スパイスとハーブを普段使いする方法
こんばんは。
ゆっくりおいしいねむたいなの左近です。
今日は、日常の料理にスパイスやハーブを取り入れる方法について書こうと思います。キッチンに余らせているスパイスやハーブがあれば、ぜひお試しください!
なぜ、スパイスとハーブを使うことに難しさを感じるのか
スパイスやハーブを料理に使うと聞くと、ハードルを高く感じられる方が多いかと思います。
それは、「どんな香りがして、どんな味がするのか。」というイメージができない。使い方がわからない。といったことがネックになっているのではないでしょうか。
紫蘇やバジル、七味、黒胡椒などは、幅広い料理に使われていたり、お店で食べる料理にもよく使われるため、無意識のうちに香りや味を記憶しており、使い方や合う食材・料理をイメージすることができます。
しかし、メジャーではないスパイスやハーブは、普段口にする機会がないため、香りや味もわからなければ、使い方もわからず、スパイスといえばカレーというイメージの定着もあり、「複雑そうなもの」として認識されていると思います。
ですが、蓋を開けてみると、スパイスやハーブを普段の料理に取り入れることは、皆さんが感じているほど難しいものではありません。
うどんに少し七味をかける、ステーキに黒胡椒をかけるといった感覚と同じように、食材の臭み消しや香りを楽しむものとして捉え、少量加えるという使い方をすれば、普段の食事に取り入れやすくなります◎
特に簡単に楽しんでいただける料理は、スープなどの汁物や魚や肉のソテーなどのシンプルな料理です。
今回は、スープにスパイスやハーブを取り入れる方法をお伝えしたいと思います。
スープや味噌汁に取り入れる
コンソメスープに胡椒を加えたり、豚汁に七味を加える容量で、スパイスやハーブを1〜2種類少量入れていただくと、いつもとは少し違った風味を楽しんでいただけます。
例えば、ポトフなどのコンソメベースのスープは、仕上げに乾燥バジルやセージをひとつまみ入れると爽やかなハーブの香りが加わります。スパイスだと、フェンネルがおすすめです。ほのかに甘い香りがコンソメの旨味を引き立てます。
他にも、カスメリティという葉もおすすめです。スーパーでは見かけないものですが、ネットやスパイス専門店では購入することができます。メープルに似た甘い香りと緑茶のような爽やかな香りが少しあり食欲をそそられます。玉ねぎやニンジンといった甘みを持った食材を使ったコンソメスープとの相性がとても良いです。
豚汁や根野菜を使った味噌汁にはスパイスがオススメです。
パウダー状のコリアンダー、パプリカ、オールスパイス、クミンなどのスパイスは味噌との相性が良いです◎
ひとつまみ入れていただくだけで奥深さやスパイス特有の爽やかさが加わり、とても美味しいです。
乾燥ハーブやパウダー状のスパイスを使う場合は香りが飛びやすいので、器に入れる前に入れて1〜2分コトコト煮込むのがオススメです。
クミンシードなどの種状のスパイスは、食材を炒めるタイミングや煮込む前に入れていただくと、香りが立ちます。
スパイスやハーブの適量は、スープ1杯あたりひとつまみ(人差し指と親指でつまめる量)がオススメです。スパイスやハーブの種類によって香りの強さも異なるので、少しずつ加えて味見をしながら試してみてください。
同じ食材で作ったスープでも、加えるスパイスを変えるだけで、違った印象の風味になるので、料理の幅も広がります🍽
おわりに
いかがでしたでしょうか?
普段の料理にスパイスやハーブを取り入れ、香りや味を知る機会が増えると、スパイスとハーブの魅力を感じることができ、ハードルも少しずつ下がると思います。
もうすぐ3月になりますが、まだまだ肌寒い日が続くかと思いますので、ぜひ、あたたかいスープでお試しください!
いただいたサポートは、弊社の研究や活動で使わせていただきます。