英検1級2次対策:準備

英検1級の2次試験が今日終わったので、準備編、前日〜当日編をまとめた。終わった直後に書き始めたので、フレッシュな感想になっていると思う。準備編は、手始めに使用した教材とオンライン英会話での練習について書いていく。

教材

メインで使ったのは、植田一三氏編著の『英検1級面接大特訓』

ツイッターの方に譲ってもらった。感謝してもしきれない。
この教材のおかげで網羅的に対策ができた。
旺文社の『英検総合対策教本』も若干使った。

後述のオンライン英会話で使う時は、『英検総合対策教本』が使いやすかった。
『英検1級面接大特訓』はライティングとスピーキングの対策両方を兼ねていて、解答例も同じページに載っているのに対して、『英検総合対策教本』は、スピーチのトピックとそれに関連するQ&Aが1ページにまとまっているページがあったので、他の人にシェアしやすかった。感謝。
その他には、英検のHPに載っているサンプル問題を使用した。

オンライン英会話

私は1人で勉強できないタイプの人間なので・・・
例のごとく、DMM英会話を活用!!!!!
(タイマーを使ってスピーチ練習してみたけど、一人で添削できる訳でもないし、あまり効果的ではないと感じた)
ライティング指導の時にお世話になったメインのB先生に加えて、予約を取りやすいA先生を新たに加え、主に2人体制で対策してもらった。(単発でC先生)
英検とは何か?とかの説明が面倒なので、先生は固定の方がやりやすいと思う。平日は2連続レッスン、休日は1レッスン+2連続レッスンの合計3レッスンを受けたりした。これは先生によるのだけど、数レッスン連続で受講するとだれることがあるし、英検の質疑応答は4分程度なので、分けたほうが、メリハリをもって、幅広くトピックを網羅できた。

A先生
この先生はあまり試験対策に特化していないタイプだったけれど、社会問題に関心があったので、スピーチトピックに関連して、追加の質問をたくさんしてくれたし、結構クリティカルだった。
25分レッスンのうち、最初の5分くらいでスピーチは終わるんだけど、残りの20分質問攻めだから精神的にキツかった(笑)
しかも、結構反論してくるタイプというか、私は自分の主張がぶれないように、ディベート的にYes/Noをはっきりさせたかったのだけど、先生は結構折衷案を提案しがちだった。
「英検とは?」を説明する時に、自分の要望「できればYes/Noをはっきりさせたい」ことを伝えたらよいと思う。
今後試験内容について詳しく書くけど、この先生からの鬼のような質問のシャワーがあったからこそ、細かい箇所まで詰められた部分もあった。
最初に要望を伝える際、「とりあえず私のスピーチ聞いてて!」と伝えたけれど、自主的に書き起こしてくれたので助かった。

B先生
試験対策に慣れていて、段階的・系統的に指導してくれた。
どういうことかというと、最初の方はpros/ consを一緒に5個ずつくらい考えてくれて、スピーチに移行する流れだった。また、スピーチが不出来な場合は、使える動詞などを確認してから、同じトピックのスピーチをもう一度した。
時間も計ってくれたので、自主学習とは違って、本番に近い流れで練習することができた。
A先生のように、問題を掘り下げてくれる指導も大切だけど、B先生のように型にはめる練習をさせてくれる指導(どのトピックでも無難に乗り越える術を教えてくれること)も大切!小手先のテクニックというわけではなく、自分の主張を論理的に伝える方法を伝授してもらった気がする。
英検対策には特化していないものの、IELTS等の英語試験の指導経験があったので、お役立ち資料をいくつかpdfで送ってくれた!これがめちゃくちゃ役に立った!(お役立ちフレーズの資料と、場面別での頻出コロケーションの資料)

最終日、扱うネタが尽きてしまった!(というと達人の域に達しているような大物感があるが、自分でいつも教材を用意してたのだけど、明らかに選ばないトピックは扱いたくないので、超恣意的になってマンネリしてただけ)ら、先生がDMM英会話の教材を活用することを提案してくれた!
「テーマ別会話」のAgree or disagreeは、英検準1級の対策の時にも使ったから、まじでオススメ!!!!

確か準1級の時は割とシンプルにまとめていたのだけど、1級の対策としては、英検の問題に似てるような質問を1つ選んで、2分間スピーチを作った!
例えば、Agree or disagree: Texting has adverse effects on a person’s ability to communicate face to face.とかをした。

C先生
この先生はなかなか受講できないので、1度だけ対策をしてもらったのだけど、この1回のレッスンの質が高かった。
スピーチを全部書き起こしてくれたし、難しい単語も教えてくれた(笑)
私一人ではfor aforementioned reasons (issues) なんて言い回しはできないと思う!
この先生のレッスンを受けた時はまだ手探りだったのだけど、書き起こしてくれたおかげで、「私のスピーチの語数少なくない⁉︎」ということに気づけた!大事!😂

ネットでの情報収集

結構以前からtwitterやYouTubeで1級についての情報収集はしていたのだけど、実際にスピーチをしてみてから(というか人様の前でスピーチをして評価してもらってから)しか、先達の教えはすんなり入ってこないと思う。
百聞は一見にしかずというか、やってみて見えることが多かった。
例えば、どれくらい話せば良いかとか、どれくらいの具体ー抽象のバランスでいくかとか、どれくらい具体例が必要かとか。
あとは、日本人同士や、日本に住んでいる外国出身の試験官などとはある程度共通認識があるけど、そうじゃない人(ノンネイティブのオンライン英会話講師)と練習したことで、物事や自分の考えをより明確に伝えるよう意識することができた!

練習の方針

勉強にしても練習にしても、量と質の両方が大切で、個人的には、ライティング対策とスピーキング対策の両方で、1つをじっくり練って仕上げることが役にたった感じがある。なあなあな状態でこなしても身についてないだけなので、2個くらいは暗唱したかな?
そうする中でフォーマットが見えてきたので、最初の文章と結論の初めは固定した。
I agree that トピック.
Firstly, 最初の主張.
Secondly, 2つ目の主張.
In conclusion, for aforementioned/above mentioned reasons, トピックへの意見.
この流れを覚えてしまうと、タイムキープがスムーズにできた。

心の準備

自分の懸念として、優柔不断なことが挙げられた。
英検の公式でサンプルカードが示されていたけれど、教材では分野ごとに示されていて、自分がピックアップして先生に対策をお願いするような形だったので、トピックを選ぶ練習ができなかった。
この不安を克服するために、第一に、スピーチを考える時間を45秒にした。
第二に、あらかじめ自分が選ぶジャンルを絞った。これは諸刃の剣で、自分の得意分野がなかったら爆死してたと思う!
具体的には、犯罪、教育、メディア/SNSを選ぼうと思って、最悪なにもなかったら人文・社会科学系(人はどうあるべきか系の曖昧なやつ)を選ぼうかなと心算をした。

おわりに

DMM英会話は最大限に活用できたらコスパ最強なので、全人類にやってほしい(笑)
お友達紹介コードを使うと、レッスン3回分のチケットもらえるので、ご自由にお使いください!
お友達紹介コード→920165048


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