テクニカルより大事なこと Vol.99
さて、100話まで 残り 2話となってまいりました。
毎週 書き続けて、
ネタ切れもあり、焼き直しもあったりしながら、
こんなに飽きっぽい俺でも、なんとか2年間ほど書き続けました。
見てくれた皆さんのいろんなコメントを頂きながら、
励まされて、何とか書き続けられてよかったなー、感謝って思います。
始めるタイミングに、100話までって 決めてたので、
残りわずかですが、お付き合いください。
「やり方」より「考え方」の方が大事
振り返ってみると、
俺が今まで書いてきた これらのnote は、
仕事の話や子育ての話、採用や仕組みの話、、、いろいろとあるんだけどね。
ここのnoteの記事に限らず、
本来、皆さんがネットでモノゴトを調べたりする時って
何か問題にぶつかって、それを乗り越えるための
手段ややり方を見つけるために調べるじゃんか。
つまり、
テクニカルを学ぶために、調べるってことを
行うケースが多いと思うんだよね。
でも、俺が書いてきたこのnoteには、あまりテクニカルな話は
存在しないんだわ。
まぁ~ 俺がテクニカルじゃないからってのもあるけど(苦笑)
テクニカルなことを伝えることも
大事なんだろうけど、どちらかというと
俺は、「やり方」よりかは「考え方」のほうが大事なんじゃないのかって思ってんだよね~
それは 子供たちが受けてきた正解だらけの義務教育みたいなもので、
自分で考えられなくる子では、これからの時代を乗り越えるのが大変なんじゃないのかって、思うんだよね。
答えのないこの社会で 正しいやり方ばかりを詰め込むよりかは、
なぜそうなったのか、どのように考えたから
この答えにたどり着けるのか、が考えられるほうがきっと良い。
正解を覚えると、まったく同じ事象には対処できるだろうけど、
モノゴトが少し変われば 通用しない。
でも、考え方ならば、類似事象なら対象出来るようになる。
その思考回路を、いつも再現性を持って起動できるから
活躍する幅が広い。
女性経験のない俺が、
大学生のころに雑誌HOTDOGを読んで、
初めてのデートの仕方ってのを必死で覚えようとしてたけど、
いまなら分かるのは、
そんなテクニカルなことを覚えるよりも、
「意にしている子を思いやる」この考え方のほうが余程、大事だってことなんだ。
思いのない表面的なテクニカルってのは、大して意味がないからだ。
思いというのは、自分の内面からくる考え方だ。
イケてるデートコースを覚えるのも時には大事かもしれないけど、
考え方や思いは、人生にとってきっともっと大事なことなんだと思う。
まったく関係ない話だけど・・・
いや、ちょっとしか関係ない話なんだけど・・・
まぁ~ 書きたいから また 昔話を書くね。
俺が若社長だった頃の昔話
俺が若社長だったころ、社員がお客様先の懇親会で
セクハラして、大問題になった話だ。
お客様はむちゃくちゃ怒ってて、「社長を呼んで来い!」って
当時の担当営業がどうにもできないほどの
しかめっ面で 報告を上げてきた。
経験のない俺は、
マジで行きたくなかったし、なんならこのケースって会社のトップとして
どう詫びたらいいのか、まず分からない。
当時は聞ける人脈もないし、ネットに調べられる情報もほとんどない時代だった。
俺は若かったせいもあって
本音を言うと、当日までに何度もバックレたいと思った。
でも、そんな選択もできるはずなく
自分で必死に考えた結果、
小細工なしに「誠心誠意詫びるしかない!」って決め込んで臨んだ。
客先の応接に通され、ドアをゆっくり開けると、
すでに 厳しい表情のお客様が重い空気をまといながら 2人座っていた。
開口一番すごい剣幕で、
「おたくの社員教育ってどうなってるんですか?」って怒ななれ
「セクハラを受けた子が心に傷を負ったらどうしてくれるんだ!」
「どう責任を取るんだ!」
・・・・・
・・・
俺はただただ、必死に
「教育が行き届かなくて 申し訳ない!」
って 詫びることしかできなかった。
誠心誠意頭を下げ続けて
20分ほどして
今まで黙って聞いてた 上役のお客様から
「でも、よく考えたら西田社長が揉んだわけじゃないもんね。」
「そもそも、業務後の懇親会だし、
こういうモラルの話って、会社で教育するとか教育できるもんでもないしね。」
って、言われ、その場を終えた。
それまで、俺は社員の責任は
TOPである俺の責任だという考え方にはなかなか至れなかった。
だけども、お客様に詫びに行く日は、日に日に近づく中で嫌でも考えざる負えなかった。
結局、考えに考えて
その子を採用したのも俺だし、その子を教育しなかったのも俺だし
その子をその仕事にアサインしたのも俺だ。
※その子って言ってるけど 完全に年上な!
そう考えられて、変な言い訳をせずに、
お詫びが出来たから、思いが伝わったんだろうね。
だから、最後に許してもらえたんだと俺は思った。
「思いは相手に伝わるもの」
だから、考え方からくる思いはすごく大切なんだ。
逆に言うと、表面的なテクニカルが優れてても、
思いがなければ、それは、何も伝わらないということなのかもしれない。
俺は、今まで社員たちには、
なぜそうしてきたのか、それにはこんな考えがあるからだと
なるべく、説明するようにしている。
考えや思いが伝われば、社員たちは似た事象で再現性をもって対応してくれるからだ。
ここのnoteでも、俺は"同じこと"をしているの過ぎない。
PS:
セクハラしたのは社員なのに、
俺は何もしてないのに、めっちゃ怒られるんだったら、
せめて
せめてだよ。。
俺にも、一回ぐらい おっ〇いを触らせてほしい気持ちは
ほんの少しだけど
いやいや、ほんのわずかばかりだけど、今でも思ったり思わなかったりしている・・・💦