十九代目 二見浦右衛門

十九代目 二見浦右衛門

マガジン

  • ナマケモノは見た!

    旅好きのナマケモノが見てしまったスナップショット集

  • 不良中年のアドベンチャーワールド

    いくつになっても仕事は遊ぶための道具。 じっとしていられない齢還暦手前になっても、未だ落ち着きがなく、仕事を放り出して遊びに行ってしまう。 人生は旅であり、そこで出会う人たちや景色や知識は川上からドンブラコと流れてくる桃のようなもの。 つなりチャンスだ! 目の前にあるチャンスを掴むか掴まないかは、自分の判断。

  • 『ナマケる生き方、人生楽だらけ〜!』

    古民家カフェ&ゲストハウス ナマケモノ店主が、いかにナマケて楽に生きるかを日々の生活から紐解きます。 身内の同族経営の会社でサラリーマンをしていたが、本来の自由人を押し殺すことができなくなって、ついに脱サラ。 「もう嫌いな奴とは仕事しない!好きな仕事しかしない!」をスローガンに掲げ、自由気ままに仕事をしたい時だけやり、予約がなければいいお天気だという理由で仕事を休む。 右肩上がりにビジネスを拡大させず、いかに収入を減らさないで遊ぶ時間をたくさん作るか?を真剣に考えている。 人間の幸福とは何か? ナマケモノという生き方から【シアワセ】を探求していく。

  • 不良中年のアドベンチャーワールド

最近の記事

迷惑な髪の長い女

予約が入ってきたのは午後7時を過ぎた頃だった。 通常、予約サイトの受付締め切りは12時間前までとなっているはずだが! すでにチェンクインの時間も残り3時間程度。 それなのになぜ?と言う疑問が頭の中に横切った。 何かの設定ミスか? そう思い、予約サイトの設定を確認してみたが、これまで通り設定に変更はなく、なぜこの時間に予約が入ってきたのか皆目見当がつかない。 それならばと予約サイトに電話をかけてみるが、時間帯も遅かったため英語での対応になってしまい電話を諦める。 そして事情

    • 台湾と日本

      台湾から彼女が初めて私のところに遊びに来た。 海辺の古民家を譲り受けて、彼女にその家をデザインしてもらうために、家の測量に行った帰りに温泉に行った。 そこで見た彼女が不思議な張り紙について書いてみよう。 よく温泉や公共のお風呂には「イレズミお断り!」の張り紙がある。 彼女は風呂上がりにオレにこう聞いてきた。 「どうしてタトゥーの人は風呂に入れないですか?」 ごもっともな疑問である。 なぜなら、世界的に言うとタトゥーは単なるファションであり、若い女性でも何の抵抗もなく

      • アドベンチャーな恋愛

        台湾の彼女と知り合ってからもうすぐ二年になろうとしている。 日本語を勉強していて、日本に住みたいと思っている彼女と、台湾が好きで将来台湾に住みたいと思っている俺が、コロナ禍の二年前の12月にいろんな話をLINEを通してするようになった。 会いたいと思っても、それぞれの国の政府が強固な入国制限をしていたせいで、簡単に行き来できない状態だったのだ。 しかし、恋愛というのは不思議なもので障害が高ければ高いほど、当事者の気持ちは昂り、会いたいというモチベーションは高く維持されてい

        • こんな日もあります

          寝そべるしあわせ 秋晴れの青空と乾燥した暑くもなく寒くもない空気、庭の柿の木にたわわになる甘柿を啄みに来る鳥たちの囀り。芝生の上をひらりひらりと舞い踊るモンシロチョウ。 こうして季節を感じながらハンモックでのんびり本を読んでいる。 日常の間に味わえるしあわせ。 その読んでいた本の中に目を止まらせる一節があった。 『今や、銀杏の木と自分の境目は、なくなりつつあった。モノというモノの名前が全て消え去ろうとしている。いつか、一樹を抱いて庭を見ていた時に感じた、あの不思議な心

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        • ナマケモノは見た!
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        記事

          何気ない晴れたある日

          ひと仕事を終えて、あとは夕方まではフリーの時間。 次男くんと「今日は何する?」と声を掛け合うのだが、お互い何がしたいのか?出かけたいのか、家でのんびりしたいのか?、頭の中にはいろいろな思いがチョロチョロと動き回る鼠の如く、思考はあっち行きこっち息しているが、実際何かを決定できずにいた。 多動性のオレは、やはりこんな晴れてツーリング日和にはバイクでどこかへ出かけたいと思ったけたれども、籠り症の次男くんにはそれが魅惑的なイメージとして脳裏に焼き付くことはなく、結局2人は別行動を

          何気ない晴れたある日

          ナマケモノは見た!

          ワインレッドの心北海道サロマ湖畔のキャンプ場でのショット 気分はインディアン 北海道喜茂別の雪月花楼のキャンプ場

          不良中年のアドベンチャーワールド

          シゴトしないで、アソビたい! 毎日決まった時間にシゴトなんかしなくても、ご飯くらい食べられればそれでいい。 天気が良かったら、アソビに出かけてもいいじゃないか? 自分を抑え込んで、やりたいことをしないなんて、自分の人生を捨てているんじゃないか? 自分を解き放つ生き方。 みんなできるはずのにやらないぬのはなぜか? 世の中のおじさんたち! 今からでも遅くはないぜ! さぁ、出かけよう! 不良中年のアドベンチャーワールドへ。 8月30日 「出発」 ついにこの日がやってきた!

          不良中年のアドベンチャーワールド

          ナマケる生き方、人生楽だらけ〜! 其の八

          うちの息子がこう言っていた。 「寝ているときが一番しあわせ」だと。 たしかに寝ているときは怖い夢や嫌な夢を見ない限りは、平和そのものである。 だれかに文句を言われることもない。 早く〜〜しなさい。とも言われない。 他人の目を気にして行動しなくてもいい。 時間の進み方だって、いやいや勉強しているときよりも圧倒的に早く時間が経過してしまうので、楽しいことをしているときのようだ。 親である私も含め、世間の大人たちはよく子どもたちにこう言う。 「人のためになるような仕事をしなさい

          ナマケる生き方、人生楽だらけ〜! 其の八

          ナマケる生き方、人生楽だらけ〜! 其の七

          年間休日日数180日という目標を立てた今年、正確には数えていないが現時点では週休3〜4日は余裕で達成しているようだ。 コロナ禍において、国も行政も感染拡大防止を最重要課題に掲げることで政権維持や次期選挙でのアドバンテージを取ろうと必死になっているために、表向きは国民の健康と安全を掲げてコロナ対策と称して、我々にお金をバラまいてくれている。 バラまいているというには、もう少しガツンとお金出してくれんかなぁとは思っているけれども、一時支援金や月次支援金などまだあるだけマシ。 こ

          ナマケる生き方、人生楽だらけ〜! 其の七

          ナマケる生き方、人生楽だらけ〜! 其の六

          ようやくゴールデンウィークが終わって一息と言ったところである。 カフェとゲストハウスを運営しているが、今年のGWは天気に恵まれないばかりか、全国的にコロナ感染者が増加しているということで国や自治体が戦々恐々として再び緊急事態宣言や蔓延防止の措置をとったことで、本来ならば連日満室になるこの時期にキャンセルが相次ぐなど経営環境は非常に厳しいものになっている。 それでも5月3日は晴天に恵まれ、県内で行楽を楽しむ人たちでカフェも賑わっていた。 当然他の飲食店も相当に忙しかったで

          ナマケる生き方、人生楽だらけ〜! 其の六

          ナマケる生き方、人生楽だらけ〜! 其の五「規格外」

          うちの長男が仕事を辞めた。 彼が言うにはうつ病なのだとか。 彼を見ている限り、職場での人間関係に嫌気がさしたのではないかと考えている。 私自身が長年うつ病、正確には双極性障害だったため、「辞めたきゃ辞めればいいよ。好きなことがあれば、それで飯が食えればそれに越したことはないし、仮に仕事をしなくても今の日本では行き倒れにはならんから心配するな。」と言ってあった。 仕事をしなければ生活できない。 お金がなければ人として最低だ。 ---などとは思っていないからだ。 私の見立てで

          ナマケる生き方、人生楽だらけ〜! 其の五「規格外」

          ナマケる生き方、人生楽だらけ〜! 其の四「雑について考える」

          世の中には「雑」がつく言葉たちがたくさんある。 雑談 雑念 雑学 雑音 雑務 雑魚 雑事 雑木 雑用 これら「雑」たちに共通するのは、規定の経済的効率から外れてしまったものである。 あまり役にも立ちそうにない会話、雑談。 集中したい時にかぎって入りこんんでくる邪魔なもの、雑念。 専門的でない一見役には立ちそうにない、雑学。 洗練された音楽や耳を傾けたくないような、雑音。 生産活動にはあまり関係しない、雑務や雑用。 漁師や漁業協同組合の人たちからすれば収入に結びつきにくい、

          ナマケる生き方、人生楽だらけ〜! 其の四「雑について考える」

          ナマケる生き方、人生楽だらけ〜!   其の参「時間の捉え方」

          われわれは時間というものが過去から現在、そして未来へと流れていくことが自然だと考えている。 時間の流れはなぜ過去へは流れないのか? 時間の流れはなぜ順序良く流れるのだろうか? いや、本当に時間の流れというものが存在し、本当に過去や未来という時間はあるのだろうか? 時間に追われて忙しいと嘆きながら日々を過ごしている現代人に、 もっとのんびりしたらどうや! もっとゆっくり行ったらどうや! と、声をかけてみたくなる。 少なくとも時間に追われる感覚から逃れるためには、

          ナマケる生き方、人生楽だらけ〜!   其の参「時間の捉え方」

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          【越前大野のフツー Normal life】

          【越前大野のフツー Normal life】

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          ナマケる生き方、人生楽だらけ〜   其の一「それ、フツーでしょ?」

          【カフェ&ゲストハウスの店主がお送りする、ナマケモノ的人生を楽しむ生き方指南】 フツーってなんだ?! よく会話の中で聞かれる言葉である。 「フツー、言わないよね?」 「それって、フツーにいいね。」 この「フツー」は常識的な範囲があらかじめ決まっていて、その範囲内であることを指している。 うちに来るお客様でもメニューを見ながら「どれがフツーですか?」と聞いてくる方がいらっしゃる。 あるいは「これってフツーにおいしいよね」なんて言っている若い子たちも見受けられ

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          ナマケる生き方、人生楽だらけ〜   其の一「それ、フツーでしょ?」

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