今月読んだ本【2023年11月】
今月読んだマンガや小説のうち、良かったものをまとめていきます。
魔女は満月に咲く 1巻
きんいろモザイクの原悠衣先生の新連載。まぁ僕はきんモザ読んでないので比較はできないんだけど…
一巻なので話はまだまだというかんじなのだけれど、やっぱり絵がかわいいのとヒロインの天真爛漫さが刺さるので楽しく読めた。メインは契約者である主人公と魔法使いのヒロインではあるものの、他にも女の子同士のペアとかも出てきているので、群像劇的な展開を期待している。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
買ってはいたが、なんだかんだで読んでなかったのでようやく読了。
なんというか、どんでん返しか?って思ったらどんでん返さなかったのが逆に新鮮に感じてしまった。
ある意味平坦な、いまいち最後まで盛り上がりにかけた話だなあと思った。
ただ、テーマである人間とアンドロイドの差、また、健常者と特殊者の差というか、そういった差別を描いた話なのかなぁと。
いろいろ思うところはあるけど、どうにもならないよな…という仄暗さを感じた。
どうしても古典SFになってくると物語に新鮮味が感じられなくなってしまいがちなので、こういうのはもっと早いうちに読んでおいた方がよかったんだろうなという気持ちがある。たぶんこういう語り尽くされている作品をベースに批評とかしていくべきなんだろうなぁ。
積んでる古典SFが大量にあるので、一気に読んでしまいたい。
総合タワーリシチ 完全版 上下
百合クラスタからたまにタイトルを聞くことがあった作品。安くなっていたので読んでみるか~と購入。
正直なところ、最初はごちゃごちゃして読みづらいな〜って思っていたのだけれど、徐々にキャラたちに慣れてくるとそれぞれの関係性を感じられて非常によかった。いろんなカップリングの関係性が味わえるいい作品だけど、とっつきにくいのはあるのかもしれん。二周読むと感想かわるかも?
なんか既視感というか、似たようなものを読んだことがあるなと思って頭の中を探ってみたのだけれど、多分ひだまりスケッチなのかもしれない。あれもたくさんの登場人物、それぞれの関係性という感じなので。
感覚としてはうるせえギャグ寄りのひだまりスケッチをいきなり途中から読まされた、なのかも。
探偵夢宮さくらの完全敗北 1巻
イキリにゃんぽこ先生あらため、ちょぼらうにょぽみさんのまさかのきらら連載。本人曰く出禁くらってたそうだけど別にそんなことは無いとかなんとか。
まぁ内容はいつも通りのちょぼ先生という感じなのだが、意外にもきらら感をちゃんと感じるんだよな。遠慮のない女同士のやり取りはきららの花だと思っているので…(はなまるスキップ…どうしておわっちゃったんだ…)
現在休載?中のようなので続きを早く読みたいわね。
ルリドラゴン 1
ほんとの日常系ってこういうことだよな、と思う。(いつまでもきららを日常系扱いする人の多いこと多いこと…)
頭からいきなり角が生えるということ、仮面ライダー要素が多いことからまぞくと比較されたりもしてたなぁ。でもまぞくよりももっとスケールの小さい現実味のあるお話かも。
角が生えるとかいうデカい現象の割には特に事件に巻き込まれたりピンチに陥ったりもせず、等身大の女の子の悩みレベルにとどめていてしっかりと腰を据えて日常ものをやろうと感じさせられた。
ただ、その裏で娘が変わらない日常を過ごせるよう気を回すお母さんが、ほんとにいいキャラだよね…
休載してるっぽいから続きかいてほしいね。
ゆるキャン△ 15巻
キャンプいぎでえよお…………
金色のガッシュ!! 完全版 全巻
ガキの頃になんとなくアニメを見た記憶があるなぁ程度の知識しかなかったのだけど、安くなっていたのでこの機会に一気に読んでみるか~と思って購入。
いや、面白すぎる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
めちゃくちゃ泣いてしまいました。いい話過ぎ。
清磨も最初こそクソガキって感じだったけどもうガッシュを王にすると決めてからイケメンすぎる。あとタフすぎる。
ガッシュもさ~~~~~~~~ガキンチョかとおもってたけどめちゃくちゃ芯があって王の器もあっていいじゃんか~~~~~~~
いちいちさ、いい子過ぎる。泣く。
二人で成長していくの、いいね。
卒業式、ボロ泣きですよあんなの。お互いがお互いの師………
他の魔物たちもいいね!バディものだからいろんな物語を見れるし、ちゃんと見せ場もあって。もう、なんかみんな好きになっちゃうね。
そして、ガッシュのひたむきさに救われたり共感したりして、この中のだれが王になってもいい世界にしような!ってなるの、非常にいい……
いや~~~~~こんな面白かったなんて…
先月の超電磁砲もそうだけど、やっぱ人気の出る作品はちゃんと面白いんだな。
それはそれとして雷句先生のギャグセンスはなんなの?
金色のガッシュ!!2 2巻まで
と、いうわけでまんまと今更新中のガッシュ2まで見てしまうわけで…
いや~~~~~~~ガッシュ、大きくなったねぇ……
1のときに思ってたんだけど、魔本が焼かれたって別に死ぬわけでもないしなあ(まぁ最終的に魂消えるかもって話にはなったが)というのをこう、最初っから魔界で人死に出すの重いわよ、ほんとに死んでるのかわかんないけども。
やっぱりね、関係性が好きなので清磨たちはもちろんほかのペアもどんどん再登場しちゃうとうれしくなっちゃうね。
メンバー揃えるまではちょっとどういう話に持っていくのかわかんないけど、一つ一つの戦いの熱いドラマは変わらずなのでとても楽しみ。
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet
ずっと読みたいな~と思っていたのでようやく読んだ。いや~~~~~気持ちが沈むわね…。もっと若い、それこそ学生の頃に読んでたら大きく感想が変わってたかもしれない。
俺は実弾を撃ててるか?実弾を撃つことがいいことなのか?砂糖菓子の弾丸をいつまでも撃ってていいのか?いろいろ考えさせられた。
藻屑の父親が最後まで砂糖菓子の弾丸を撃ち続けた結果なのかな、みたいな。
身体障害や、あえて言語化はしてないけど発達障害とかもテーマになっており、子供じゃどうにもできないな…って感じでままならない話だった。
青野くんに触りたいから死にたい(11)
過去編、キツイよ~~~~~~~~~~。基本的にホラー漫画なんだけど、過去編に関してはずっと最悪の家庭環境の話ばかりしていてもう、心がすり減る。
青野君の過去、というよりも、やっぱ青野君の母親がどういう人間だったのか、というところがキーよなぁ。優里が青野君を受胎する、というながれで母親の記憶を追体験しているが、やっぱり優里よりも姉のほうが母親に近い気がしてならないんだよな、精神の不安定さが。この辺どう回収するのかが気になる。
そいねドリーマー
裏ピクの宮澤先生の一巻完結小説。
タイトルしか知らなかったので、すやすやふわふわSFかと思ってたけど中身はかなり異能バトルものだったかも。いや、バトルはそんなにやってないけども…
夢に入ったことを示す「zzz」というマークが章をまたいだときは書かれないことを利用した叙述トリックのような書き方は、今自分が夢を見ているのか起きているのかわからなくなる感覚で面白かったし、だんだん現実と夢の区別がつかなくなっていく恐ろしさもあってよかった。
ただ、せっかくの夢の世界でいろいろできるって設定なのにそこら辺の描写は少なくて物足りないなあという気持ちは正直あったかも。書きたかったことがそこではなかったのか、単に尺がなかったのか…。
物語の締めはかなり余白を持たせているのでもうなんも言えないかも。続きが読みたいような、読みたくないような、夢を見ていたみたいな話だった。
どういう結末なんだろう。あの二人はどうなったんだろうな。でも、二人一緒ならそれでいいのかも。
今日、駅で見た可愛い女の子。(2)
タイルシール懐かしくて声出た。何だったんだろうな、アレ。異様な硬さもあったため机か何かに張ってたシールで突き指したことがあるのを思い出した。結構危なくない?
相変わらずあの頃の懐かしネタが豊富でとても楽しかった。
紙パックのリプトン、飲んだことないかもな…こんど飲んでみようかな。学生の頃は紅茶苦手だったけど、最近は飲めるようになってきたのでね。
生徒会にも穴はある!(5)
うめたんを、ありがとう… ご飯に誘われたたん、めちゃくちゃうれしそうでいいね…
あとやっぱ三枝さん好きだわ。この作品にまともな大人はいないのか?
星使いセレナ(3)
絵がめちゃくちゃかわいくて、話もワクワクするしとても好きだったのだけれど、完全に締めにも入れず投げっぱなしの打ち切りになってしまっておりめちゃくちゃに悲しい…
そういうことで、正直おすすめはできないんだけどホント好きなので…
【推しの子】 13巻まで
ジャンプラで途中まではおいかけていたのだけど、何かの拍子でぱったりみなくなっちゃってたので追いつくために読んだ。
いや~~~やっぱり面白い。
すまんやっぱルビー好きだわ。俺は顔がいい女がすき。
まとめ
今月は結構小説も読めたのでよかったな~という感じ。
ブラックフライデーセールでうっかり11世代のkindlePaperwhiteも買ってしまったし…
持ってたのは5年前とかだったみたい。やっぱ防水があると風呂で読めるのが大きいね。
小説読む機運がめちゃくちゃ高まっているので、どんどん積読を解消していきたい。
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