長時間オンラインで仕事をしているときの切り替えの工夫。(コーチング)
毎日、ZOOMでミーティングやコーチングや1on1や色々です。
ほぼ毎日5人ずつくらいは入っています。
プラス、研修をしていたり、先方にでかけていったり、視察をしたり、そんな毎日です。
それぞれの対話の中で、喜びあり、哀しみあり、涙あり、笑いあり、人ぞれぞれ悩みもテーマもチャレンジも全然違う相手が30分おきに入れ替わっていきます。
私の感情の整理はどうなっているの?ストレスは?とよく言われるのですが、もしかしたら身体は多大に感じているのかもしれないのですが、頭の切り替えは不思議とできていて、また次の相手の話に集中しています。
感情を引きずらないのはもしかしたら自分で得た特性かもしれません。
若い頃(20代まで)は人の氣持ちに入り込みすぎて自分との境界がわからなくなってしまうような(まるで自分が相手になってしまったような)そんな危ないのめり込み方をしていた(相手のことがよく理解できすぎてしまう、と思ってた)せいで、氣分の浮き沈みが激しくて好き嫌いが非常に激しく、体調が悪くなりがちだった。(免疫力も下がっていたんじゃないだろうか)
そんな嫌だった自分を完全に手放せたのがコーチングを学んだ30歳の時。
はっきりと自分で自分に問いかけができて対峙できた。
勝手に自分で自分を決めていて思い込みにとらわれていた自分を手放すことができたのもコーチングを学んだからこそ。
選んでいたのは自分だったんだ。とわかったので、誰のせいにするわけでもなく、粛々と自分ができることに着手するのみ、(しかできないのだ)ということがわかってくると、本当に自分以外の何にも勝手に過剰な期待をすることなく、だいたいのことにそうだよね、相手の都合もあるもんね。
と思えるようになってきました。
だってこんなに未熟で至らないことがたくさんあるにも関わらず、みなさんは私をあたたかく迎えてくれる。
私の都合に合わせてくださる。なんて有り難いんだろう。私もできるだけ相手の都合も優先したい。と思える。
自分の氣持ちがブレずに大きく見せようと思うことなく等身大で裏表なくやっていってると、相手は心を開いてくれることが多くなってきて、すっと本音を話してくれる。
本音を話してくれたら話は早くて、それはできることなのか、できないことなのか?時間がかかるのか、すぐできるのか?
そんなことを率直に話せる。
自分ひとりでできないことだったら、「そのままにしておく」か「働きかけて変えていく」か「そこから離れる」のだいたい3パターンしかない。多分。
自分ひとりでできることなら「やる」か「やらない」かを決めるしかない。
最終的にはそこしか落とし所がないかもしれないからこそ、たくさん話してもらって感情的でも冷静でもどちらでもいいから自分に向き合ってもらう集中的な時間を共にして、
最後は笑顔で「決めました」とか「スッキリしました、次回までに考えてみます」だったり、なにか折り合いをつけてくださることがほとんどだから、私もそれごとに切り替えができているのかもしれないな。
感情のコントロールや切り替えが苦手だという方から、どうやって切り替えているんですか?と聞かれたので、いい機会だったのでちょっとそんなことを考えてみました。
こんな人との境界がわからなくなるくらい悩みが多かった私でも切り替えできるようになったんだから、訓練で、ある程度変わるものなのかもしれませんね。
ヒカル
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