印象に残る！オシャレな名刺作りのアイデア５選
ビジネスの場がオンラインだけでなく、オフラインにも再び広がりつつある昨今、新しく名刺を作ろうと考えている方も多いのではないでしょうか。
個人事業主やフリーランスとって、名刺は自分の分身のような存在。せっかく名刺を作るなら、相手の印象に残るようなものにしたいですよね。
この記事では印象に残るオシャレな名刺作りのアイデアをご紹介しています。
これから名刺を作る方はぜひ参考にしてください。
この記事のポイント
・名刺を渡すことで相手の記憶にとどめたり、初めて会う人との会話のネタになったりする。
・印象に残る名刺を渡せば、その後の交流が続く可能性がある。
・形や素材などにこだわれば、印象に残る名刺を作ることができる。
名刺を作るメリット
名刺を作るメリットは、その場ですぐ簡単に、自分自身のあらゆる情報を伝えることができる点です。
オフラインでのつながりが広がりつつある今、何気ない出会いがお仕事に発展する可能性があります。
そんな出会いの準備としても、名刺を作るメリットは大きいと言えるでしょう。
記憶にとどめることができる
名刺は、渡すだけで相手の記憶に自分をとどめることができます。
口頭のみで挨拶を交わした場合、時間が経つとお互いのことを忘れてしまったり、連絡先の交換にまで発展しなかったりします。
その点名刺は、渡すだけで自分の名前や仕事内容、連絡先を伝えることが可能です。
しかも名刺は物として相手の手元に残るので、後日名刺を見たとき自分のことを思い出してもらえる確率が高くなります。
さらに、渡した名刺のデザインが印象的であれば、渡したときに覚えてもらいやすいでしょうし、渡した後に沢山の名刺に埋もれていたとしても目につきやすく、思い出してもらいやすくなるでしょう。
会話のネタになる
名刺の中に話のネタになりそうなポイントを入れておくことで、会話が盛り上がるかもしれません。
デザインにこだわった名刺を渡すだけで、初対面の相手とも会話が盛り上がる可能性が高くなります。
初対面の人と会話をするのが苦手な方も多いのではないでしょうか。
それでも大丈夫。
ツッコミを入れやすいポイントを、わかりやすく名刺に入れておくのもオススメです。
印象に残る名刺アイデア５選
それでは、印象に残るオシャレな名刺のアイデアをご紹介します。
ご自身の好みに合うものを、ぜひ取り入れてみてください。
1 変わった形の名刺
まずご紹介するのは、星型やハート型などのモチーフを型取った変わった形の名刺です。
名刺といえば、55mm×91mmの長方形が一番見慣れた形だと思います。それをあえて正方形以外の形にするだけで目を引くし、印象に残りやすくなるでしょう。
カフェを経営してる人であればマグカップ型、フォトグラファーであればカメラ型など、お仕事に関係するアイテムをモチーフにすると、お仕事の話に発展しやすくなるかもしれません。
変わった形の名刺に抵抗がある方は、長方形の四つの角が丸くカットされた「角丸（かどまる）」と呼ばれる形にしたり、正方形の名刺にしたりするだけでも、印象を変えられますよ。
変わった形の名刺を作れる会社
名刺作成のファースト
https://www.meishi-first.jp/clipping.php
変わった名刺専門店
2 透明な名刺
人と被りたくないなら、背景が透けているプラスチック製の名刺もおすすめです。
紙素材の名刺が多い中、プラスチック素材の名刺は珍しく、印象に残りやすいと言えるでしょう。
透け具合もクリアなものから、すりガラスのような半透明のものまであり、微妙なニュアンスでオシャレに仕上げることができます。
また、素材が硬めでしっかりしているので、水気にも強く耐久性があるところもプラスチック製名刺の良いところ。
人工的で硬い素材なので、近未来的なクールな印象を与えたい人には特におすすめです。
最近ではペットボトルをリサイクルして作られた、再生プラスチックなど環境に配慮されたものも注目されています。
プラスチック製の名刺が作れる会社
名刺本舗
エコビー
3 似顔絵入り名刺
とにかく印象を強く残したい方には、似顔絵入りの名刺がおすすめです。
似顔絵入りの名刺は、文字だけの名刺に比べるとかなりインパクトが大きいです。
渡したときに話のネタになりやすいですし、後日名刺を見たときに顔まで思い出してもらえる可能性が高くなるでしょう。
似顔絵は自分で描いても良いですし、絵を描くのが苦手な方は、得意な人に描いてもらったり、ココナラなどを利用してプロに似顔絵をお願いしてみてはいかがでしょうか。
ココナラでは、似顔絵と名刺作成をセットで請け負ってくれる方もいます。
少々費用がかさんでも、とにかくオシャレに仕上げたい方には、このようなサービスを利用するのをおすすめします。
ココナラ
4 バナナの茎でできた名刺
オーガニックバナナの茎からできた、「バナナペーパー」という紙を使ったエシカルな名刺をご存知でしょうか？
近年、エシカル消費※への関心が高まっています。（※環境や生産者に配慮した消費行動のこと）
その流れは名刺にも見られるようになりました。
このバナナペーパーは使うだけで、生産に関わった人たちの労働環境の向上や、バナナの生産地域の環境保護など様々なSDGsに貢献することができます。
社会課題に興味を持ち、積極的にエシカル消費する姿勢は、相手に良い印象を与えることになるでしょう。
また、バナナペーパーで名刺を作ると、オシャレな認証ラベルを載せることができます。
まだ広く知られていないバナナペーパー認証ラベルも、話のネタになるでしょう。
バナナペーパーについて
バナナペーパー認証ラベル
バナナペーパー名刺を作れる会社
5 コットンの名刺
最後に紹介するのは、コットン素材の名刺です。
コットンは馴染みある素材ですが、名刺として見かける機会はまだ少ないです。
コットン素材の名刺は、一般的な紙の名刺より厚みがあり、紙の表面が少しだけ毛羽だつような優しい風合いのものが多いです。
なので、デザインをシンプルにしても、素材の存在感から印象的な名刺に仕上がります。
もしコットン名刺に更にインパクトをプラスしたい場合、活版印刷にしてみたり、ワンポイントで箔押し加工を入れてみたりするのもおすすめです。
コットン名刺にもオーガニック素材など、エシカルな物も登場しています。
使うだけで社会貢献につながるコットンも、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
コットン名刺が作れる会社
エコビー
名刺作りで大切なポイント
どのような名刺を作るのか、方向性が決まりましたか？
次に名刺をデザインするにあたり、大切にして欲しいポイントを３つお伝えします。
相手に感じてほしい印象をデザインにする
名刺は自分自身や、お仕事について知ってもらうためのツールですが、デザインを工夫することで、「自分のサービスを利用したらどんな気持ちになるか」まで伝えることができます。
自分のサービスを使ったときの気持ちまで感じることができれば、相手は安心してお仕事を依頼できますし、「思っていたのと違った…」というミスマッチも回避できる可能性が高くなります。
例えば、癒しをテーマにしたエステサロンの名刺を作るとします。
癒される感覚を名刺に落とし込むために、流れるような優しい雰囲気のフォントを使ったり、曲線的なモチーフを入れたりするのも良いでしょう。
色も暖色を使えば、癒しの印象をよりプラスすることができます。
このように、相手に感じて欲しい印象をデザインに落とし込むことができます。
名刺が良いご縁を結んでくれたら嬉しいですよね。
だからこそ、渡した人に感じてもらいたい印象まで考えてデザインしてみてください。
デザインをプロにお願いしてみる
パソコン操作やデザインを考えるのに不安がある方は、プロの手を借りることをおすすめします。
デザインツールが増えて、自分でも簡単に名刺を作れるようになりました。しかし、名刺作成に慣れていないと、デザインを一から考えたり、データ入稿をするのに手間取ってしまう可能性が高いです。
頑張って入稿までしたものの、いざ手元に届いた名刺が思い描いた通りのデザインに仕上がらなかった、ということも起こり得ます。
なので、少しでも不安がある方はプロに頼ってみることも考えてみてください。
これからの時代にピッタリなエシカル名刺がおすすめ
現在、エシカル消費やサスティナブル製品への注目が高まりつつあります。
そんな時代の流れを先取りして、ぜひエシカルな名刺を使ってみてください。
エシカル素材の名刺を使うだけで社会貢献ができる上、自身のブランドイメージに良い印象を抱いてもらいやすくなるでしょう。
この記事でご紹介した再生プラスチック、バナナペーパー、オーガニックコットンの他にも、様々なエシカル素材の名刺が登場しています。
それぞれ素材の質感や風合いが異なるので、ご自身のお好みのエシカル名刺を探してみてくださいね。
様々な種類のエシカル名刺を扱う会社
まとめ
名刺は自分の分身のようなもの。せっかく作るのであれば、相手の印象に残るような名刺を、自分なりのこだわりを持って作ってみてください。
どんな名刺が自分に合うのかなかなか答えが見つからない方は、まずエシカル名刺から始めてみてはいかがでしょうか。
使うだけ社会貢献ができる上、一般的な紙とは異なる質感の名刺で、相手に良い意味で強い印象を残すことができますよ。
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（文：広岡愛子）