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素直になるということ

素直になるとは是も非もなく受け入れること

一昨日リハーサルで衣装を踏んで転びました。

裸足で踊るから親指だけ裾に絡め取られたんです。
瞬間的に変な方に捻れたから痛い。なら裸足やめればいいんじゃないかと思われるでしょうね。

裸足なのにターンはまだしもシェネするし。
でもバレエシューズ履いたらなんか違うんです。
感覚が満足しない。

そちらを最優先にしています。なので生傷は絶えないですよね。

捻った親指が痛いのでその日は冷やして安静に。

次の日は先ずは恐れずに歩いてみる。まだちょっと痛い。

親指以外の足の関節をなるべく動かす。やっぱり少し痛い。

体重かけないで動かす。先ずは手動で、次に自動で。

今朝も体重かけないで動かしてみましたが昨日よりは痛みがマシになっていて、試しにバーレッスンのプリエをやってルルヴェまでしました。

その辺りで少しずつ周りの組織が痛くなって来たので足の訓練はお仕舞い。

なんとか本番までには間に合いそうで一安心です。

ケガした瞬間は体が興奮状態なので、程度に関わらず動けちゃうんですよね。脱臼してたってなんでもできちゃう。

痛みと腫れが悪化していくのは数時間後なので怖いんです。

歩けないくらいの筋肉損傷や足指脱臼でもバンバンジャンプしていた経験があるので今回もドキドキしてしまいました。

経験してわかったのは素直になること

今回の件で今までと違うのはケガした後、平気そうに振る舞わなくなったことです。

痛いといい、冷やして安静にしていました。間違っても痛くてもここまでできる!という、ど根性はみせません。

間抜けに転んで痛めてヘタレている自分に素直になったんです。

素直になるのと甘やかすのは違います。そこは難しいですね。難しいのは専ら心の問題ですけどね。

怪我の功名はほんとにある

今日久しぶり、と言っても2日ぶりにバーレッスンして驚いたのは体を休めて柔軟性が増していたこと。力みが取れて動きやすかったこと。足指のクセが減って動かしやすくなっていたこと。

怪我の功名ってヤツでしょうか。

元の体に戻っても改善点はなくしたくないな〜

心の健康は最優先

ケガして怖いのは思い出すことなんです。怖がって体が防御体勢に入るので動きにくいし、それが動きの癖になって硬さが生まれます。

体のケガと繋がっているけど一番やっかいなので記憶の塗り替えはとても大事です。

あと最近の話ですが、初盆の最中、体がガチガチになりました。狭いところで人口密度が高く、ずーっとかしこまっていてストレッチやバーレッスンが出来なかったんです。

体中が痛くなって苦しかったんですが、初盆が終わり、飾りが解体されみんなが帰ったら途端に柔らかくなったんですよね。我ながら人情ナシだなぁと思いましたが、体は素直なんだから仕方ないです。

歳も重ねたことだし、素直に生きていくことにします。


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