見出し画像

今年のBJkanekoはDJkanekoで12/12(土)

最近の俺的サラリーマンドラマブームに乗っかり、映画「7つの会議」を観る。出演している役者は他の池井戸潤原作のドラマとほぼ一緒。手塚治虫のスターシステムの役のキャラクターはそんなに変わらないバージョンとでも言おうか。映画としては、しっくりこないのだった。こういうコンテンツは映画よりもテレビドラマが丁度いい。やはり、映画はある種の芸術性を持たなくてはいけない。それはカット自体の美しさや長さであったり、カメラのパンのスピードであったり、脚本の意味の分からなさであったりが必要なのだ。極論、映画は観終わったあと何も残らなくても構わない。詰まらない(自分には理解できない)映画を我慢して観ることも必要だと思う。批評を通して輪郭が現れてくるものではないか(ジャッキー・チェンやMr.booなどは除く)。逆にテレビドラマには商業コンテンツであって芸術性はあまり求めない。適当に日常に起こり得ること、あと少しで起こり得そうなことを上手に散りばめ、多少の憧れの的をぶらつかせて、感情を刺激してくれればいい。写真家加納典明の「勃起させてなんぼでしょ」と同じである。ここでは、映画の方が素晴らしいと言いたいのではなくて、映画とドラマでは役割が違うと言いたい。ついでに言えば自分の名刺として「人生を変えた映画」の設定は必要ない。それを心の引き出しの奥からうやうやしく出してきて、居酒屋のテーブルに並べて語る人の人生に、私は羨望は抱けそうにない。陳腐な自己開示より人生の変わらなさに絶望することの方が圧倒的に大切なことに思える。人生は退屈だし、それを体現しているのが映画でしょう。それにしても野村萬斎は怪演だったな。

globeのコンセプトとして、マークパンサーのラップは不要だったのでは無いかと思う瞬間があるが、実に無駄な時間である。

子供のおもちゃや運動グッズなどを中心にどんどんモノが増え続けるので、プチ断捨離を挙行。遂に妻が一人暮らし時から使って20年以上になるビデオデッキをHARD OFFに売り渡す。このご時世、ビデオなど全く使わない。ビデオテープを探す前にYouTubeで調べてしまう。とは言え、自宅にはビブラストーン「ビデオストーン」やナンバーガール「騒やかな演奏」、ジェフ・ベック奏法 「ジェフズ・ ブギー」1曲マスターなどの私のヤングトラウマ(通称ヤントラ)映像作品がVHSで残っており、これらはとても捨てられそうにない。再生機器は処分したものの、視聴不能の残されたこれらをどうすればいいのか、今も途方に暮れている。

今年のBJkanekoWeekenderイベントは昨今の情勢を踏まえ、小さくやることにしました。DJ転換時の換気、アルコール消毒は用意します。誰でも歓迎です。バキ夫も回します。エントランスフリーです。こっそりnote読んでくれてる人が来てくれたら嬉しいな。是非気軽に飲みに来てくださいね〜!


■DJkanekoWeekender vol.3 2020
〜(BJkaneko Can Get) Satisfaction〜

12/12(土)19:00-23:00
下北沢Goody-base
door ¥1000(1drink付)

19:00~19:40 DJ BIGMAC
19:40~20:20 DJ 詩ちゃんパパ
20:20~21:00 DJ 中島キオ
21:40~22:20 DJ 西森バキ夫
22:20~23:00 DJ BJkaneko

https://goody-base.com/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?