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アーティストは場の経験値が必要

横須賀街道ちっちゃなちっちゃな文化展を見てきました!

この季節、掛川市横須賀の街道筋は通りごとギャラリーになります。何十人もの作家たちがそれぞれ割り振られた民家や広場をギャラリーとして作品展を開催します。

地元の協力と住民の理解によって20年続いているそうです!まさに継続はちからなり!

作品展には多くの人たちが訪れ交流し、出会いが生まれます。アーティストが場の経験をサポートされながら踏める。その幸せな関係をうらやましく思いつつ、身体表現者もこんなふうになるといいなぁと思っています。

身体表現者とパフォーマンスする場所の関係

造形作家と同じ境遇、同じ形の作品展という意味ではダンサーは難しいでしょう。それは構わないんです。

その土地の要望や制限の中でどう自分らしくパフォーマンスするか考えるのはアーティストの醍醐味。お互いに楽しめるスタンスで作品展とは全く異なる運営でも面白いと思います。

そこは臨機応変でいいから、いろんな踊りが有名無名、優劣なく同じ場に存在するっていいと思いませんか?

基礎が出来てる出来てないって観る目的ではないですよね。表現の大切さはそこではなくて、相互の交流で、観た人は観てよかった…!って帰りたい。そこが目的だと思うんです。

一番大切なのは観る人、演る人のこころの交流する場になること

こころの交流が一番大切な要素で、練習ではいくらやったところで得られないし、基礎が出来てる出来てないだけではなんともならないことです。

いつも一流の超絶技巧や大掛かりな素晴らしいものばかり観るのではなく、いろんなものに出会って欲しい。

アーティストも一つの正解だけを追わずにいろんな答えを見たほうがいい。

痛切に感じるのはアーティストを育てているのは観る人だということですね。アーティストよりも文化的なのが観る人なんだと思います。

さまざまなアートを個人の好みで優劣なく楽しむのが当たり前の社会がいいですね〜

演じる人も自分がやりたいアートを迷いなく演っていくのが当たり前なのがいい。

そのためには迷いなく自分のアートを表現する覚悟が必要だし、多様なパフォーマンスの場を経験していくことですね。

11月6日、浜北にある、県立森林公園イベント広場にて多種多様な文化の中で自分らしく踊ってみます^ - ^


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