ラムって何さ?

ラムって知ってます?
羊じゃないんですよ
ジンギスカンじゃないんです

お酒です

ラム酒といえば伝わるでしょうか
ラムレーズンとか聞いたことありませんか?

そう、あのお菓子作りで香り付けによく使われるアレです


ラムってなに?

で、ラムって何なのさ?と思う人がいくらかいると思います
もちろんお酒好きの人からしたら当たり前に知っているかもしれませんが
意外と知られていないのですよね

ラムとは先ほど述べたように「お酒」すなわち「アルコール」です
日本では20歳未満は飲めませんし買えません

どんなお酒?

お酒にも色々ありますね
RTD(缶チューハイ)やビールのように5%前後のアルコール度数のものや
日本酒やワインのような15%前後のアルコール度数のもの
ウイスキーのように40%前後のアルコール度数のもの

ラムは基本的にアルコール度数が40%前後のものになります
お酒のカテゴリとしては蒸留酒、スピリッツに分類されます

上で述べたものに関して言うとビール、日本酒、ワインは醸造酒
缶チューハイはリキュール
ウイスキーが蒸留酒に分類されます

蒸留酒を簡単にざっくりと説明すると、蒸留することによって高い度数を得たアルコールです

製造工程に関してはまた機会があれば記事にしましょう

どんな味?

ラムはサトウキビを原料とした蒸留酒です
サトウキビから作られるものといえば?

そう、砂糖です

なので、というのは少し乱暴な説明かもしれませんが、やはり味は甘く感じるものが多いです

ただラムは世界中で作られていて、その種類はとても多いので味のバリエーションも様々となります

今後いろいろなラムの紹介も出来たらなと思います



さて、ここからが本題となります

みんなが知っているラムって何?

私はお酒が飲める年齢になって最初の頃からラムを飲んでいました
その理由は、当時大ヒットした映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの大ファンだったからです

主人公のジャック・スパロウがやけに美味しそうに飲んでいるのがラム酒でした

ストレートやロックは若い舌には刺激が強く、もっぱらコーラで割って飲んでばかりでしたが、それはもう最高に美味しかったのです


パイレーツ・オブ・カリビアンによる追い風もあり、日本でラムの認知は上がってきたものの、2022年現在、やはりウイスキーに比べるとまだまだな所があると思います

閑話休題

みんなが知っているラムって何なんでしょうかね?

例えばビールの味、といえばアサヒのスーパードライや、キリンの一番搾りなどの味を想像するかもしれません

例えばすっかり定番になりつつあるウイスキーが使われているハイボールの味、といえばニッカウヰスキーのブラックニッカクリアやサントリーの角瓶の味を想像するかもしれません

ではラムの味は?

…………

ラムって何さ?

というのが多くの人の本音だと思います

実際、ラムが何からできているお酒なのか知らない人は多いです
「バカルディ?……ってラムなんだ?」
程度の認識なんですよね
私の勤め先(酒販店)のアルバイトさんなんかそんな感じです
(もちろん全ての酒販店のアルバイトさんが、というわけではありませんが)

お菓子の香り付けのためのお酒だという認識の人も多いですね

ラムそのものよりも認知度の高そうなモヒートというカクテルがありますが、
モヒートはミントやライムの味が強く、
「モヒートってミントとライムの爽やかさがすごく美味しいカクテルだよね」
という感想が殆どで使われているラムに関する感想はあまり聞きません

もちろんラムをこよなく愛する人たちがたくさんいるのは存じていますが、
一般的な消費者の目線で考えると、その程度の認知度だと私は思います

なんだか物凄くラムをこき下ろしている感じになっていますが、
私はラムが大好きなんですよ
全てのお酒の中で1番好きです
日本で大ブームを起こしたいと思っているほどに

好きなんです

どうしたら多くの人にラムが認知されるのか
それは様々な方法があると思います
このnoteなどを使ったり、
TwitterなどのSNSを使ったり、
YouTubeなどの動画配信サービスを使ったり、
色々ありますね
私もそれらを駆使してラムを広めていきたいと思っています

さらにもう一歩進んだことを考えたいと思います

どうなればラムが一般的な酒となったと言えるのか

つまり、どういう状態になれば多くの人に認知されたと言えるのか、ですね
私には今のところ2つのビジョンがあります

① コンビニでの取り扱いが増える

今コンビニではビールや缶チューハイは当然、ワインや日本酒、ウイスキーなど多くの酒類を取り扱っていて、さらにはそれらにいくつもの選択肢が用意されています

ワインも様々な産地のものが用意されていますし、日本酒もワンカップをはじめとした経済酒、純米酒、吟醸酒。ウイスキーはスコッチやバーボン、それらのいくつかのブランドが置いてあるのをしびしば見かけます。

対してラムはバカルディやマイヤーズのポケット瓶が置いてあるくらいです


コンビニに立ち寄った時、バカルディはもちろんハバナクラブ、キャプテンモルガンほかアグリコールラムが置いてあるのを見かけたら、それは多くの人に認知されて、需要があるのだと言っても過言ではないと思います

(ただしコンビニの商品に関しては店長さんやオーナーさんの発注の采配によるので一概には言えません)

② 苦手なラムが出来る

これは、まあ変な意見であり、人によっては眉をひそめる意見かもしれませんが、
「あのラムの味は好きだけど、このラムの味は苦手なんだよね」
という会話が多くの人の間でされる状態の事を指しています

例えば、
「バーボン好きなんだけどスコッチは苦手なんだよね」
とか
「ブレンデッドウイスキーは好きだけどシングルモルトはクセが強くてなぁ」
などそのカテゴリについて専門的でなくとも意見の交換が発生している状態、ですね
(例は逆もまた然りです。気を悪くしたら申し訳ないです)

ラムはそのものがまだ浸透しているとは言えないですし、トラディショナル、アグリコールなど製法が様々あることも、製法によって、作られる地域によって味に個性が色々とあることも知られていません。

私としてはこの2つのビジョンが実現する為に何が出来るかを考え、実行していきたいと思います

まずはシンプルに、このnoteに色々なラムを、自分なりの感じ方で紹介していきたいですね


一応、一応改めてお伝えしてしておきますが、この記事で書いてあることはあくまで
私の主観、かつ未熟な知識によるものなので異論や反論等もあると思います
そういった意見はぜひお聞きしたい所ですが、できれば、優しく、お伝えください…!

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