見て

今、軽く目を閉じて瞑想していたら、リビングのテーブルでお絵かきしている三兄弟の声が聞こえてきた。

長男「これ見て!」

三男「見て、かわいいでしょう」

次男「見て、かっこいい?」

見て、見て、見て、と、見ての言い合いである。

もちろん私のところにもやってくる。

「見て」

と言って。

まずは長男がやってきた。

描いてきた絵がファンタジックに見えたので、「かわいい!」と反応してしまったら、期待していた反応と違ったようで不服そうな表情。

「カラフルな色で塗りたくなるような絵でかわいいよ」と、だめ押しで言ったら、下唇をつきだして涙目になってしまった。

あ、まずい、と思い「かっこいいよ」と言ったら納得して帰っていった。

そして次男に「見て、これどう思う?」と聞く長男の声。

「いいねいいね、かっこいい!」という次男の声。

母は次男のフォロー(?)に助けられました。


子どもはいつだって「見て」と「認めて」の連続。

たまに疲れるけど、まぁ自分も似たようなものか。

お互い様でやっていこう。


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