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8月 モラハラ、この先

8/8のライオンズゲート全開の日。とても静かな気分だった。ずっと続けばいいのにと思ったほど、水中にいる時のように、都会の喧騒も遠くに聞こえて、仕事をしていても誰と話してもすごく静かだった。
でも、次の日から大波がやってきた。
きっかけは子供が、死にたいと家ではない場所でもまた言ったこと。
こんな表現をしだしてから1ヶ月経ったけど、最初はビックリしながらも自分が思い通りにいかない時に言うだけなので、幼い表現なのかなと思っていた。言葉はかなりキツイけど。
そしてこういったことは夫に言っても相談しても、お前が悪いと言われるか、話を聞かないか、子供はかわいそうというかだ。アテにならない。
でもやっぱりおかしいよな…と思って、半年ほど前に”モラハラ夫といつかは離婚したいけど、それまで面倒臭い夫をどうあしらえばいいか?”を相談した心理カウンセラーが育児にも強いことを思い出して相談した。
そのカウンセラーさんは発達障害に強く育児や保育士さん向けのセミナーをよくする方だそうで、短い時間の中で深刻すぎず割と的確な返事をくださるので私はかなり好感を持った。
モラハラの相談をすると「あなたの事を夫は大好きだけど表現の仕方が幼い。家の中に男は2人いらない。うまく甘えてみたら?」と言われる事がかなり多い。その度に、ああ私が強すぎるのか、女性性が弱いからか…と受け止めつつもモヤモヤしていたけど、その方はバシッと加害者はほとんど変わらない。おそらく夫は、自己愛性パーソナリティ障害と境界性パーソナリティ障害と、かるい自閉症スペクトラム(他人の気持ちが分からないなど)があるんだと思うと言われて、応用性行動学をオススメされた。
後で調べると当たっているところだらけで、こういう人格なんだと思うと気持ちが少し軽くなった。その方いわく、軽い検査しても分からない程度の自閉症スペクトラムは分かりにくい部分が多く遺伝的なものも多少あるそうで、以前から義父がそうだな、付き合いにくいなと思っていたのでその点も腑に落ちた。とにかくこじらせ自己愛がすごいからターゲットにした存在の予定や行動を無視する。スケジュール管理なんて、まさにそれ。
そして、感情のコントロールという部分で子供にも多少受け継がれているのも理解した。
相談すると、子供は学校のことで不安定なのかもということプラス本当は親同士仲良くいて欲しいからいつも傷ついているのが爆発しているのかなと言われて、1年前まではなんとか私がうまく振る舞って夫をなんとか変えられないかとかうまくいくんじゃないかと頑張っていたけど、もう無理だし自分が傷つくだけ。なぜなら自分でしか自分は変えられないし、それでも難しいんだからと思っていたから、相談しながら前回にはないほど号泣、強そうなカウンセラーさんまで涙目になったところで、自分の置かれた状況を理解した。辛いと思っていいんだと。
終わってワンワン泣きながら、2択だなーと思った。子供のことを思って頑張って修復するか、物理的に離れるか。
もう自分は我慢したくないと今は強く思っていて、蓋をしてきた出来事と向き合い始めた。
半年前にアドバイスを受けてから、された事のメモはつけているけど、離婚の時の実績となりやすいらしい行政がやっている相談窓口にも、子供のことついでに行く事にした。
不安なこと、悲しいこと、子供のこと。
新たに相談に行くので、モラハラについての本を読み出したらうちもこれ!なことが多くて、自分でモラハラと分かってはいたけど改めて辛い。追体験するのか思い出すからなのかは分からないけど。それに私がこうしてしまったからこうなったんだとか、自分のことも責めてしまう。
人のせいにしないストロング精神は自分を責める。人のせいにも自分のせいにもしないのが正しいのかも。
夫のことさえなければ自分がうまくいくのかはわからないけど、タイムリミットなんだと思う。
前から思ってきたけど、自分が思うよりも世間的にはモラハラの理解は低いし、ワンパターンなんだなと思う。友人にもずっと愚痴り続けてきて理解してもらうまでに結構かかった。それだけ夫は周りには悪い人には見えないということ。
私が気丈で強いタイプに見えるからかもしれないけど。

ライオンズゲートは獅子座らしく、方向性を決め突き進んでいく感じもある。ゾロ目ばかり見ているし、考えたくなかったけど向き合う時期を突きつけられている感じがする。



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