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202405_diary from stuffy-locked up room

5/1
朝、起きしなに楽しみにしていた「爆笑問題カーボーイ」ウエストランド河本の謝罪のくだりを聴く。爆笑問題が上手に取り回していて見事。出社し、ランチは某とんかつ屋。揚げ物はもちろん、米も味噌汁も美味しかったのに、接客がイマイチだったので金輪際行かないことを決定。理由は2点。1点目、この日は雨だったのだが自分の折りたたみ傘用の傘袋を持っているのに、それを見ずに(或いは見て認識していながら)「傘を入れろ」とビニール袋を渡して来た事。2点目、4人で行ったが別々会計を拒否され、どこにもそれが掲示されていないという点。QRコード決済が主流のこの時代に、ランチタイムの現金のまとめ払い縛りというレギュレーションも相当レガシー。両方、店側の事情を考慮すれば必要なアクションということは理解出来るし、私もいちいち子供ではあるのだが、あまりにも対応がマニュアル過ぎるし、顧客への配慮が無いので私の中で〈クソ店舗〉と認定する。金輪際、課金したくない。スタッフに配慮がないのは経営者のスタンスがトレースされていると私は信じている。例えば、私は鳥貴族で一度も嫌な思いをした事がない。店舗経営とはそういうものである。今生の別れだ。さらば。

5/2
午前中リモート。夕方から妻の友人の家族が泊まりで来るので、午後から部屋を片付ける。人が家に来ると部屋が片付くので良い。ビーフファクトリーで焼肉を食べてから、その後自宅でパーティー。いつも行く度に思うが、ビーフファクトリーのスタッフが腕に入れているタトゥーがめちゃくちゃセンス良くてかっこいい。私は入れる予定は無いがどこで入れたのか是非聞いてみたい。その日、子供達は夜更かしをし、お菓子を食べながら映画。22:00過ぎ頃、酒も進み泥酔した後、娘を寝かしつけに行ったら私もそのまま寝ていたというあるあるパターンで〆。

5/3
妻の友人家族との2日目。上野科学博物館へ。毎回思うが子ども無料、大人630円でこの内容はマジで素晴らし過ぎる。その後、水上バスで川や海からの東京を満喫し、夜はラ・トリプレッタのテイクアウトでマルゲリータとマイスのピザでワイン。鯵のマリネと前菜盛り合わせも付ける。ラ・トリプレッタのピザは冷めても美味く、流石の貫禄。ビールやワインを飲みつつ夜は更ける。何を話したのかはあまり覚えてないが、「家庭と仕事以外のサードプレースをきちんと構築することが私の40代のテーマなのだ」いうようないつもの自分語りの戯言を吠えていたような気がする。いつも通りの最悪ぶりである。もっと私は傾聴について学び、実践するべきだ。

5/4
妻の友人の家族が帰る。目黒の蕎麦屋でランチし、昼からビール。駅で見送り別れた後、家具屋通りへ。アクメファニチャーで気になっていたサイドテーブル付きのフロアランプを見る。購入を迷うものの一旦見送り。アクメファニチャーは価格感やビンテージ感が40代の私にとても好ましいので、贔屓にしている。帰宅し娘とプールへ。そのまま帰りにバーミヤン。バーミヤンの台湾フェアめっちゃ最高やんけ。中でも「台湾満喫定食」の充実ぶり。美味いし安い。もちろん、ビールを飲む。中華なので仕方ない。

5/5
早朝から7kmラン、2kmウォーク。COTEN RADIO アメリカ開拓史編1聴きながら。東京タワーを超えて虎ノ門をウォーキング。愛宕グリーンヒルズ、虎ノ門ヒルズを見上げつつ。ニュースで唐十郎の訃報。新宿JAMに出ていた頃、花園神社の前を通って、赤テントに想いを馳せていたころを思い出す。午後からは池袋の東京芸術劇場へTACT寄席へ。子どもと見れる落語会のコンセプト。春風亭昇竹「子ほめ」、春風亭一花「味噌豆」、柳家喬太郎「初天神」。昇竹は前座らしい落語、一花も2つ目らしい落語で、扇屋社中の曲芸も久し振りに堪能。どれもちゃんと子どもを意識していて、連れてきた親にも子供にもちゃんと刺さっていたプログラムだった。主任は喬太郎「初天神」。基本的にギャグやくすぐりが前面に見えがちだが、格差や親の見栄やどうしょうもなさ、子供に対する優しさなど落語本来の豊かさがちゃんと後ろに潜んでいるのは流石。スマホやサブスクで自宅で無限に時間を浪費出来る現代で、時間と金をかけてわざわざ足を運んで観に行く大衆芸能の価値がしっかりとそこにあることを確認。久しぶりに落語を見て大満足。娘もまずまず楽しんでくれたようで、これで一緒に落語に行く口実を固めていきたい。

5/6
妻休日仕事の為、終日1人育児。娘とチョコレート作りなど。ゴールデンウィークの疲れが一気に出て、かなり疲労。娘に映画を観させ、その間、息子と散歩。夜は久し振りにリュウジのレシピでボロネーゼ。塩胡椒を渋り、パンチの無い味に仕上がってしまったが、子供向けにはちょうど良かった。チーズで塩気を調整し、赤ワインで流し込む。これにて今年のゴールデンウィークは終了。寝る前にゴールデンウィークを振り返り、「こうして長い連休を過ごしてみると仕事をしている方がよっぽど楽だなあ」と私の中のみつをが呟いていた。

5/7
仕事。ランチは気になっていたインド料理の新店でビリヤニ。美味いが、どうしてもエリックサウスと比べてしまう(これを打破するためには、ビリヤニ大澤に行かなければならない)。夜は残業し、22:00帰宅。帰宅後、子供を寝かしつけた後にテレビ会議で仕事をする妻の前でハイボールを飲みながら、冷蔵庫にあったボロネーゼやサラダをやっつける。飲みながら、入山章栄の動画を何本か観る。

5/8
仕事。ベルサッサし、豪雨と暴風の中、保育園と学童に迎えに行く。ここ最近娘は「ワンツースリー飛び出そうよ 君の笑顔でもっと はっぴはっぴはっぴはっぴはっぴ!きっと出来る〜!」という自作の歌をずっと口ずさんでいる。歌詞やメロディーは、所謂J-POPマナーに則った元気一杯表層ポジティブソングだが、J-POPの特徴を良く捉えている。理屈じゃなくて、感覚でそこまでたどり着ける子供って凄いな。すかさず「こんな曲もあるんだぞ〜」とスターリン-水銀を流そうと思うが、間一髪で踏み止まる。そう、沈んでいくのは俺だけでいい。

5/9
ノンアルで起床した為、すっきり目覚め。Garmin Connectが叩き出した睡眠スコアは96。やったぜ。リモート仕事。どかどかタスクが積まれて来ているが捌けるのか、これは。ある家計簿アプリを使って預金や株式の資産状況を妻と共有しているのだが、「○日より、無料プランの方は履歴が全部見れていたのを12ヶ月前まで限定になります。今後ともより良いサービスとしていきますのでよろしくお願いします。」どのメッセージ。えっ?

5/10
仕事。夜は職場の歓迎会。ホルモン焼肉で泥酔。3次会まで行き、お腹いっぱいなのに家系ラーメンにライスを付けて〆。腹パンパンでなんとか終電に乗り込み、ほうほうの体で帰宅。俺はいつまでこんな大学生のようなことをやっているのだろう。

5/11
二日酔いで起床し、小学校の父親会で地域の祭りにボランティア参加。準備をしに小学校へ。知らないおじさんや子供に混じり、ヨーヨー釣りのヨーヨーを作りまくる。ヨーヨーの口を縛るプラスチックをつける際にゴムを引っ張るので左手の付け根の筋肉が完全に崩壊する。昼は出店し、炎天下の下、モギリや呼び込み、景品の受け渡しなどを行う。ビールも飲みながら。娘もやって来て手伝ったり、保育園時代の友達もやって来たり大賑わい。情報収集や関係性づくりと思って参加したものの、お父さん達のサークルというフレンドリーな雰囲気で安心。みんな仕事や家庭で大変なのに、地域に対してポジティブなリソースを出す気概の方々でコミュニケーション力も高く、直ぐに溶け込めそうである。地域というものに実は色々と支えられているのだなあ、と改めて痛感。私みたいな田舎者が都会に来て子供を育てるということは、再び都会でローカルに降りていくことが要請される。普段の仕事と違って、自分が決めて参加する無償の仕事は何故だかとても充実感があり、サラリーが発生するかは問題にならない。大袈裟に言うと、これまでに所属していない関係性、コミュニティーに踏み込む事もまた〈旅〉であろう。打ち上げにも行き、いろいろと話す。みなさん空間デザイナーだったり、タクシードライバーだったりいろんな仕事をしながら、同じ地域で子供を育てている。人に会うことの豊かさ。楽しき1日。連日飲み過ぎる。

5/12
娘の習い事を終え、昼から買い物へ。Switchのソフトを買いに。前から娘が欲しがっていた「スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド」を購入。炊飯器の買い替えの為に電気屋店員の話をきくが、声が小さすぎて聞き取れず。取り敢えず我が家は時間がないので保温機能の優れた象印か東芝から選択すればいいことだけ理解。帰りはサーティワンが混んでいた為、コージーコーナーのカフェへ。帰ってから娘とゲームをプレイ。フューリーワールドの世界観が凄くて、いきなり世界が暗転してデカいクッパが空に浮遊し、空から火の柱が落ちてくる。パニック映画やディストピアSFのレベル。これ子供にはトラウマになるんじゃないだろうか。

5/13
リモート仕事。朝から大雨。夜、風呂上がりに近所のスーパーに2軍Tシャツにステテコで家用のダサメガネをかけてアイスを買いに行った時に限って、保育園で娘が一緒だった男の子のお母さんに遭遇。ガッデム。なんとなくお互いの近況を交換する。寝る前に友人のInstagramでようやくスティーブ・アルビニが亡くなったことを知る。特に僕らの世代はスティーブ・アルビニ好きだと言っていれば〈こちら側の人間〉になれた世代で、行き場のない教室の隅っこ系バンドマンたちの水みたいなものだった。大衆迎合ではなく、自分の好きな音はこれなんでっていう一貫した態度に痺れたし、何気なく聴いていて、「あれ?これアルビニじゃね?」と思ってクレジット見るとアルビニだったりして、嬉しかったなあ。先ず、アルビニは顔がいい。あの顔。絶対に〈一筋縄では行かないやつ〉の顔をしているので、実に好感が持てる。名盤は沢山あるけど、やっぱりShellac-1000 Hurtsかな。あと、Jimmy Page & Robert Plant-Walking into Clarksdaleも忘れずに。金属音と無機質なドラムマシーンだけじゃないんだよな、アルビニは。

5/14
息子が熱はないが咳&鼻水の為、午前中はリモート。泣き喚くのをあやしながら、WEB会議。打ち合わせの切れ目で病院へ連れていく。予想通り、ただの鼻水で診察を終える。そして、処方箋を待つ間に入眠。保育園へ連れて行き、そのままシームレスに昼寝に合流。ほんとに手が掛からなくて凄いな…。愛しい息子よ、君は親の期待をここで全て使い果たそうとしているのか。その後、オンサイト出勤し仕事。昼はKiti で煮干しラーメン。複数タスクを優先度つけつつ捌く。仕事後、家にビールが無いのでセブンイレブンでthe brew を購入し帰宅。サントリーと共同開発のセブンプレミアム。初めて飲んだが、流石のセブンイレブンクオリティで素晴らしいバランス。帰宅後、娘と宇宙の話しをながら寝かしつけ。最近、娘は宇宙に夢中である。

5/15
仕事。昼はTOKYO BAHVANでミールスをバトゥーラ(揚げパン)でオーダー。何度来ても味、接客、店のリアルインドな雰囲気が最高で申し分ない。3種類のカリーとパパドゥ、サンバル、ダールの複雑なマリアージュに、お代わり自由のバスマティーライス。その上、全員がランチのビジータイムに気を配れるスタッフ。配膳時に丁度いい情報量の料理の説明。これで1300円はマジで驚愕。インドカレー好きでなくても地方からでも、一度は訪れるべき名店。ミールス童貞卒業はここで決まり。必ず感動を約束する。今度は夜行くぞ。夕方、ベルサッサし子供を保育園、学童に迎えに行き、ご飯、風呂、宿題見る、洗濯、洗い物、明日の準備、ミルクからの寝かしつけ、計算カードへの名前書き、部屋の片付けをシーケンシャル且つスピーディーに捌いていく。ブラックモンブランとパリパリチョコアイスを食べて〆。寝かしつけた後、KAWADE夢ムック立川談志落語の革命家を読み、春風亭一之輔「不動坊」を聴きながら寝る。

5/16
占いのニシーさんが居る飲み会の夢を見て起床。何だったんだろう。朝はいつも通りワンモ聴きながら掃除や料理などの家事諸々。ユージと吉田明世さんの付き合いたてのカップルのようなイチャイチャ具合に朝からクラつく。朝、娘の五月病が発動。暴れ回り泣きじゃくる娘を捕まえ、小学校の教室まで連れて行き先生に引き渡し。通学路で向かいのお母さんに「去年はうちもそんな感じでしたよ、大変ですよね」と労いの言葉をいただく。その後、息子を保育園へ送り、朝8:30時点でHPは0に。リモート仕事。昼休みもなくギチギチに詰め込まれたWEB会議をこなす。夜は2人を順番に迎えに行き、バイオリンのレッスンへ。晩御飯を作るタイミングが無いのでレッスン中にピザハットでアプリオーダー。娘にバイオリンを頑張らせる為にサーティワンアイスクリームを買うというニンジンをぶら下げた為、帰りに立ち寄る。めちゃくちゃ混んでおり、ストレスが溜まるが笑顔でやり過ごす。ピザハットのマルゲリータがキャンペーンで安かったのでオーダーしたが、普通に美味い。子供が寝た後、洗濯、洗い物をして1日終了。タスクのサンドバックこと、俺。キダタローの訃報。アホの坂田とカニ道楽のテーマが脳裏を掠める。立川談志の愛した北原謙二「ふるさとの話をしよう」はまごう事なき名曲。日本人のどれだけが知らず知らずにキダ先生のメロディーを口ずさんでいただことか。合掌。

5/17
朝は洗い物をしながら東京FMワンモを聴くルーティーン。毎日ラジオを聴いているが、聞こえてくる言葉が気になる瞬間がある。それは「おんがく」の「お」にイントネーションを置く発声をする人や「ミュージックラバー」という言葉だったりする。「ミュージックラバー」と己を自称するのは、自称マヨラーがマヨネーズの美味しさを語るほど意味がなく薄っぺらい。江戸アケミ先生曰く「なんぼのもんじゃい!音楽が!」と言っており、寧ろ、そういう態度こそ見習うべきであろう。仕事。昼はカリービトで3種盛りスパイスカレー。ポイントカードの期限が切れていたので作り直してもらう。カリービトも何度も来ているが、ほんとに美味い。どうやったらこの美味さの境地に辿り着けるのか、どうやってこんな複雑な情報量の多いルーを作り出せるのか。店主のトライアンドエラーに想いを馳せる。カレーだけでなく、アチャールも米もいちいち美味い。なんなら水も美味い。スパイスカレーもラーメンと同じく、日本独自の発展を遂げている食事として国民食の認識へ格上げすべき。炎天下に並んだことを差し引いてもジャラジャラとお釣りが出てくるレベルだぜ。美味いぜ。夜は飲み会。果てしなく飲み過ぎるが、落語の話が沢山出来て嬉しかった。

5/18
二日酔いで起床。朝からキッザニアに行くというので豊洲へ。妻と娘がキッザニアを楽しんでいる間、息子とブラブラ。豊洲には「がすてなーに」というガスを勉強出来る施設があり、以前友人が勧めていたのを思い出し、行ってみることに。海外で掘削し天然ガスの気体を集めた後、1/600の体積のLGH(液体)化した上でタンカーで運び、再び輸入したタイミングで気体に戻すこと、ガバナという装置でガスの圧力を調整していること、日本はガスをオーストラリアから1番輸入していることなどを知る。災害安全とSDGsの話もあり、有益である。ほんと近代というのはこれまでの人類の歴史で特別なフェーズなんだな、と改めて。ららぽーとで妻とサングラスや前から欲しかったkeenのUNEEKなどをバイカイ(町田康風)。夜はroom202スタジオ。新曲を詰める。カレーの話などをする。帰りに溜まった疲れを回復させるため東京浴場へ。個人的にファンだったユカナ店長が退職していたことをトーヨク新聞(風呂の中で読めるラミネート加工の銭湯通信)により知る。温冷交互浴3セットで休日を〆る。今後スタジオの後は、すでに家族も寝ているし銭湯に通うようにしよう。

5/19
バレエ、バイオリンと娘の習い事。バイオリンに帯同。合間に千原ジュニアのYouTube。なだぎ武の引きこもりからお笑いに向かうターニングポイントになる尾道の旅館の話が刺さる。晩御飯は娘のリクエストに依りカレーライス。ビールを飲みながら作る。パルシステムのカレーフレーク(甘口)で。YMO-ソリッドステートサバイバーを聴く。夜はAmazonプライムでWonder the of the universe という宇宙のドキュメンタリー。時間の矢の論理に従うと、宇宙もいつか終わるとのこと。未来を予測する数学や物理学の英知に感嘆。

5/20
リモート仕事。妻も珍しくリモート。助かる。息子を保育園に送り迎え。娘は下の歯が抜け、息子は保育園で掴まり立ちを披露し、私はビールで脳細胞を破壊する。人生を山とした時、これから登山するものと死へ向かって下山するものが一つ屋根の下で暮らしている。

5/21
仕事。俄然、積み上がってくる。22:00まで残業。セブンイレブンで妻に頼まれた牛乳2本とサラミチーズと冷凍の手羽先を買って帰る。YouTubeでなだぎ武の後編とスナックJのネルソンズ青山フォール勝ちの回を見る。人生は自分1人で切り開くものではなく、誰かにここまで連れてきてもらったと感じる時、ようやく大人になれるのではないだろうかと思う。ビール2本飲んで寝る(今、ビールと書いたが正確には金麦糖質75%であり、発泡酒②だが)

5/22
仕事。ベルサッサ。息子を保育園へ迎えに行き、その後、娘を学童へ迎えに行く。朝、妻が息子を保育園に送りに行く時に自転車で行ったため、抱っこ紐を忘れた模様。抱っこ紐なしで、片手で抱っこして娘を迎えに行く。なんか分からんけどアメリカ人の父親のようである。リビングの照明の買い替えを検討。思い切ってルイスポールセン買おうかしら。その前に炊飯器の買い替えか。母親から父親の遺産相続の調整。遠くに住んでいるとこの辺りの情報共有がなかなか難儀である。これに限らずだが仕事の進め方のような態度で家族とやりとりすることがあり、良きところもあり、変な感じもある。友人の出産祝いに谷川俊太郎「すきすきノート」を贈る。大人と子供が本のそれぞれ逆のページから好きなものを記入していくという趣向の本で、我が家も娘と少しづつ進めている。文字や絵が書ける(描ける)ようになったらオススメである。

5/23
リモート仕事。夕方、保育園から息子発熱にるお迎え要請の電話。0歳時あるあるなので、通常運転。仕事を調整して迎えに行き、迎えに行った後病院へ。診断結果はRSウイルスではなくただの風邪で安心。薬を飲ませると、コンコンと眠りに着く息子。発熱したので息子は明日は登園不可。リモートワークが浸透してなくて乳幼児を抱えていた世代は一体どうしていたのだろう、と思うとゾッとする。夜は娘のリクエストによりマクドナルド。バイオリン帰りに買ってきてもらい、余りのポテトでビール。マクドナルドとビールってめっちゃ合うんだよな。ケンタッキーは言わずもがな。広瀬和生-21世紀落語史 すべては志ん朝の死から始まった読了。現代落語史がざざっと俯瞰できる良著。立川談志はラガードからイノベーターまでの全体的な感性を持って自身や同時代の落語家に向き合った稀有な落語家であった。〈江戸の風〉という言葉を使って自分の出発点を忘れず、レーゾンデートルを確認しながら、常に自分に対して揺さぶりを掛けていた。形無しではなく、型破りである。これは立川流の昇進の基準にもあるように、まずは歌舞音曲、古典落語の数、落語のメロディーである。作品派とポンチ絵派という分類の話も面白かったし、一之輔からシブラクの二つ目ブームの話も勉強になった。自分が誰かの背中を見て生き、誰かに背中を見せて死ぬということ。落語はコンテンツの力が強いので、コスト(時間や移動)をかけてももっと楽しまれていい芸能である。広瀬先生の語り口はいつも素晴らしい。

5/24
リモート仕事。たまに息子が泣き喚くのを怪しつつ何とかドキュメント作成やWEB会議をこなす。顧客とのWEBミーティングも特に嫌な顔されず、皆様のお気遣いがありがたい。息子が隣の席でお気に入りの音楽の鳴る絵本でバンバン音楽を鳴らしていたが、WEB会議のシステムは音楽をフィルタし、先方に聴こえない仕様になっている。この機能、素晴らし過ぎる。夜は妻とバトンタッチし、飲み会へ行かせて貰い、2次会まで駆け抜ける。2次会はカラオケ屋を改装した居酒屋(ただカラオケセットを無くしただけの元カラオケ屋)へ。飲み放題をオーダーすると、そこのQRコードからスマートフォンで注文してくださいとのこと。リンク先のリストには山崎のハイボールが含まれており、小躍りしながらオーダー。すると「飲み放題を頼まれましたが、飲み放題対象外のものがありますので、飲み放題はなし。これより別料金となります」とのこと。おかしいと思い、リンク先のURLのリストの下の方を見ると、メニューのテキストの先頭に【飲放】と書いてあるものもあり、それらだけが飲み放題対象ということであった(特にスタッフからその説明はなかった)。そしたらそもそもQRコードを2種類用意するとか、飲み放題の要否で表示されるリストを分岐するとかしろよ。スタッフやエンドユーザーのことが全く考慮されていないポンコツシステム。結局、属人的且つ、エビデンスの残らない口頭約束により飲み放題が担保されるというトホホな業務フローとなっており、システムで完結する話にわざわざ人が挟まっていて、マジでクソとしかいいようがない。こんな現場のことが考えられてないプロダクトでは誰も幸せにならない。もしかすると、リストが店舗ごとにカスタマイズ出来る仕様になっており、後から店舗側で飲み放題の要件を追加したのかも分からんが、そこも改めてシステム少し改修をすれば解決できる話。早急に改修を。アルバイトの学生スタッフが酔っぱらいのおじさんに詰められて困ってるぞ。

5/25
二日酔いで起床。リビングのソファでパンイチで目覚めるという体たらくぶり。朝「アレクサ、レッドツェッペリンの〈天国への階段〉をかけてー」と呼びかけたところ、娘が「本当に天国に行ける階段があったらいいね。でも雲のずっとずっと上だから登っていくの大変だね」と言っており、そのフレッシュな感覚に撃ち抜かれる。昼は区民センターのプラネタリウム。これで大人200円、子供50円とは破格である。夜には天体観測会も開催されており今度訪れたい。夕方から妻が急遽仕事。夜は息子を寝かしつけた後、赤ワインを飲みながら娘と「トイストーリー」。カウボーイ(レガシー)と宇宙開発(現在形のフロンティア)のキャラクターのバディムービー。ニヒリズムに別れを告げ、無限の彼方へ向かい続ける国、アメリカ。何度見ても名作過ぎる。

5/26
朝から東京タワーまで6kmラン。いい天気。霜降り明星のオールナイトニッポン聴きながら。賞レースの悲喜交々、やすともから共演NGとなっていた話など。帰宅後、息子を連れて図書館で本の貸し出し延長手続き、遺産相続の為の書類を諸々取りに区のサービスコーナーへ。窓口の若い女性に、本人確認の為にお顔確認させていただきますね、と見つめられドキドキする。夜は家族のために焼きそばを調理し、冷蔵庫の余り野菜を消費。その後、room202スタジオ。新曲練り上げる。帰り道にラフ次元の雑学ネタ(Familyの語源、三色団子の由来)を共有。

5/27
リモート仕事。息子が微熱で体調良くないため念のため保育園を休む。妻も午前中はリモートにし、交代でお守りをしつつ。夕方、娘と息子を風呂に入れていると私がシャンプーをしている間に息子が掴まり立ちをミスり、転倒。カランに目の横をぶつけ、目尻から少し出血。大いに狼狽し、眼科に電話をかけまくるが、受付時間終了で悉く断られる。近所に総合診療を21:00までやっている病院をなんとか見つけ、電話し娘と向かう。幸い何もなく、消毒して終了。目なので軟膏すら不要で、石鹸で洗って清潔にしてください、とのこと。本当に良かった。ほっと胸を撫で下ろす。打ちどころが悪いと最悪失明の可能性もあった。その病院の対応が、テンパる私のケアも含めて電話から応対から何から素晴らしく本当に感動した。調べてみると大学病院で緊急治療を専門にやっていた医師が数年前に開業したらしい。どうりで。今度から小児科含めてこの病院に変えようかしら。子供が寝てから、ふと思い立ち友達とZoom飲み会。ワインをのみ転職後の近況やアルビニの話など。

5/28
仕事。息子発熱のお迎え連絡が来るが、今日は妻にお願いする。娘の運動会に合わせ、本日より義母が上京。夜は会社の飲み会のため、有楽町へ。途中から赤ワインを飲みながら果てしなく語り、飲み過ぎる。その為、妻から牛乳2本買って来てと言われていたので、帰りに牛乳とソーセージのおにぎりとだるまのカップラーメンを買って帰っていたのだが、全く記憶にない。

5/29
起床。昨日は相当飲んでいたが、ワインを中心に飲んでいたので二日酔いにはなっておらず安心。これからは、ビールの次はワインにしよう。仕事。昼に焼肉食べ放題ランチへ行く。帰宅したら炊飯器が届いていた。象印の炎舞炊きというやつでハイスペック炊飯器である。これで美味いご飯を炊き上げ、デブへまっしぐらである。夜は娘とSwitchでスーパーマリオワンダー。ついに最後のクッパ城まで辿り着く。昨日飲み過ぎ疲れていた為、ノンアルコールで早々に就寝。

5/30
朝、息子にご飯を食べさせようと「I love my daddy」と書いたスタイを付けようとするが、何度も取り外される。妻は朝仕事から帰ってきて、自宅滞在時間1.0Hで仕事へ出て行った。相変わらずのハードワーキング。リモート仕事。娘の運動会に合わせ実母も上京。父の相続のための書類もろもろを渡す。仕事終わりで娘とスーパーマリオワンダー。城クッパを倒し、ついに全クリ!娘とハイタッチし、お互いの検討を讃えあう。その後、2人を風呂に入れてから晩酌。義母の作ってくれた揚げ物でビール。義母の作る豚肉の唐揚げが美味い。家に人数が居ると家事も育児が分散出来て本当に助かるが、日常ではないストレスも引き受けることになる。近ければ近いほど、人間関係は難しい。

5/31
起床。雨。先日、布のティッシュケースをパネルに磁石でくっつくティッシュケースに入れ替え。その際に布のティッシュケースは捨てたのだが、どうやら義母の手作りのティッシュケースだったことが判明。朝からリビングにどんよりと重い空気が漂う。そそくさと出勤。仕事。午後は研修。帰りの電車で立川こしら「その落語家、住所不定。ダンスはアマゾン、家のない生き方」を読了。新しいテクノロジーやサービスを駆使し、現代を見事にサーフするこしら師は日常をオプティミズムで埋め尽くす。常にトライアンドエラーし、快適に自分らしく楽しく生きる。好きに生きればいいという了見は実に落語家的だが、自分の強みや弱みを行動で理解していく態度はクレバー。また〈世間の尺度=金〉で幸せ度を測るのではなく、自分が何を感じる時に幸せなのかを理解する方が理に適っており、効率的であるということを改めて教えてくれる。Die with Zeroともリンク。禿同。

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