見出し画像

就活生よ、会社選びは本当にそれでいいのか?Vol.77

世の中的に23新卒就活が解禁されたみたいなので、今回は悩める就活生向けに書いてみるね。
学生さんからしたら 将来に対する期待や葛藤とかがいろいろとある時期なんだと思うんからね。

やりたいことは何なのか?

将来どうなりたいのか? 

稼げるか、やっていけるのか?

学校で学んだことが通用するのか?

いろいろと思いながら就活をするじゃんかね。


でも、心のどこかで本当は働く意味なんてよく分からなくて、
働かなくていいのなら働きたくないじゃんか。

だけど、周りの皆が就活するわけだし、親にも心配されたくないし、流れに押されて就活するじゃん。最終的には皆、口揃えてご飯食べるために働くって言いながら、自分を妥協させていくよね。

いわゆる米働(ライスワーク)ってやつだ。

キャプチャ


会社選びにおいて大切なこと

そんな学生さんたちは、大して興味もないけど理解もいまいちだけど、なんとか業界を絞って、その中から興味あるっぽい会社を探しては説明会に向かう。

そしたらキラキラした人事が用意万端で君たちを待ってるじゃんか。
どの会社もイケてる動画やら、デザインされたパワポでうちの会社が最高だ!!って大合唱するわけだよ。
・・・・えぇ~ わが社も多分に漏れず(笑)

会社説明会とかって合コンみたいなところがあって、いくら君たちが経験があろうがなかろうが、相手は合コンの超ベテラン(人事)だということだけは確定してるわけだ。ガンガンに着飾ってるし、当然、話術だって長けてるに決まっている。

それを30社とか40社とか行くのが当たり前になってるけど、社会経験のない学生さんたちが、そんなにたくさん企業を見て、迷うだけで何をどう理解するのやら・・・。 

そもそもは、求人サイトに書かれる採用要件を見て会社が有名だとか、給与が良いとか、福利厚生、残業の有無、研修が充実、大きなビルに入ってるとか、そんな表面的なもので判断して入社を決めるっていうのは言い換えれば 見た目で異性と付き合うかどうかを決めるようなもんだよね。

見た目で選ぶのは、それはそれでいいけど、化粧を落としてすっぴんになった途端、誰だっけ?ってなるでしょーよ。見た目で選んだのに結果、全然違うじゃん・・・💦 って更になったら悲しくない?

画像1


んで、俺はね。
会社選びも異性選びも同じだと思うんだよね~


結局お互いを良くするために、お互いが成長すために、良い関係を継続する(もしくは継続できる)って一つ重要なポイントじゃないかな~って思うだよね。

だからこそ 自分に合うかどうかで選ぶべきなんじゃないのかな?

となると最も大事なのは
「価値観が自分と近いかどうか」
なんだと思うんだよね~

異性との付き合いは一対一だから、自分が好かれれば相手が自分の価値観に合わせてくれように努力してくれるけど、ことは一対多の企業において、よほどのことがない限り、ド新人に価値観を合わせる企業はないわけだよね。

だから自分たちの価値観と近いのか、それとも自分たちが合わせることを許容できるのかになってくると思うだ。 

説明会でも、価値観の片りんを見せてくれる会社があるかもしれないがそんなものはあくまでも一部だ。うちは、ワイワイと皆目標に向かって一体となってやってるんです。って言っときながら実際に会社に行ってみたら、殺伐としている雰囲気になってて、数字の追い込みを皆でやってることを指してワイワイ・一体だと言うこともザラだ。
良い悪いの話ではない、ただの言葉定義の認識のずれだ。


価値観を知るために必要なこと

結局、合う合わないかを知りたければ、
ちょっと付き合ってみるってが一番手っ取り早い。
だから試しにインターンとかからやってみると、いざ一緒になるときに間違えなくてすむ。

社内空気感が体感できるし、どんな人が働いてるのかもわかる。
何を大事に考えてるのか? 
どんなことをしようとしているのか?
先輩社員ってどんな温度感を持っているのか?

画像2

社会経験のない子たちだからこそ、頭で理解するんじゃなくて 
身体で体感して感じ取るのが良いと思うんだよ。 

企業組織なんというのは所詮コミュニティなんだから、
やっぱり居る人との相性に限ると思うんだよね。

この人たちとなら、頑張れるとかでもいいし、
この人たちになら自分を見せられるとかでもいい。 

自分の成長や自分の価値をあげる場所として、適していることが大事なんじゃないのかな。そう考えれば、会社の大小とか福利厚生がどうこうってあんまり重要じゃないじゃないのかな~


たかが就活。大事なことを見失うな。

んで、さらに言えば、この大学3年の終わりに始めるって早いって言ったけど、人生にとって就活が大事だって言うのなら
「もっと前から 考えとけ」 だし 「もっと前から 動いとけ」だ。
知りもしない他人の許可をもらってから始めるのはそもそもおかしい。

経団連の就活開始時期に合わせる意味なんてないんだからね。

あの偉いおじさん方は、別に君たちの人生を保証してくれるわけじゃないし、わざわざ、 よーいドーン!!って全員と同じ土俵で走りだす必要はないわけでね。
就職というのは、限られた枠の中で席を取り合うゲームなんだから、早めに動いたほうが良いに決まってる。

おじさまたちが、いまだ終身雇用を信じてるのかもしれないけど
今はありとあらゆる情報から選択が出来る時代なんだけどね。
新卒自体が一種のブランド見たくなってて、新卒じゃないと価値が薄れる的なアレ。。。

変なおじさんが、処女をブランドのように見立てるみたくて気持ち悪いって思うんだけど、日本ってそういうところがあるよね。初めての就活に皆、必死になり過ぎて盲目的になってる気がするんだわ。
初めての就活に皆、必死になり過ぎて盲目的になってる気がするんだわ。

画像3

仕事場は所詮はコミュニティの一つだし、
所詮は自分が他人のために役立つ場なんだから
踊らされ過ぎないでほしいね。

だって、もうお見合い結婚で一生添い遂げる時代じゃないし、散々自分たちで異性を選んだあげく、幸せだと言って結婚しときながら、3分の1が別れる時代だよ。

たかが就活。

人の役に立つことが仕事だから、こう考えればアルバイトと正社員は本質的にはそこまで変わらない。

いくらでもやり直せるし、自分が真剣に取り組んで
自分の価値があげられる場でさえあれば。
だ。



追伸:この記事は昨年の転用だというのは内緒だよ (汗💦