伊香保温泉

都内から近く、日帰り出来る有名な温泉地の一つに伊香保温泉があります。
今回は伊香保温泉に行ったときのことをかきます。

高速のICから近く、また高速バスの路線があるなど訪れやすい伊香保温泉。都内から車で1時間30分ほどで到着します。伊香保温泉周辺には駐車場も多くあるため、車で行ってもあまり困らないのはポイントが高いと思います。

駐車場は石段の下の方に多くあり、またバス停も石段の下にあるため、観光客の多くは石段を下から上がっていくことになると思います。

伊香保の石段

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よくメディア等で見る石段を実際に見ると、ああ伊香保に来たんだなという思いがしました。観光地でこういう目玉となるスポットは大事ですね。多くの人にこの石段の写真を見せたら「伊香保温泉に行ったんですね」と理解してくれることでしょう。
この石段はなんと365段あるそうです。365段ときいて登り切れるだろうかと感じましたが、石段の周囲にはお店がたくさんあり、お店を見て回ると階段を特に気にせずに上まで行くことが出来ました。また途中に足湯があるのでそこで休憩することもできます。

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飲食店も多くあり、水沢うどんで有名な水澤観音が近いからかうどん店を良く目にした気がします。そんな伊香保の飲食店で忘れてはいけないのが勝月堂です。全国の温泉地で茶色のまんじゅうが温泉まんじゅうとして販売されていますが、温泉まんじゅうの発祥は、勝月堂の湯乃花まんじゅうと言われています。 ここ勝月堂では1個120円で購入でき、店内でできたてを食べることが出来ます。あつあつの湯乃花まんじゅうは本当においしかったです。是非1度お試しあれ。

石段を365段登り、頂上からみる景色はさぞ絶景なんだろうと思いながら見るとそこには・・・旅館や元旅館により景色が遮られ見晴らしはあまりよくありませんでした。
ちなみに石段の頂上には伊香保神社あります。この伊香保神社がゴールと勘違いしそうですが神社の脇を通ってさらに先に進みます。

道沿いに進んでいくと伊香保温泉飲泉所があります。有名な伊香保温泉。これを飲めば健康によさそうとは誰しもが思うことでしょう。例に漏れず自分も飲みました。食レポは期待しないでください。
なんとも鉄分が豊富な味がしました。

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飲泉所を後にして更に進んでいくと露天風呂があります。
せっかく伊香保に来たんだから温泉につかりたいと思いここに入ることにしました。
お値段450円。タオルを購入することも可能です。
脱衣所がすでに半野外です。浴場とはカーテンで仕切られている程度です。そして洗い場という洗い場がありません。一応水道はありますがお湯は出ないようでした。
かけ湯をしっかりしてから入ります。色は鉄分が豊富に入っていそうな茶褐色です。解放感のある露天風呂が気持ちよくゆったりとつかります。ここの浴槽は2つに別れており、熱い湯と温かい湯の2つでした。はじめ温かい湯に入っていましたが、途中で熱い湯に移動しました。湯加減はちょうどいいと思いますが、長く湯につかろうと思うと若干熱い気がしたので、温かい湯にもどりゆっくりと湯につかることにしました。
温泉に入っていて気がついたんですが、身体が茶色くなっていました。温泉の成分が身体に付着したのだと思われます。
十分に湯につかり、出ようと思ったところで洗い場が無いことを思い出しました。身体は温泉の成分が付着して茶色。シャワーで洗い流したい気分ですが、あるのは水しかでない水道だけです。仕方が無いのでそのまま出ることにしました。タオルで身体を拭くと茶色になっていきます。温泉に入ったら洗い流さずに温泉が身体についた状態で出るのが良いと聞きますが、さすがにここまで茶色だと洗い流したいと思いました。白いタオルだと大変かなと思いながら入念に身体を拭いて温泉をでました。

温泉を出たら後は引き返すだけでした。
登ってきた石段を下っていきます。温泉に入ったからか疲れも無く下ることが出来ました。石段の途中に石段の湯という温泉施設があります。ここは石段を登り初めてすぐにあるので、石段街をぶらついて最後にここに入るというのもいいのかもしれません。そしてここなら洗い場があるだろうと考えながら伊香保を後にしました。

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