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202406_diary from stuffy-locked up room

6/1
5:30に起床。今日は娘の運動会且つ、娘と息子の誕生会でイベント詰め詰めの日。朝、弁当を作りながら東京FMみのらじを聴く。T-REX特集。ティラノサウルスレックス時代のアシッドフォークの楽曲「Deboraarobed」を初めて聴く。最高。その後、祖母2人を連れ小学校の運動会へ。徒競走、玉入れ、ダンス。徒競走は途中までダントツ1位だったが最後テープを切る直前で減速し、結果2位に。ダンスは<学園天国〜ジャニーズ〜ado>という昭和〜平成〜令和を繋ぐJ-POPダンスミュージックをバックに踊るという趣向。事前のパンフレットには「学園天国(小泉京子)」と書いてあったが、正しくは「学園天国(小泉今日子)」だろと思いきや実はそれでもなく、聴いてみると実際には「学園天国(フィンガー5)」であった。野村義男はそこには居ない。夕方から義兄も来て、娘と息子の誕生パーティー。息子、一升餅も背負い何度も後ろにひっくり返りながらも、選び取りに挑戦。結果はbic の黒のボールペン。大いに盛り上がり、大人3人でシャンパーニュ2本、白ワイン1本空ける。

6/2
妻は同窓会の為、早朝に起床し新幹線で帰省、そのまま関西出張コース。義母も実家へ戻る。午前中は公園、午後は豪雨の中バイオリン教室へ。夜はリュウジのレシピで肉豆富を拵える。娘はAmazon primeで追加課金し「映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」を鑑賞。このシーズンのプリキュアはとにかく歌が素晴らしい。他のプリキュアと比べて圧倒的にいい。夜はroom202スタジオへ。新曲の構成を練り直す。

6/3
リモート仕事。息子は久し振りに保育園へ。運動会の代休の娘と実母はショッピングモールへすみっコぐらしの弁当箱を買いに。ついでに、アリエルの腰を押すとヒレがバタバタする謎のおもちゃも購入していた。7/13の自身のライブイベント、ムーンライトドライブの宣伝のために久々にX (a.k.a Twitter)を開き、宣伝ポスト。SNSに私の居場所はもうないことは再度確認する。

6/4
リモート仕事。ランチの時間も取れず打ち合わせ詰め詰め。WEB会議の裏で内職しつつ、タスクと打ち合わせをもりもり捌く。業後、保育園迎え。その後、実母の作った鮭のちゃんちゃん焼きをアテに「さあ、世界を変えてやろう。」と書いてある紫の缶のクラフトビールで晩酌。フランクザッパの「今おれはデンタルフロスの歌を歌ったんだが、お前の歯は綺麗になったか?」を思い出ながら。具体性のないスローガンの虚しさ。ビールを飲むときくらい、世界は変わらないでくれ。夜、子供たちが寝た後、実母と相続の手続き諸々。父の戸籍を見て、自分の曽祖父の名前や生まれ年を初めて知る。こうした資料を見るにつけ、誰しもが命の脈々とした連なりの終端付近に生きる一つの儚い命である、など至極当たり前のことを思うのだった。

6/5
朝、娘が着替えながら「いつだって大丈夫じゃない~ この世界はダンスホールじゃない」と替え歌を歌っており、静かに深く頷く。仕事。昼はかつやでカツカレー。とんかつは美味いが、ルーの酸味が好みではない。夜は先日のT-REXの流れでthe whoのライブ映像をいくつか。ロジャーダルトリーは舟木一夫と似て蝶。

6/6
仕事。昼はアルクロードでシーフードカレーとんかつトッピング。2日連続カツカレー。カツカレーは人類の叡智なので問題ない。夜、娘の誕生日プレゼントの人魚の水着が届き、娘は爆上がり。さっそく着替えて入浴している。息子にはカリモク60のミニサイズのKチェアが届く。すこぶる可愛いぞ。ひゃっほう。

6/7
朝、ワンモ。ダイヤメという焼酎が美味いらしい。夜は新入社員の歓迎会。2次会まで駆け抜ける。妻曰く、新入社員の労働人生は初めの上司で7割決まると言う。責任重大である。

6/8
半年くらい全く行けていなかったジムを退会。仕事、育児、バンドの間にジムが入り込む隙はなかった。昼前からバンド友人のヘイ様ファミリーが遊びに来る。会うの超久しぶり。長野の日本酒〈瀧澤〉が美味くするすると飲み、するすると泥酔。ご飯を食べたり、公園でみんなで遊んだりしながら、最近の生活やバンドの動向などを交換。泥酔し、後半全く覚えておらず。駅まで送りに行く際に完全にぶっ壊れていたとのことで、娘が「お父さん、大丈夫かな…」と心配していたことを後日聞く。酒量をわきまえることが出来ない大人になってしまい、猛省。反省の意味を込め、プチ断酒開始。

6/9
前日飲み過ぎた為、虚脱した1日を過ごす。バイオリンの習い事、買い物、公園で遊んだり。夜は3人でroom202スタジオ。新曲の構成が決めきれない。ギターのサダトシくんが参加しているハードコアのバンド「THPY」がメテオナイトに出る事になったとのこと。取り敢えず、断酒1日目。

6/10
リモート仕事。業後、お迎え、食事を終わらせ娘と息子を風呂に入れる。娘は何故かピコ太郎のPPAPにハマっており、何度もそのフレーズを歌っており、私の脳内再生も止まらない。帰り道にある鳥勇の焼き鳥とビールを横目に、断酒2日目。

6/11
朝、都がマッチングアプリを始めるというニュース。その記事の中で、やはり結婚相手に安定した年収は必要と言うくだりがあり、今現在、女性が男性に求める年収や職業は一体何なんだろうと思い調べる(暇かよ)。すると相手を選ぶ基準では〈公務員〉がダントツで、その39歳独身女性の結婚相手に求める職業についてのコメントが凄まじかったのでこの日記で紹介したい。「IT関係はいつだめになるかわからない。マスコミ関係は女性関係が怪しそう。コンサルタントは相手を説得することが職業なだけに口だけがうまそう。クリエイターは自信過剰そうだからパス。」これが本当だったら、こんなステレオタイプの眼差しでしか世の中と対峙出来ない人生は不憫過ぎて涙が出てくる。果てしなく悲しい。これまで何にも人生の果実に出会う事なく生きてきた人生なのだろう。このテキストはWEB記事の頼まれライターがゴーストで書いたものと信じたい。仕事し、23:00頃帰宅。自分へのささやかな誕生日プレゼントとして注文していた美術手帖のchin↑pom特集の号が届いている。風呂で読む。私の愛するドキュメンタリー映画との連環を感じる。痛快。断酒3日目。

6/12
仕事。打ち合わせ詰め詰めハードワーク。本日誕生日の為、ランチは芝蘭で麻婆豆腐定食をご馳走になる。いつ食っても美味いぜ。夜は娘とiPadのカメラでいろいろ撮って、エフェクト処理して爆笑。ノンアルコールで寝る。断酒4日目。

6/13
仕事。昼はつじ田味噌の章の味噌ラーメン。いつ食べてもバランスが素晴らしい。追い飯を丼にぶち込み大満足。仕事は諸々とどっと疲れる。夜はバイオリンから娘のリクエストでマクドナルド。テイクアウトにしようと思ったが、店で食べたいと駄々をこね、家族でイートイン。皆の残りを引き受けた為、食い過ぎる。マクドナルドのイートインスペースに漂う独特の退廃感。学生から老人まで、パンに挟まれた牛肉を見つめながら途方に暮れている。20代の金のなかった時代のあの感じ。断酒5日目。

6/14
仕事ガチガチ。終わらずだが蓋をして帰宅。来週の俺に任せて週末へダイブ。なんとなくくさくさし、帰りに重盛さと美のことを調べながら歩きスマホをしていたら、数十年振りに犬のう○こを踏んでしまうという大失態。コントかよ。夜は子供が寝た後にchim↑Pom関連の動画をいくつか鑑賞。観ながらビールを飲んだので断酒終了。気になっていた焼酎ダイヤメも初めて飲んでみる。おい、ダイヤメ美味いじゃないか… 本当にライチの味がするじゃないか…。

6/15
義兄が研修で東京に滞在しているということで遊びに来る。真夏日で外はイマイチなので、どこが良いか検討。美術館系がいいと思いチームラボボーダレスが思いつくが、満員。西美のデ・キリコ展と森美のシアスター・ゲイツ展を迷うがゲイツに決める。シアスター・ゲイツはアフリカンアメリカンの出自と柳宗悦などが提唱する「民藝」という市政の人たちの作品に美を見出す価値観のハイブリッド〈アフロ民藝〉というジャンルらしく、興味を惹かれた。娘も連れて行くが、私も含めて全体的にあまり刺さらず。成り立ちとしてアフリカンアメリカン×民藝という2つの軸があるのは面白いのだが、それらの融合やら反発するアートのパワーを私は受け取れなかった。帰りに売店で絶賛ハマり中のchin ↑pom Tシャツが売っていた為、つい買ってしまう。その後森美を含め、六本木界隈を散策。ギロッポンは外車しか走ってない。夜は義兄とコノスルのオーガニック赤ワインを傾けながら、ノーブラ散歩とマネタイズについて語る。ノーブラ散歩の女の子はAIで出来てるらしい。ノーブラ散歩を観ながら赤ワインを傾け、不動産投資などの話も色々聞くが、私は結局のところ、あまり金には興味がないと改めて思う。

6/16
義兄と朝から清水湯へ。サウナ2セットと黒湯を堪能。すっかり整う。銭湯は裏切らない。昼からの娘の習い事コンボを終え、昼から再び鰻重やら穴子寿司でビールをしばく。その後、赤ワインでラトリプレッタのマルゲリータとチコリのピッツァ。ここ1ヶ月で何枚のラトリプレッタのピッツァを食べているのか。ちなみにどうでもいいが、ピザではなくピッツァと書くところがミソである。ついでに言えば、ズボンで言えばパンツ(パにアクセント)であり、スパゲッティはパスタ、デミグラスソースはドミグラスソースで、ビュッフェじゃなくブッフェで、極め付けは、メガネはアイウェアである。パラフレーズにより謎の勢いを言葉に宿らせる文化を私は否定しない。義兄、戻る。連日の暴飲暴食で流石に疲労しマットレスに沈み込み、泥のように眠る。

6/17
仕事。出勤が必要な日でありながら息子発熱。妻にリモートワークをお願いし、申し訳ない気持ちで出勤。出勤後、激しく仕事する。昼はRojiura Curry SAMURAI.へ。侍ザンギとハーフチキンを3辛でライス大盛りに。下北沢で食べた時とまるで印象が違う。これは素揚げの野菜を堪能する為のカレー。食事としては美味いんだが、カレー評論に載せるのか迷うくらい違うジャンルである。22:30退勤。連日飲み過ぎ且つ食べ過ぎの為、晩御飯はヤスダヨーグルト一杯とピルクルミラクルケア1本に止める。たまには食事を抜いて、内臓を甘やかそう。霜降り明星のオールナイトニッポン、ハローバイバイ関の回聴きながら寝る。最高の回。

6/18
土砂降りの中、歩いて娘と息子をそれぞれ学校と保育園に送って行く。リモート仕事。今日も打ち合わせ続きでワークの時間が充分に捻出出来ない。昼はファミマの家系のカップラーメンとライス。海苔を大量に追加する。家系ラーメンとは家系ラーメンという名のおかずである。夕方、打ち合わせを切り上げ息子と娘をそれぞれ迎えに行く。その後、夕食、風呂と順調に終わらす。今日も肝臓様をはじめとする内蔵各位のご機嫌を取る為、ノンアルコールでヤスダヨーグルト一杯のみの晩御飯とする。明日の朝の為のご飯を炊く。アマランサスともち麦も追加。子供達を寝かしつけた後、24:00過ぎまで再び仕事。妻はまだ帰ってこない。ダブルインカムツーキッズの戦いは続く。

6/19
リモート仕事。今日から数年間弟が海外へ赴任となる為、激励のラインを送る。彼はいつも淡々としている。娘を小学校まで送ってからリモート仕事。ギチギチ。昼は先日食いそびれていた鯨の刺身とご飯と味噌汁。娘は午後リモート授業ということで帰宅し、teamsで授業を受けている。息子迎えからの、食事、風呂を終え、寝かしつけにイソップ童話の金の斧と銀の斧を読む。<鉄の斧を池に落とした木こりが、それを拾った女神にが提示する交換価値の高い金や銀に目もくれず、正直に鉄の斧と答えた為、金の斧と銀の斧も両方もらえた>という話である。つまり、正直者が得をするというよくある道徳の話だが、そもそもこの女神の態度は正しいのか疑問が湧いてくる。そのまま出てきて鉄の斧を渡せば全ては解決するのに、彼女の一存で本質的には不要な人間性確認テストをわざわざ挟み込み、人をジャッジした上、神の期待する〈正直者〉と分類出来れば褒美を与えるというやり口は極めて独善的である。これは神(リヴァイアサンのメタファー)の視点からの人間に対するパターナリズムのようにも思える。正直者であれ!と言っておきながら、実際、我々の日々は池に斧を投げ込み、金の斧を強請るような毎日を要請されている。我々の大切な命の有限な時間は「工数」などという時間単位に分割され、それを切り売りし、それが期待にマッチすれば交換価値のある金を手に入れられる構造である。だから、我々に必要なことは裁かれる前に、斧を落とさないように気を配り、その斧で木を切りまくり、その木の販売で得た金を投資(例えば、チェーンソーの購入)に充てて作業効率をどんどん上げ、更に稼いだ金でキコリを雇い、彼らに対応してもらい生産性を上げまくり、IPOした後にファイアーして、カリフォルニアのビーチで寝そべりながら悠然と緑か青なのかよくわからんような色のカクテルを傾ける事、それが令和における資本主義社会の成員のゴールと理解する。途中から、私は一体何を言っているのか。
歌人、枡野浩一がXに投稿していた詩が刺さったのでコピーしておく。大衆へのシニカルな眼差しと最後の突き放し感に石垣りん味を感じる。

人身事故が
運転手さんの見まちがい
だったんなら
よかった
亡くなった人はいないんだね
人の生き死により
優先したい用事は
私にはないので
人身事故が
本当に起きたときは
人生の事故について思い
黙祷するのみ
事故のようにうまれた
ここにいる全員が
百年後にはいない
満員電車の中で

「中央線」

6/20
ジェームスチャンスの訃報。20年前くらいに代官山UNITで観た想い出。自宅のリビングにはずっと「BUY」のLPが飾ってある。仕事後、諸々の調整のため、仕事から帰宅し、リモート仕事に切り替え。柔軟に出来てありがたい。夜はお迎えからのバイオリン。娘、あまり熱心に演らず。帰りにサーティワンでトリプルポップを買い帰宅するが、目を離した隙に息子が畳の上にぶち撒ける。娘はこちらの言うことを全く聞かず喋り続け、歌い続けている。その後、寝る前にも娘がフローリングの上に牛乳をぶち撒け、ついに臨界点を超え真っ白に。育児とは育自と見つけたり候だが、自分の成長は40代では頭打ちである。マットレスに深く沈み込み、敗北感に苛まれる。

6/21
仕事。続・パツパツ。夜は会社のメンバーと飲みに行く。予約していなかったので5軒くらいまわり、韓無量というチェーンの激安韓国居酒屋へ。初めて来たがコスパ高く、チャミスルやマッコリを飲みまくる。店内では大学生の男女で飲みに来ているグループがおり、彼らの会話が聞こえてくる。
女「○○はイケメンだよねー!」
男(△△)「いいよなー。○○はイケメンで〜」
女「でも△△の顔もイケメンじゃないけど、優しい顔でめっちゃ癒されるよ〜」
男(△△)「そうかなー。ありがと」
おい、優しい顔の男とやら気をつけろ。ある程度年齢を重ねると財力にトレースされてくる部分もあるが、この世界は結局イケメンが勝つことになっている。君は配られたカードでやっていくしかない。だから別のカードをちゃんと手に入れておくんだ。ルサンチマンにちゃんと向き合えば神は君に必ずギフトを授けてくれる。だから、ちゃんと現実と向き合うんだ。先ずは大槻ケンヂの「グミチョコレートパイン」をブックオフに買いに行くんだ。その通りすがりの女に騙されるなよ...と独り心の中で呟きながら2杯目のマッコリを煽る。二次会まで駆け抜け、帰りしなにポカリスエットと担々麺のカップラーメンとヘパリーゼドリンクを買って帰るも、お腹が一杯過ぎてラーメン食べずに就寝。俺はいつまでこんな大学生みたいなことを言ったりやっていりしているのか。

6/22
朝、こむら返りし悶絶起床。死ぬかと思った。当然の報いと受け取る。出掛けに息子をベビーシッターさんに預け、新国立劇場に新国立劇場バレエ団の「アラジン」を観に行く。途中3回くらい寝落ちしながらなんとか完走。ジーニーとその他のメンバーが踊りまくる第二幕の最後が白眉。いつも思うのだが、バレエはなぜああも何回もカーテンコールをやるのか。3年分くらいの拍手をした気がする。新国立劇場の建築が素晴らしく、調べてみると柳澤孝彦という建築家で東京都現代美術館と同じと言うことが分かり、納得。その後、小学校のお父さんボランティア会で祭りやイベントの打ち合わせを経て、room202スタジオへ。新曲を練る。久しぶりにたまいで一杯やって帰宅。うちのバンドは、酒を飲んでこそということを思い出す。

6/23
ほぼ何もない休日。雨。Amazonで「American Utopia」の映画を1500円で購入。スパイクリー監督によるトーキンヘッズのデイビットバーンのミュージカル舞台を映画化したものである。息子と遊びつつ、久し振りに観るがやはり最高。アートとエンターテイメントの狭間にいて、楽しく痛快に批評と狂騒が絶妙なバランスで共存している。即物的な快楽消費ではないきちんとしたエンターテイメント、スマートな政治的アプローチがここにある。観てない人は必見。その後、薬局へ日用品の買い出しやAmazonの返品、娘のスニーカー購入、香典返しの調達やらを行う。近くのホールで娘が行っているバイオリン教室の発表会があった為、家族で冷やかしに行く。昼はインドカレーの店でカシミールカレーとビール。腹パンパンになり、苦しむ。娘と夕方にスーパーに行くも、お菓子付きのおもちゃ850円を購入するとゴネまくり、ケンカ。娘は最終的に店舗内で発狂。一度自宅に連れ帰り、改めてスーパーへ買い物へ。大いに疲労する(私も大概子供である)。夜、妻が息子に買った夏用の甚兵衛を着せる。めちゃくちゃ可愛いぜこりゃまいったな。

6/24
仕事。今日は残業できる日の為、溜まった仕事を捌くぞ、と意気揚々と出勤。出勤後、HDMIでトリプルディスプレイへ拡張完了。昼は五右衛門でタコのペペロンチーノ。小藪のYouTubeを見て前から食べたかった一品。にんにくが効いており実に美味し。皿底に沈むオリーブオイルをベタベタにつけて啜る。大盛りにすれば良かった。20:30、仕事終わらないが疲れたのでPCの蓋をして帰宅。明日は明日の風が吹くと唱える。さらば。帰りにKindleでBRUTUS6月号「1行だけで。」を貪り読み。めちゃくちゃいい特集。自分や世界を照らしてくれるのはいつも言葉である。いくつか引っかかった言葉をお裾分け。並べてみると、短歌多めになってしまった。

いじわるな星だとしても母さんがいるなら生まれてみるよ
歳月だけではないでしょうたった一日っきりの稲妻のような真実を抱きしめて生き抜いている人も居ますもの
とおくまでいこうねバニラ高収入バニラバーニラこのはるやすみ
春の日のななめ懸垂ここからは一人で行けと顔に振る花
悲観は気分、楽観は意志。
負けたけど面白かったな
平凡なものの強みは豊かな余韻にある
あさはこわれやすいがらすだから/東京へ行くな ふるさとを創れ
小学校の体育館に貼ってあるような言葉が、大切なんだ
山はハートで登るものなんや

6/25
リモート仕事。夜は娘とあつ森。娘が家を増築する為に必要なローンを完済する為、私が集めた海産物や売れそうなアイテムを受け渡し、たぬきち商店に大量に売られる。現実だけではなく、ゲーム上でも私の資産は吸い取られていく。明日の朝には増築されているはずなので、朝早く起きてあつ森やろう、と約束し就寝。楽しいね。

6/26
朝、コーヒーを飲みながら都知事選の広報の新聞を読む。パブリックな権威や民主主義はネタ化され、アテンションによるマネタイズに回収されていく現代。その事象を「ほら、ディストピアっすよね」というだけのメディアの記事を読み、自分が常識人ということを確認するという構造を含め、ここは紛れもなくディストピアである。でもいいんだよ、ディストピアで。そんなもんだよ、しょうがない。いつも心に昭和のいるこいるを。出勤。夜は仕事仲間と飲みにいく。いつも通り飲み過ぎて帰宅。つまり、通常運転であり、飲み過ぎてないということになるが、飲み過ぎている。なんのこっちゃい。

6/27
リモート仕事。夕方、娘とSwitchであつ森。夜、寝る前に娘が全然寝れないというので羊を数える事を提案。「羊を数えても寝れない!」と暴れるので何匹まで数えたのかを聞くと「3匹!」との回答。なぬ!?

6/28
仕事。月末。ランチタイムに平然と入れられる打ち合わせ。マズローの五段階欲求の底辺のパートは脅かされ、資本主義社会は私に「餓死せよ」と要請してくる。合間にサラダチキンとヨーグルトと枝豆おにぎりという意識高い飯で反逆の狼煙を上げる。仕事終わりで豪雨の中、息子を迎えに行く。夜は義母の作った回鍋肉でビール、ダイヤメ。フジッコの「生姜こんぶ」が美味すぎてビビる。ご飯にもツマミにも最高。これは常備決定。立川談志-勘定板を聴きながら就寝。

6/29
友人のタワマンでパーティー。息子の体調が悪いので、娘だけを連れて。昼からピザをつまみながらビールやワインで盛り上がる。ブルーインパルスのパフォーマンスがあったのでみんなで屋上で鑑賞。タワマン特権凄え。義母、戻り。帰宅後、子供2人を風呂に入れ、就寝。寝ながら佐久間宣行オールナイトニッポン、アンジャッシュ渡部の回。人生山あり谷あり。

6/30
起床。飼っているハムスターの調子がよくない。飼い始めてそろそろ3年くらいなので、お迎えの時期か。昼はスーパーで買ってきた味噌ラーメンにひと手間。ラードで野菜や豚小間を炒め、コクのあるスープに仕上げる。せきしろ「たとえる技術」を読む。お笑いと短歌は普段見えてるけど言語化されてない事象を言葉で持ってきて見せる、という共通の構造なので親和性が高いと改めて。夕方は娘とgoodybaseで散髪へ。夜はroom202練習。サダトシくんの佐渡旅行話や都知事選の話など。新曲も構成も決まり、何とかなりそうな気配。

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