの文面くらいちゃんと読んでくれよ、とイライラする日々はまだしばらく続くのだろう。

奨学金や復学のことで外部に相談することがあるのだが、そこでは毎回のように「大学の教務課や学生支援課には相談しましたか」と聞かれる。
おそらく、教務課や学生支援課というのは、学生が困らずに学生生活を送れるようにサポートしてくれるものなのだろう。受けられる支援や申請できる奨学金を教えてくれるものとされているらしい。

私の大学、全然そんな感じじゃないですけど……???
調べた上でわからなかったことを問い合わせて、その回答が一応返ってくるだけですけど……復学か退学か3月までにあなたが好きに決めて連絡してね、という悪く言えばかなり突き放した雰囲気ですけど……

学生支援課も一応あるが、恐ろしい対応をされて以来行っていない。今思えばあれは立派なセカンドレイプだったと思う。
教務課が今のところしてくれたのは、学籍異動手続きと日本学生支援機構への問い合わせくらいだ。奨学金や制度の紹介などは何もなかった。
日本学生支援機構だって出来ることなら自分で直接問い合わせしたい。大学を通さないといけないから通しているだけで、手間は逆に増えている。間違った情報を伝えられることもあり、回答内容への信頼すら出来ない。

それでも問い合わせてくれているのだから、最低限の仕事は低クオリティながらしてくれているのだろう。それ以上のプラスアルファを何もしてくれないだけで、何もしてくれていないわけではない。わかっている。

教務課の方からすればイレギュラーばかりで面倒な学生だろう。手間を増やして申し訳ないが、私だって好きで面倒事を持ち込んでいるわけではない。ただ復学したくて必死なだけだ。

どのような職種でも相手/顧客に少なからず関わるだろうが、教育という業界は文字通り人生に関わる。私も教育系のアルバイトをしていたときは、細心の注意を払って生徒と関わっていた。私の一言でやる気や自信を削がないように、私の一言が少しでも役に立つように必死だった。

事務だとしても、状況を聞いて情報をくれたり、せめて雑に扱わないことくらいしてもいいのではないか。
意に反して退学する学生がいても自分には関係ないしどうでもいい、面倒事を持ち込むな、と思うような人には教育機関にいてほしくない。
今後退学せざるをえなかったとしたら、私は少なからず大学事務を恨むと思う。人生の岐路に立ち会っていること、影響を与えていることを自覚してほしい。

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